移乗動作(トランスファー) 介助のポイント③
2010年1月18日
移乗動作(トランスファー) 介助のポイント③
・介助を受ける患者様を抱き上げない
移乗動作の中で、介助者が介助を受ける患者様を立たせるとき、立たせようと抱き上げがちになります。
しかし、このやり方で患者様を立たせるのは大変です。
なぜなら、介助を受ける患者様は体を前に倒すことができず、立ち上がりの動作で大切な前方の体重移動ができないため、重心が後ろに残ってしまい立ち上がりにくくなります。
その結果、介助者は介助を受ける患者様のほぼ全体重を持ち上げなければならなくなり負担が大きくなってしまうからです。
同じように患者様を立ち上がらせる方法でも、介助者が前後に足を開き患者様を抱えた姿勢から後ろに重心を移動することで、介助を受ける患者様も前に重心移動が自然にできるようになるため立ち上がりやすくなります。
この方法なら立ち上がりがスムーズにできるだけでなく、介助者の負担もずっと軽くなるでしょう。
タグ: リハビリ 移乗 介助 トランスファー 立ち上がり 方法
Posted by 訪問マッサージひまわり at 22:43 / リハビリ介助の仕方 移乗動作(トランスファー) 介助のポイント③ はコメントを受け付けていません
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