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‘リハビリ介護の方法’ カテゴリーのアーカイブ

寝たきり予防と介護とは

2011 年 12 月 5 日 月曜日

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お年寄りの方の中には体を動かさないで一日ほとんどの時間をベッドで過ごすという方も少なからず見えると思います。
人は体を使わないと使える機能がどんどん衰え、使えなくなってしまいます。
そのまま放っておくと寝たきりになってしまうこともあります。
お年寄りの方を寝たきりにさせないためにも、そのような働きかけをしていく必要があります。
寝たきり予防として、介護者が意識すべき点は以下のものがあります。
●本人の体の状態をよく知っておく
無理に動いたりしない方がいい場合もありますので、主治医と相談し、今の状態をしっかりと把握しておくことが大切です。
●動きやすい環境をつくる
普段何気なく生活している家でも、お年寄りの方にとっては危険がいっぱいです。
お年寄りの方が安心して動くことのできるような環境作りが大切です。
●できることはやってもらう
できることでもやらなければ、本当に出来なくなってしまいます。
できることは積極的にやってもらい、機能回復・維持をしていくことが大切です。
●ヘルパーやケアマネージャーに相談をする
身内にいろいろ言われても、素直に聞いてもらえないこともあります。
そういった場合は、ヘルパーさんやケアマネージャーさんに相談をしてみるといいでしょう。
いいアドバイスをいただけると思います。
寝たきりを防ぐためには、本人さんの意欲も必要ですが、それ以外にも介護者が意識していかなけらばならない部分もあります。
上記の注意事項をしっかりおさえておくといいでしょう。

お年寄りの方への接し方と介護の基本

2011 年 11 月 28 日 月曜日

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お年寄りの方へ思いやりのある介護をしていくことが大切です。
お年寄りの方との接し方・介護で基本となることは、コミュニケーションです。
本人さんの意思、プライド、個性を尊重した接し方をしていきましょう。
今回は、お年寄りの接し方と介護についてのポイントを紹介します。
① あいさつをする
あいさつはコミュニケーションの基本です。朝や寝る前はあいさつをしましょう。
② 何かする前に「何を」するのかを話す
食事や髪の毛を洗うなどこれから何をするのかを伝えるようにしましょう。
③ 相手にわかりやすく説明する
簡潔・具体的に説明をするようにしましょう。
一度に多くのことを言わないように注意です。
④ 一言声をかける
急に触られたり、後ろから声をかけられるとびっくりするものです。
不安を与えないように一言声をかけるようにしましょう。
⑤ 声の大きさ、トーン、話すスピードを意識する。
相手に聞き取りやすい声の大きさ、ゆっくりとした速さで話すことが大切です。
⑥ 相手の話を否定しない。
どんな内容でも頭から否定をしないで、話をよく聞いてあげましょう。
思いやりのある介護でお年寄りの方が安心して生活できるようにしていきましょう。

「老人性難聴」への対処

2011 年 11 月 21 日 月曜日

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高齢者の方では、高い音が聞きとりにくくなる、音は聞こえてもそれが言葉として聞き取れないということが多くなります。
これが「老人性難聴」です。
聞きとりにくくなることから聞き返すことが多くなってしまいます。
そのため、コミュニケーションを上手くとることができず、次第に話すことを避けるようになってしまう方も少なくありません。
コミュニケーションをとらなくなることで、周囲から孤立してしまい、認知症につながるケースもあります。
高齢者の方に難聴の症状が出てきた場合は、以下の対処をしてください。
①お医者さんに受診する。
難聴の症状を感じたら、早めにお医者さんに受診するようにしましょう。
②はっきりと発音して話す。
早口・こもった話方は、聞きとりにくいものです。
はっきりと発音して、少しゆっくり話すように心がけましょう。
③補聴器を使用する。
お医者さんで補聴器が必要と診断された場合は、補聴器の専門店でつくってもらいましょう。
補聴器は、ぴったりと本人さんに合うようにつくるためには調整が必要ですので、
合うものを作ってもらうために、しっかりとアフターケアを受けましょう。
「老人性難聴」に対して、きちんと対処していきましょうね。

ちょっと様子がおかしいと感じたら!?救急車を呼ぶタイミング

2011 年 11 月 18 日 金曜日

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命に関わる危険な状態のときは、救急車を呼ぶ必要があります。
誰の目から見ても「危険だ!」と判断できる状態であれば、迷うことなく救急車を呼ぶことが出来るでしょう。
しかし、そういった場合ばかりとは限りません。
ちょっといつもと様子が違うな、おかしいなと感じたときはどうすればいいのでしょうか?
そういった救急車を呼んだほうがいいのか判断がつかない状況に遭遇する可能性もあります。
判断が鈍り、そうこうしているうちに、より危険な状態になってしまうこともあります。
そうならない為にも、今回は救急車を呼ぶタイミングについてお話します。
まず、お年寄りの方が倒れた・様子がおかしいと感じたら以下のことをチェックしてください。
①意識があるか
意識がない、意識がもうろうとしている、たたいても反応がない、わけのわからないことをしゃべっている場合は救急車を呼ぶようにしてください。
②呼吸があるか
呼吸をしていない、呼吸が弱い、不規則・おかしな呼吸と感じた場合は救急車を呼んでください。
呼吸は、「目で見る、耳で聞く、皮膚で感じる」の3つを意識してください。
お年寄りの方の顔に、自分の顔の側面を近づけます。
胸部の浮き沈みを目で、呼吸による空気の流れを耳で、呼吸の風を皮膚で感じます。
③脈拍があるか
脈拍がない、脈拍が不規則・おかしいと感じた場合は救急車を呼んでください。
一般的には、頚・肘・手首で脈を感じることができます。
お年寄りの体の状態は変化しやすいものです。
少しでもおかしいと感じたら、主治医の先生に診てもらうこと。緊急の場合は、迷わず救急車を呼ぶようにしてください。

応急処置を勉強しよう!

2011 年 10 月 31 日 月曜日

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救急の事態の際、第一発見者の処置がとても大切になります。
介護の現場において、救命救急処置を行わなければならないことは稀です。
しかし、いつこのような場面に遭遇するかは誰にもわかりません。
もしもの時のために、救命救急処置の勉強をしておくといいでしょう。
処置について勉強をされる際は、お近くの消防署に問い合わせをしてみましょう。
一般の方を対象として、定期的に講習会が行われていることと思います。
いざというときのために、一度講習を受けることをおすすめします。

緊急!救急車を呼ぶ手順!

2011 年 10 月 24 日 月曜日

いつ何時、救急車を呼ぶ場面に遭遇するかわかりません。
必須事項をまとめて紙に書いておきましょう。
<救急車を呼ぶ手順>
① 電話で「119」
② 救急であることを伝える
③ 「住所」と倒れた方の「氏名」「年齢」を伝える
※家への道順、目印になる建物、家の外見などを伝える。
④ 「いつ何をしているとき」、「どのようにして」倒れたかを伝える。 
⑤ 現在の状況を伝える
・意識
・脈拍
・呼吸
・顔色
・外傷の有無
必要になるものをすぐ持ち出せるよう以下のものをまとめて置いておくといいでしょう。
<持っていくもの>
・保険証
・服用している薬、薬の一覧表
・ハンコ
・現金、預金通帳
・筆記用具
・携帯電話
・緊急連絡先
・テレホンカード
救急車が到着したら、救急隊員の指示に従って行動してください。
救急車の中では、
・経過
・本人の持病
・かかりつけ医療機関名
を含め、聞かれた内容について伝えます。
日頃から緊急の際の準備をしておくことが大切です。

もしも、お年寄りの方が倒れてしまったら・・・。救急の対処の仕方

2011 年 10 月 11 日 火曜日

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急病、事故などにより、お年寄りの方が倒れてしまうことがあるかもしれません。
いつ何時このような状況に直面する誰にもかわかりません。
介護者の方は緊急の場合の対処方法をしっかりと知っておきましょう。
<対処の仕方>
①状態の把握
まず、どんな状態なのかを把握することが大切です。
「あわてず」以下のことをチェックしましょう。
<瞬時のチェックポイント>
①意識はあるか
②呼吸はあるか
③脈拍はあるか
④顔色はどうか
⑤痛みやしびれはないか
・意識がしっかりしている場合
主治医の先生に連絡して来てもらう、もしくは、指示を仰いでください。
判断がつかない場合は、救急車を呼びましょう。
②救急車を呼ぶ
下記のような場合は、ただちに救急車を呼んでください。
●意識がない、はっきりしない
●反応がない、にぶい
●脈拍がない、よわい
●呼吸がない、おかしい
●痛みを訴える
救急車を呼ぶ際、現在の状態を説明しましょう。
※意識がない場合の対処
本人を動かしたりしないで、呼びかけ続けてください。
※呼吸がない場合の対処
気道を確保します。
①本人のひたいに手をおき、アゴの先を手で支えます。
②アゴの先を持ち上げ、同時にひたいを下げるようにします。
処置までの時間によって生死や予後もかわります。
早期の対処ができるよう、知っておきましょう。

介護者必見!知っておきたい高齢者の感染症対策・ポイントとは!

2011 年 9 月 26 日 月曜日

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お年寄りの方は、若いころと比べて免疫力が低下しています。
つまり、感染症にかかりやすい状態であるため、それに対する予防を行っていくことが大切です。
では、どんなことに気をつけていけばいいのでしょうか?
具体的には、以下のことをしっかりと行いましょう。
<感染症対策>
①体を清潔に保つ
全身をはじめ、口腔内や陰部、その他汚れがたまりやすい場所は、定期的に手入れをし、いつも清潔にしておくことが大切です。
②管は清潔に
吸引器などの管を扱う場合は、手洗いをし、また器具は常に清潔な状態にしておくようにしてください。
③介護者の手洗い・うがい
お年寄りと接する介護者が清潔でなければいけませんよね。
こまめな手洗い・うがい、また食品を扱うときは必ず清潔にしましょう。
④お年寄りの方の体調管理
日頃から体調のチェックをしっかりと行うことが大切です。
また、食事による十分な栄養補給、睡眠をとって、抵抗力を保ちましょう。
⑤お医者さんにみてもらう
早期発見であれば、重症化する前に対応できます。
体調に変化がみられた場合は、なるべく早く医師の診察をうけましょう。
季節に関係なく、感染症は起こります。
毎日清潔を心がけ、無意識にこれらのことができるようにまずは意識して取り組んでいきましょう。

体調の変化をチェック!呼吸の測り方とポイント

2011 年 9 月 12 日 月曜日

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誰でも自分の体調がいつもと少し違うなと感じたことがあると思います。
そう、体調は毎日同じではありません。
特に高齢者の方では、ちょっとした変化にも注意が必要になります。
体調の変化にいち早く気がつくためにも、毎日決まった時間の体調チェックを行うようにしましょう。
今回は、呼吸の測り方とポイントについて紹介しますね。
起きているときの呼吸は、規則的に行われています。
しかし、眠っているときの呼吸は、不規則になりがちです。
起きているときも、眠っているときも観察しましょう。
また、眠っているときは、苦しそうでないかを見るようにします。
ただし、アゴを動かす時は、呼吸の妨げになる可能性がありますので注意してくださいね。
★呼吸の測り方・ポイン
①正常回数を知っておく。
正常な呼吸の数は、一分間に14回~20回といわれています。
それよりも少ない、また多い時は注意しましょう。
②胸の上下で測る。
脈の測定が終わったら、脈を測った手はそのままにし、胸が上下する数を数えます。
それが呼吸数になります。
③無呼吸の有無を確認する
不規則な呼吸の場合、呼吸をしていない時間がある可能性がありますのでチェックが必要です。
毎日測定し、健康なときの数値を把握しておくことが大切です。
その数値をもとに、変化が大きい場合、上昇・下降しているときは注意が必要ですよ。

体調の変化をチェック!脈の測り方とポイント

2011 年 9 月 5 日 月曜日

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「いつもと違うな?」と気がつくためには、普段の様子をよくみていることが大切。
毎日同じようでも、体調がまったく同じ日はありません。
体調の変化にいち早く気がつくためにも、毎日決まった時間の体調チェックを行うようにしましょう。
今回は、脈の測り方とポイントについて紹介しますね。
★脈の測定方法とポイント
まず、脈を測るときに診てほしいのは以下の3つです。
●数
●リズム・速さ
●強弱
ポイント
①回数の測り方
正常な脈拍数は、1分間に60回から80回と言われています。
脈が規則的・安定しているのであれば、15秒測り、その回数を4倍にして1分間の回数とします。
脈が不規則で不安定な場合は、1分間測るようにしましょう。
②測る部位
脈を測る部位はいくつかあります。測りやすい部位で測りましょう。
<脈のとれる部位>
・頸部
・鼡径部(そけいぶ)
・腕を曲げる部分
・手首
③測る指について
脈は、中指で測るようにします。軽く当てる、おくくらいのイメージで測りましょう。
しっかり測ろうとすると強く押さえがちになりますので注意してください。
毎日測定し、健康なときの数値を把握しておくことが大切です。
その数値をもとに、変化が大きい場合、上昇・下降しているときは注意が必要ですよ。

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