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‘リハビリ訓練’ カテゴリーのアーカイブ

リハビリ 関節可動域訓練(ROM)とは

2009 年 12 月 22 日 火曜日

リハビリで行わるものの中に「関節可動域訓練」と呼ばれるものがあります。
「関節可動域訓練」という言葉ではピンとこない方も多いと思います。
関節可動域訓練とは、関節拘縮の予防や関節可動域(関節を動かせる範囲)の維持、増大を目的として行われる運動療法のことです。
一般的に関節は動かさないでいると、関節の可動域が低下していく「関節拘縮」を起こします。
3週間以上動かさないでいると著しい関節拘縮が見られるようになります。
8週間以上の場合は、関節が元のように戻らなくなってしまうこともあるんですよ。
関節可動域訓練を行う際、無理に伸ばしたりすると痛みを起こし、かえって可動域の悪化を招く可能性があります。
そのため、関節可動域訓練は痛みの範囲内でのストレッチを原則として行うようにしています。
関節可動域訓練は関節拘縮を防ぐためだけでなく関節をもっと動かせるようになるためにもとても大切なリハビリなんです。

歩行動作とは

2009 年 11 月 28 日 土曜日

歩行とはどういったものなのかということを紹介したいと思います。
まず、歩行とは、転倒しないで重心を乗せる面・位置を次々と変えながら目的の方向へ移動する動作のことをいいます。杖や装具を用いても歩行も含みます。
歩行にはサイクルがあり、片方の脚の踵が床についている状態からふたたび同じ側の踵が床につくまでを1サイクルといいます。
つまり、2歩ってことです。
この間を次のように分けることができます。
・立脚期
足が地面についている間の時期をいいます。
踵が地面につく → 足の裏が地面につく → 片脚で体を支えている期間(立脚中期) → 踵が地面から離れる → つま先が地面から離れる
この流れが行われます。歩行1サイクルの約60%がこの動作期間です。
・浮遊期
足が地面から浮いている時期をいいます。
足が体の後方にある期間(加速期) → 足が体の真下にある期間(浮脚中期) →足が体の前に振りだされている期間(減速期)
この流れが行われます。歩行1サイクルの約40%がこの動作期間です。
・二重支持期
両足が共に地面についている時期をいい、歩行1サイクルの内15~25%あります。
歩行の速度が速くなると二重支持期は少なくなります。二重支持期が0になると、両足が同時に地面から離れている期間ができるので走行となります。

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