訪問マッサージ、訪問リハビリの違いは?
2016年11月15日
こんにちは。マッサージ師の太田です。
11月も半ばになり、寒さも徐々に厳しくなってきましたね。月日の流れはあっという間ですね。
早いところではクリスマスのイルミネーションが始まっていますね。
今回は最近利用者様より質問を受けたことについてお話します。
「訪問リハビリと訪問マッサージってどう違うの?」
1、適用される保険
大きな違いはまず適用される保険の違いがあります。
● 訪問リハビリ
介護保険のサービスです。利用制限額があります。限度額を超えると自費負担となります。限度額の中には訪問介護、デイサービス、ショートステイ、訪問看護、福祉器具のレンタルなどの料金も含まれている為、利用には注意が必要です。
● 訪問マッサージ
医療保険のサービスです。特に利用制限額、期間および回数制限はありません。好きなだけ利用することができます。
2、施術者の資格の違い
次に施術を行う施術者の持っている資格が違います。
● 訪問リハビリ
理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、看護師が行うサービスです。
● 訪問マッサージ
あん摩マッサージ指圧師が行うサービスです。
ひまわりの提供できるサービスは訪問マッサージです。
3、自己負担金
●訪問リハビリ
原則1割負担です。これは身体障害者も同じです。
●訪問マッサージ
加入している保険により自己負担(1割~3割)が異なります。
また、生活保護・福祉医療受給者の方は自己負担が免除されます。
4、対象者
●訪問リハビリ
介護保険で介護認定された方や、通院が困難な方で、訪問リハビリテーションを希望し、医師が必要と認めた方が対象となります。
●訪問マッサージ
筋肉の麻痺や関節の拘縮などの症状があり、歩行が困難な人や寝たきりの人、主治医により医療マッサージの必要性が認められた人が対象となります。
その為、医療保険を適用してマッサージを行うには医師の同意書が必要になります。
具体的には、脳梗塞・脳出血後遺症や関節リウマチ、パーキンソン病、変形性膝関節症、変形性股関節症の方です。
また、それ以外の疾患でも廃用性症候群や手足の麻痺や関節の拘縮があり、医師がマッサージの必要があると認めた場合も受けることができます。
5、目的
●訪問リハビリ
利用者の身体機能の維持、または回復を図る目的で、日常生活の自立を支援する為にリハビリテーションを行います
●訪問マッサージ
マッサージなどで筋肉の麻痺による緊張や関節拘縮を和らげ、身体機能の維持・改善を目的としておこないます。マッサージだけでなく、関節可動域訓練、筋力強化訓練もおこない、日常生活動作を自力でおこなえるよう支援します。
「訪問マッサージ」と「訪問リハビリ」では行っている施術の内容は似ているところもあるかもしれませんが、実際にはこれだけ違うことがあるのです。
訪問マッサージでは無料体験を随時行っています。マッサージに興味のある方や悩みのある方は、お気軽にご相談ください!
Posted by 訪問マッサージひまわり at 18:30 / 地域 訪問マッサージ、訪問リハビリの違いは? はコメントを受け付けていません
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