立ち上がり ポイント③
2010年1月5日
介助をするとき、運動障害の程度に合わせて介助のポイントは変わってきます。
介助の際、基本的な原則としては、
・姿勢を保持できないときには体を支える
・脚力が弱いなどの問題があればこれを補う
というような形で障害に対して介助を行います。
たとえば、姿勢を保持できないような重度の片麻痺の患者様を介助する場合には、
介助者は脇から背中に手を回して体がまっすぐになるように支え、
さらに、介助者は両膝で介助を受ける人の両膝を挟むようにして固定し、膝折れしないように下肢を支えます。
軽度の片麻痺の患者様では、
介助者が患者様の麻痺側から背中に手を回して、もう一方の手で脇から麻痺側の上肢を軽く支えながら一緒に立ち上がるようにします。
よく介助者が介助を受ける患者様の下肢の間に入り込み、首や肩に手を回してもらい立ち上がりの介助をする方法がありますが、
患者様に近づきすぎると、重心移動が妨げられて、介助者の負担が大きくなってしまいますので、
「前方に重心移動させやすいよう近づきすぎないように空間をあける」ようにしましょう。
Posted by 訪問マッサージひまわり at 14:01 / リハビリ介助の仕方 立ち上がり ポイント③ はコメントを受け付けていません
- 2019年03月 22日
骨粗鬆症の患者様の施術のご紹介 - 2018年12月 28日
◎パーキンソン病の患者様の施術のご紹介 - 2018年12月 21日
◎両側性変形性膝関節症からの人工関節置換術の患者様の施術のご紹介 - 2018年12月 17日
脳出血後遺症と腰椎破裂骨折の患者様の施術のご紹介 - 2018年10月 29日
閉塞性動脈硬化症の患者様の施術のご紹介 - 2018年08月 30日
アルツハイマー型認知症、廃用性症候群の患者様の施術のご紹介 - 2018年07月 06日
変形性膝関節症の患者様の施術のご紹介 - 2018年07月 03日
大脳皮質基底核変性症の患者様の施術のご紹介 - 2018年06月 29日
脊髄空洞症の患者様の施術のご紹介 - 2018年06月 27日
脳血栓後遺症の患者様の施術のご紹介
訪問マッサージひまわり
住所:〒501-1166
岐阜市西改田村前104-1
電話:058-234-1386 FAX:050-3588-1562