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‘リハビリ介護の方法’ カテゴリーのアーカイブ

パーキンソン病の方のための生活環境改善

2011 年 5 月 2 日 月曜日

パーキンソン病の特徴として、体の動きがこわばることやバランスがとりづらいことなどがあります。
そのため、転倒などの事故が起こることも少なくありません。
ですから、安全な環境づくりをしていくことが大切なんです。
ここで、安全な生活環境を整えるためのポイントいくつか紹介します。
① 段差をつくらない!
パーキンソン病の方は、小刻み歩行やすり足歩行になります。
小さな段差もつまづく原因になりますので、敷居の段差やじゅうたん、カーペットなどのめくれは失くしましょう。
② 段差が分かりやすいように!
段差でもどうしようもないところなどもあると思います。そういったところは、チェックをつけたり、色を変えて分かりやすいようにすることが大切です。
③ 手すりをつける!
バランスの不安定なパーキンソン病の方には、手すりがあることはとても助かります。廊下の壁や浴室、トイレなどに手すりを設置しましょう。
④ 部屋の整理
バランスが不安定のためまわりのものにつかまって歩く方もみえると思います。このときはつかまり歩きがしやすいように周りに置いてある机や台などの配置を変えていきましょう。
より住みよい生活環境に改善していきましょう!

骨を強くして寝たきりを予防しよう!

2011 年 4 月 2 日 土曜日

みなさん、骨粗鬆症はご存知でしょうか?
これは、骨がスカスカになりもろくなってしまう病気です。
実は、この骨粗鬆症が原因で寝たきりになってしまう人はとても多いんですよ。
そうならないためにも、骨を強くすることが大切です。
今回は、骨を強くする食べ物・食事のポイントを紹介していきたいと思います!
まず、骨の強度を保つ上で欠かせない成分とはなんでしょう。
そう!「カルシウム」ですね。
体内に存在するカルシウムの99%は骨に含まれています。
我々の体を流れる血液の中にもカルシウムが含まれており、その濃度はいつも一定に保たれています。
しかし、カルシウムを摂取しなかったり、摂取量が少ないと、血中のカルシウム濃度を保つため骨のカルシウムが使われ、骨がもろくなってしまいます。
そのため日ごろからカルシウムをある一定以上摂取する必要があります。
さて、みなさん!骨粗鬆症を予防するためには一日どれくらいのカルシウムをとらなければいけないか知っていますか?
なんとその量「600mg!!」←※30歳以上の男女の場合
1リットルの牛乳パック半分以上です。
結構摂取するのが大変そうですが、骨粗鬆症を防ぐためにはこの量以上のカルシウムを摂取しなければなりません。
ただし、カルシウムをただ取ればいいというわけでもないのです。
せっかくカルシウムをとっても吸収されなければ意味がありません。
骨粗鬆症を予防するためには、摂取したカルシウムが効率よく吸収されるかが大きなポイントとなるのです。
カルシウムの吸収を助けてくれる栄養素「ビタミンD、ビタミンK、マグネシウム、タンパク質」もバランスよくとることがとっても大切です。
では、カルシウムの上手な摂取方法・ポイントをご紹介しましょう。
★その一 乳製品を摂る!
カルシウム不足の原因として、乳製品の不足があげられます。牛乳を摂りましょう。「乳糖不耐症」の人は、乳糖が分解されているチーズやヨーグルトを摂ってください。
★その二 大豆製品を摂る!
豆腐屋、納豆などの大豆製品にはカルシウムが豊富に含まれています。乳製品が苦手な人は、大豆製品でカルシウムを摂取しましょう。
★その三 日光をあびる!
なんで??と思われるかもしれませんが、日光を浴びることで体内ではビタミンDが合成されます。このビタミンDは、カルシウムの吸収を高めてくれる働きがあります。食品では、魚介類、きくらげ、シイタケ、肉の肝臓、バター卵黄などからも摂取できます。カルシウムとビタミンDは一緒に摂るのがベストです。
★その四 マグネシウムを摂る!
マグネシウムが不足すると骨に影響を及ぼし、骨によくありません。また、取りすぎもよくないので、カルシウム2に対してマグネシウム1の割合で摂取するようにしましょう。
※魚介類、大豆、アーモンドなど
★その五 味付けは薄めで!
味付けが濃いと塩分の摂りすぎになりがち、せっかくカルシウムを摂取しても尿と一緒に出てしまうので注意が必要です。
★その六 お酒の飲みすぎに気をつける!
アルコールの飲みすぎは、カルシウムの吸収を悪くし、ビタミンDの働きも抑えてしまします。ビールは一日中ビン一本で!
★その七 たんぱく質を摂る!
タンパク質はカルシウムの吸収を助ける働きがありますが、摂りすぎるとカルシウムの利用を悪くします。一日3食の食事を摂り、毎食、魚・肉・卵・大豆製品を使ったおかずを一品、摂るようにしましょう。
★その八 リンには要注意!
炭酸飲料やインスタント食品、スナック菓子などに多く含まれるリンは、摂り過ぎるとカルシウムの吸収を妨げます。ほどほどにしましょう。
これらのことを意識していくことで、骨粗鬆症・寝たきりの予防をすることができます。
まずは、食事から改善していきましょう!

認知症を防ぐための健康管理

2011 年 3 月 31 日 木曜日

認知症には、病気によって起こるものがあります。
それは、脳の血管が詰まったりする脳血管障害(脳卒中)です。
この病気は動脈硬化が原因となるため、血管が硬くならないための生活が大切です。
まずは、食事。タンパク価の高い食品を取り、塩分の多い食品は控えるようにしましょう。
次に、運動。外の刺激はいい刺激となりますので、歩けるようなら一日2、3回10分程度の散歩をするようにしましょう。車椅子の方にも外出はおすすめです。
また、脳トレを行うのもいいでしょう。簡単な書き取りや数字の計算、また手や指の体操などを行うと脳にもいい刺激になります。
最後は、定期的に検診を受けることが大切です。
こういった生活の中の健康管理が認知症の予防になります。

認知症の方への対応・接し方

2011 年 3 月 26 日 土曜日

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認知症になってしまう、または認知症を進行させる原因としては、お年寄りの方が孤独感を感じることです。
ここで大切となるのが、「接し方」です。
お年寄りの方は、とても繊細な心を持っています。
家族の方などのさりげない一言や対応が相手の心を傷つけ、認知症になってしまったり、進行させてしまうことがあるのです。
では、ここで認知症の方との接し方について紹介します。
接し方の注意としては、
①バカにするようなことを言わない。
②なにか失敗をしてもしからない。
③無視をしない
④急がせたり、あわてさせたりしない。
⑤表情や行動でいやな態度をとらない。
⑥相手が話そうとしていることを先に言わない。
などがあります。
また、良い接し方として、相手の目線に合わせて話をすることやスキンシップをとるようにしましょう。
そうすることで、お年寄りの方も不安が和らいで安心します。
何気ない言動や態度にも気をつけることが、認知症を予防したり、進行を食い止めることにつながります。
↓認知症の症状の対処方法はこちら↓
・もの忘れ
・徘徊
・夜間せん妄
・被害妄想
・介護拒否
・ろう便
・失禁

認知症を防ぐためには?

2011 年 3 月 24 日 木曜日

認知症の大きな原因としては、お年寄りの方が孤立してしまうことです。
周囲とのコミュニケーションが取れない・行動のペースが違うなどから孤立しがちになり、外部との接触がが少なくなっていきます。
こういった認知症になりやすい生活を続けていってしまうことで認知症になりやすくなってしまうのです。。
認知症を防ぐためには、お年寄りを孤立させないことが大切になります。
例えば、
① 接する際、お年寄り扱いしず、みんなと同じ対応をする。
② なにか出来る仕事を与える
③ 家族や近所の方などとの交流を図る
などを家族の方や介護者は意識していきましょう。
また、身につけている補聴器やメガネなどが本人に合っていないものだと、周囲との会話が上手くいかないこともあるようです。
そういったことにも注意し、認知症を防いだり最低限進行を抑えていきましょう。
↓認知症の症状の対処方法はこちら↓
・もの忘れ
・徘徊
・夜間せん妄
・被害妄想
・介護拒否
・ろう便
・失禁

認知症の症状と対処方法【失禁】

2011 年 3 月 18 日 金曜日

認知症の症状の一つに「失禁」があります。
失禁とは、簡単にいうとおもらしのことです。
おもらしをしてしまったときに大切なのは、周りの人の対応です。
叱ったり、追い打ちをかけるような言葉や態度はしないでください。
「おしっこをすると叱られる・・」と排便に対して恐怖心を抱いてしまいます。
対処の方法としては、
本人の様子をよく観察したり、時間を見計らってトイレに誘ってみるといいでしょう。
また、トイレに間に合わないようであれば、ポータブルのトイレや尿器を使うなどして、失禁をしてしまわないよう対処してください。
おもらしをしてしまったとき、本人もショックを受けていることが多いです。
「平気だからね!」「気にしないでね!」など声をかけてあげることも大切ですよ。

認知症の症状と対処方法【ろう便】

2011 年 3 月 14 日 月曜日

認知症の症状として「ろう便」があります。
ろう便とは、こねたりいじったり、あるいは壁や何かにぬりつけたりしてもてあそんだりする異常行動のことをいいます。
オムツの中に便があれば不快なため、自分の手で排除しようとし、そうすると今度は手についた便が気持ち悪いので他のものになすりつけようとするのです。
このろう便は、便を汚いものと認識していないことや、粗相が見つからないように隠してしまおうというケースがあります。
このろう便の対処方法として大切なことは、
まず、介護者が認知症にはろう便という症状があることをよく認識しておくこと、そして、母性的な受け止め方をすることです。
手や壁についた便をきれいにふき取り、臭いの始末をするなど速やかに対処しましょう。
また、朝の食事後にトイレに行く習慣をつけることで解消するケースもあるようです。

認知症の症状と対処方法【介護の拒否】

2011 年 3 月 7 日 月曜日

認知症の方の中には、介護を嫌がられる方がいます。
介護者のペースで介護を行うために、介護を拒否されるのです。
例えば、トイレを無理に行かせたり、食事のタイミングを介護者ペースでするといったことがあります。
介護を受けられる方は、自分の思っていることを説明することができないので、こういった行動や態度をとることがあります。
確かに、誰でも、相手のペースで行動させられるのは嫌ですよね。
お年寄りの気持ちを考えての介護が大切になりますよ。
介護を拒否させる方の対処方法としては、
よく話しかけたり、話を聞いたりして安心させましょう。
また、介護者側も相手の立場になった対応、相手にも合わせた対応をするようにしましょう。

認知症の症状と対処方法【被害妄想】

2011 年 3 月 4 日 金曜日

認知症の症状の一つに「被害妄想」があります。
この被害妄想とは、事実ではないことをまるで本当に起こっていることのように訴える症状です。
例えば、
「何日もご飯を食べさせてもらっていない」
「命を狙われている」
「誰かに財産を奪われた」
といったことを訴えたりします。
本人は、嘘をついている自覚はありません。
ですから、対処としては
相手の話をよく聞いてあげることが大切になります。
「そんなわけないだろ!」と否定的な対応をすると、相手は、否定した人への不信感が高まってしまいます。
話を聞いて、「うんうん、そうですね」とあいずちを打ったり、肯定的な姿勢を見せることが大切になります。

認知症の症状と対処方法【夜間せん妄】

2011 年 2 月 28 日 月曜日

認知症の症状の一つに「夜間せん妄」があります。
夜間せん妄とは、夜になると、いろいろな不安や妄想が起こり、興奮状態となって騒ぎ出す現象のことをいいます。
せん妄状態となると、突然動き回ったり、大声を出す・話が全く通じなくなるなどの症状が起こります。
興奮状態となっている本人に「静かにしなさい!」としかってもおさまるものではありません。
「夜間せん妄」の対処方法としては、
ゆっくりと話を聞いて落ち着かせることです。
温かい飲み物を与えたり、ぬいぐるみ・クッションなどを抱かせる、背中や足をさすってあげるのも有効です。
部屋をしばらく明るくしておくと落ち着くこともあるようですよ。
この夜間せん妄は、夜眠れない、眠りが浅いなどの睡眠障害が引き金になることもありますので、夜しっかりと眠れるように、昼間に適度な運動をしてもらうのもいいでしょう。
薬で良くなることもあるようですので、もし「夜間せん妄」が何度も続くようであれば一度医師に相談することをおすすめ致します。

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