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認知症の方への対応・接し方

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認知症になってしまう、または認知症を進行させる原因としては、お年寄りの方が孤独感を感じることです。
ここで大切となるのが、「接し方」です。
お年寄りの方は、とても繊細な心を持っています。
家族の方などのさりげない一言や対応が相手の心を傷つけ、認知症になってしまったり、進行させてしまうことがあるのです。
では、ここで認知症の方との接し方について紹介します。
接し方の注意としては、
①バカにするようなことを言わない。
②なにか失敗をしてもしからない。
③無視をしない
④急がせたり、あわてさせたりしない。
⑤表情や行動でいやな態度をとらない。
⑥相手が話そうとしていることを先に言わない。
などがあります。
また、良い接し方として、相手の目線に合わせて話をすることやスキンシップをとるようにしましょう。
そうすることで、お年寄りの方も不安が和らいで安心します。
何気ない言動や態度にも気をつけることが、認知症を予防したり、進行を食い止めることにつながります。
↓認知症の症状の対処方法はこちら↓
・もの忘れ
・徘徊
・夜間せん妄
・被害妄想
・介護拒否
・ろう便
・失禁

認知症を防ぐためには?

認知症の大きな原因としては、お年寄りの方が孤立してしまうことです。
周囲とのコミュニケーションが取れない・行動のペースが違うなどから孤立しがちになり、外部との接触がが少なくなっていきます。
こういった認知症になりやすい生活を続けていってしまうことで認知症になりやすくなってしまうのです。。
認知症を防ぐためには、お年寄りを孤立させないことが大切になります。
例えば、
① 接する際、お年寄り扱いしず、みんなと同じ対応をする。
② なにか出来る仕事を与える
③ 家族や近所の方などとの交流を図る
などを家族の方や介護者は意識していきましょう。
また、身につけている補聴器やメガネなどが本人に合っていないものだと、周囲との会話が上手くいかないこともあるようです。
そういったことにも注意し、認知症を防いだり最低限進行を抑えていきましょう。
↓認知症の症状の対処方法はこちら↓
・もの忘れ
・徘徊
・夜間せん妄
・被害妄想
・介護拒否
・ろう便
・失禁

認知症の症状と対処方法【失禁】

認知症の症状の一つに「失禁」があります。
失禁とは、簡単にいうとおもらしのことです。
おもらしをしてしまったときに大切なのは、周りの人の対応です。
叱ったり、追い打ちをかけるような言葉や態度はしないでください。
「おしっこをすると叱られる・・」と排便に対して恐怖心を抱いてしまいます。
対処の方法としては、
本人の様子をよく観察したり、時間を見計らってトイレに誘ってみるといいでしょう。
また、トイレに間に合わないようであれば、ポータブルのトイレや尿器を使うなどして、失禁をしてしまわないよう対処してください。
おもらしをしてしまったとき、本人もショックを受けていることが多いです。
「平気だからね!」「気にしないでね!」など声をかけてあげることも大切ですよ。

認知症の症状と対処方法【ろう便】

認知症の症状として「ろう便」があります。
ろう便とは、こねたりいじったり、あるいは壁や何かにぬりつけたりしてもてあそんだりする異常行動のことをいいます。
オムツの中に便があれば不快なため、自分の手で排除しようとし、そうすると今度は手についた便が気持ち悪いので他のものになすりつけようとするのです。
このろう便は、便を汚いものと認識していないことや、粗相が見つからないように隠してしまおうというケースがあります。
このろう便の対処方法として大切なことは、
まず、介護者が認知症にはろう便という症状があることをよく認識しておくこと、そして、母性的な受け止め方をすることです。
手や壁についた便をきれいにふき取り、臭いの始末をするなど速やかに対処しましょう。
また、朝の食事後にトイレに行く習慣をつけることで解消するケースもあるようです。

認知症の症状と対処方法【介護の拒否】

認知症の方の中には、介護を嫌がられる方がいます。
介護者のペースで介護を行うために、介護を拒否されるのです。
例えば、トイレを無理に行かせたり、食事のタイミングを介護者ペースでするといったことがあります。
介護を受けられる方は、自分の思っていることを説明することができないので、こういった行動や態度をとることがあります。
確かに、誰でも、相手のペースで行動させられるのは嫌ですよね。
お年寄りの気持ちを考えての介護が大切になりますよ。
介護を拒否させる方の対処方法としては、
よく話しかけたり、話を聞いたりして安心させましょう。
また、介護者側も相手の立場になった対応、相手にも合わせた対応をするようにしましょう。

認知症の症状と対処方法【被害妄想】

認知症の症状の一つに「被害妄想」があります。
この被害妄想とは、事実ではないことをまるで本当に起こっていることのように訴える症状です。
例えば、
「何日もご飯を食べさせてもらっていない」
「命を狙われている」
「誰かに財産を奪われた」
といったことを訴えたりします。
本人は、嘘をついている自覚はありません。
ですから、対処としては
相手の話をよく聞いてあげることが大切になります。
「そんなわけないだろ!」と否定的な対応をすると、相手は、否定した人への不信感が高まってしまいます。
話を聞いて、「うんうん、そうですね」とあいずちを打ったり、肯定的な姿勢を見せることが大切になります。

認知症の症状と対処方法【夜間せん妄】

認知症の症状の一つに「夜間せん妄」があります。
夜間せん妄とは、夜になると、いろいろな不安や妄想が起こり、興奮状態となって騒ぎ出す現象のことをいいます。
せん妄状態となると、突然動き回ったり、大声を出す・話が全く通じなくなるなどの症状が起こります。
興奮状態となっている本人に「静かにしなさい!」としかってもおさまるものではありません。
「夜間せん妄」の対処方法としては、
ゆっくりと話を聞いて落ち着かせることです。
温かい飲み物を与えたり、ぬいぐるみ・クッションなどを抱かせる、背中や足をさすってあげるのも有効です。
部屋をしばらく明るくしておくと落ち着くこともあるようですよ。
この夜間せん妄は、夜眠れない、眠りが浅いなどの睡眠障害が引き金になることもありますので、夜しっかりと眠れるように、昼間に適度な運動をしてもらうのもいいでしょう。
薬で良くなることもあるようですので、もし「夜間せん妄」が何度も続くようであれば一度医師に相談することをおすすめ致します。

認知症の症状と対処方法【徘徊】

AT075_L.jpg認知症の症状の一つに「徘徊」があります。
徘徊とは、どこというあてもないまま周囲を歩きまわることをいいます。
ちょっと目を離したすきにいなくなってしまうため、
家族の方は「交通事故にあっていないか」「誰かに迷惑をかけていないか」など心配になることと思います。
この「徘徊」は家に閉じ込めようとしてもおさまることはありません。
「徘徊」の対処方法としては、本人が外に出たらわかるようにしておくことや現在地がわかるようにしておくことです。
例えば、
・外に出たらわかるように玄関などに工夫をしておく。
・位置がわかるような携帯電話を持たせる。
・衣類などに住所や名前、電話番号などを仕込んでおく。
・近所の人にあらかじめ本人を見かけたら、連絡してもらうようにする。
などがあります。
また、本人は何か目的をもって家を出るわけですが、外に出ているうちにその目的を忘れてしまいます。
ですから、見つけたら無理やり引っ張っていくのではなく
「散歩に出かけてたんだね。」など声をかけて外を少し歩いてから帰りましょう。
それだけで本人は満足する場合が多いようです。
事前に安全対策をすること、見つけたときの対処が大切になりますよ。

認知症の症状と対処方法【もの忘れ】

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認知症になると様々な症状がでてきます。
そういった症状に対して大切なことは、その対処方法です。
対処の仕方によっては病気が悪化してしまうこともあります。
今回は、「もの忘れ」の対処方法についてお話します。
もの忘れは、私たちの生活の中でもときどき耳にする言葉だと思います。
認知症の症状にも、もの忘れがあります。
しかし、認知症によるもの忘れと私たちのもの忘れには違いがあります。
私たちのもの忘れは、老化などによって記憶の細かい部分が不確かになるものですが、
認知症のもの忘れは、記憶全体が抜けてしまいます。
<例>
老化によるもの忘れ: 昨日の夜食べたものを忘れる
認知症によるもの忘れ:食事をしたことを忘れる
認知症の方の場合、ご飯を食べた後「ご飯はまだかね?」と聞いてくるときなどがあります。
そういったときは、対処が大切です。
相手の話を聞き、「もうすぐだからね」というような返答をしましょう。
「さっき食べたばっかりでしょう!」というように頭から否定するような返答は、相手が被害妄想になったりと病気を悪化させることがありますので、注意してください。
認知症を悪化させないためにも対処の仕方はとても大切なのです。

介助による車椅子への移乗【肘かけが外れる車椅子】 

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乗り移りが困難な人には、肘かけ(アームレスト)が外せるたり、
跳ね上がるタイプの車椅子を利用すると、移乗が楽になりますし、
介助者の負担も減りスムーズに移乗ができます。
車椅子の移乗
① 車椅子をベッドに斜め30°の角度で横づけにしたら、ぴったりとベッドにつけます。
② 肘かけを外します(跳ね上げます)。
③ 介助を受ける人には、介助者の肩に手を回してもらい、介助者はその人の脇を下から支えます。
④ お尻を横すべりさせて、車椅子に移乗させます。

移乗させる際は、息を合わせて行いましょうね。


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