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‘リハビリ 用具’ カテゴリーのアーカイブ

歩行器を使っての歩行 歩行器の種類

2010 年 4 月 5 日 月曜日

歩行の際、足腰が弱った人やふらつきが大きい人は歩行器を用いるようにします。
歩行器が一人で使えるようになると活動範囲が広がり、介助者の負担も軽減します。
歩行器にはいくつかの種類があり、使用する人の状態や用途に合わせて選ぶようにします。
☆歩行器の種類
歩行器は大きく分けると「持ち上げ型」と「キャスター付」に分けられます。
① 持ち上げ型歩行器
  歩行のバランスや足腰の筋力が低下している人に向いています。両手が使えることが前提です。
② キャスター付歩行器
  肘で体重を支えられる人や歩行バランス障害の軽い人に向いています。
キャスター付歩行器は、楽に進める利点がありますが、スピードが出るので転倒する危険があります。そのため足がもつれやすい人には向きません。
使用者の身体状況、使用する場所を考慮して、安全なものを選ぶようにしましょう。

杖を使っての歩行 杖の種類

2010 年 3 月 29 日 月曜日

歩行の際、軽いふらつきがある人は杖を用いるようにします。
杖にはいくつかの種類があり、使用する人の状態に合わせて選ぶようにします。
☆杖の種類
① T字型杖
  最も使用されるタイプです。握りやすく安定感もあります。
② 多脚杖
  T字型杖ではふらつく場合に用いられます。安定性には優れていますが、重く、また、すべての脚がきちんと地面についていないと安定しません。
③ ロフストランド杖
  握りと腕のカフの二か所で保てる杖です。筋力が弱くT字型杖をつく力が不十分で不安定な人が使います。
また、形状とともに重要なのが杖の長さです。
杖の長さは、杖を下についたとき、肘が軽く曲がる程度(30度)がちょうどいい長さになります。
ただし、腰の曲がった人の場合は、やや高めの杖を選ぶようにすると歩きやすいので覚えておきましょう。

車いすの正しい乗り方・姿勢

2010 年 3 月 4 日 木曜日

車いす利用者の中には、浅く腰をかけて仰向けのようになって乗っている人がいます。
こういった姿勢は、乗りにくく、操作がしづらい悪い姿勢です。
また、無意識に楽な姿勢をとり、体をねじったり左右どちらかに傾けたりしている人も見えます。
こういった悪い姿勢で車いすに乗ると、ずれ落ちたり、「褥瘡」になる危険性があります。
そのため、車いすには正しい姿勢で乗ることが大切です。
ここで、車いすに正しく乗るためのポイントを紹介しましょう。
ポイントとしては「2つ」あります。
①車いすには深く腰掛ける
②体制をやや前かがみにして動かす。
※特に片麻痺がある人は、麻痺側の足腰がずれてきて仰向けになりがちなので「やや前かがみ」を常に意識しましょう。
前かがみになれない人は、タオルやクッションを背中と背もたれの間に挟むようにして上体を起こします。
この2つのポイントを意識して正しい姿勢で車いすに乗るようにしましょう。

自力での車椅子の移動 操作方法

2010 年 3 月 1 日 月曜日

 
歩行が困難な人でも、自走式車椅子を使えば、介助を受けなくても移動することができます。
ただし、外は段差や坂などがあり一人で危険なので、施設内や家の中、または周辺といった行動範囲に限られます。
☆車椅子の操作方法
自走式車椅子には、両輪にハンドリムがついていますので、それを握って車椅子を操作します。
・基本動作 4つ
①前進 : 体のやや後ろのハンドリムを握り、前に大きく押し出す・こぎだすようにし      て車輪を回転させます。
②後退 : 体のやや前のハンドリムを握り、後ろに引くようにして車輪を回転させま       す。
③左右に曲がる : 右に曲がるときは右の車輪よりも左の車輪を大きくこぎ出して回転          させます。左はその反対です。
④回転 : 左側のハンドリムを前方にこぎ出し、右側のハンドリムを後方に引くとその      場で回転できます。
事故防止のため、車椅子の運転時はハンドリムに手をおいて、いつでも止めら
れるようにしておきましょう。

車椅子の種類

2009 年 12 月 30 日 水曜日

車椅子の車体構成や使用目的によって車椅子は分けられます。
ここで、いくつかの種類を紹介しましょう。
・スタンダードタイプ
 一般的な車椅子がこれにあたります。大車輪が後ろについていて、駆動(動力を伝えて 動かすこと)しやすいです。
・オーダーメイドタイプ
 使用される本人の手足の長さや四肢の可動範囲・使用目的を考慮して作られるので、よ り使いやすいですが、完成までの期間が長いです。
・トラベラータイプ
 大車輪が前についていて、前後径が短く、小回りがききます。
・スポーツタイプ
 一般の車椅子とは比較にならないほどフレームの剛性・駆動効率は高く、とても軽いで すが、アームレスト(肘掛け)やブレーキがありません。
 
※フレームとは:車椅子を構成する主な部品のことです。車椅子の走行性や操作性も左右 します。
・リクライニングタイプ
 高位の脊髄損傷者の方で起立性低血圧の発作がある場合に用いられます。
 などの種類があります。

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