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持ち上げ型歩行器を使っての歩行 介助の方法

 
歩行の際、足腰が弱った人やふらつきが大きい人は歩行器を用いるようにします。
今回は持ち上げ型歩行器による歩行での介助方法について紹介します。
☆持ち上げ型歩行器での歩行 介助方法
① 介助者は介助を受ける人の後ろに回って両手で腰を軽くさせるようにします。
② 介助を受ける人が片方の足を前に出したら、介助者も同じ側の足を出すようにします。
③ 介助を受ける人がもう一方の足を出して前の足に揃えるのに合わせて、介助者も片方の足を前に運びます。
  ※このとき、介助を受ける人がバランスを崩しても支えられるように、介助者は足を揃えずに開き気味にします。
※①から繰り返します。
足がもつれると転倒の危険があるので、介助を受ける人と呼吸を合わせて一緒に進むようにするのがポイントです。
あわてずゆっくりと歩行を行うようにしましょう。

持ち上げ型歩行器を使っての自力歩行

 
歩行の際、足腰が弱った人やふらつきが大きい人は歩行器を用いるようにします。
今回は、持ち上げ型歩行器による自力歩行の方法について紹介します。
☆持ち上げ型歩行器での歩行方法
① 両手で歩行器についている把手(とって)を握り、自分の歩幅程度、前に持ち上げて置きます。
② どちらか片方の足を一歩前に出して進みます。
③ もう一方の足を出して前の足に揃えます。
 ※①から繰り返します。
☆ポイント
足を前に出す時は、しっかり把手を握って上体を支えます。
足がもつれると転倒の危険があるので、あわてずゆっくりと歩行を行うようにしましょう。

歩行器を使っての歩行 歩行器の種類

歩行の際、足腰が弱った人やふらつきが大きい人は歩行器を用いるようにします。
歩行器が一人で使えるようになると活動範囲が広がり、介助者の負担も軽減します。
歩行器にはいくつかの種類があり、使用する人の状態や用途に合わせて選ぶようにします。
☆歩行器の種類
歩行器は大きく分けると「持ち上げ型」と「キャスター付」に分けられます。
① 持ち上げ型歩行器
  歩行のバランスや足腰の筋力が低下している人に向いています。両手が使えることが前提です。
② キャスター付歩行器
  肘で体重を支えられる人や歩行バランス障害の軽い人に向いています。
キャスター付歩行器は、楽に進める利点がありますが、スピードが出るので転倒する危険があります。そのため足がもつれやすい人には向きません。
使用者の身体状況、使用する場所を考慮して、安全なものを選ぶようにしましょう。

杖を使っての歩行 3点歩行の方法

歩行の際、軽いふらつきがある人は杖を用いるようにします。
杖を使っての歩行が慣れないうちは、3点動作歩行から始めます。
☆三点動作歩行の方法
※杖は健側の手で持ちます。
① まず初めに、杖を前に出します。 
② 次に、患側(不自由な側)の足を前に出します。
③ 最後に、健側の足を揃えます。
流れは 『杖』→『患側』→『健側』の順序で歩行を行います。
※注意点
少し慣れてきたからと急いで歩こうとすると、バランスをくずして転倒する危険があります。
慌てずにゆっくりと歩くようにしましょう!

杖を使っての歩行 杖の種類

歩行の際、軽いふらつきがある人は杖を用いるようにします。
杖にはいくつかの種類があり、使用する人の状態に合わせて選ぶようにします。
☆杖の種類
① T字型杖
  最も使用されるタイプです。握りやすく安定感もあります。
② 多脚杖
  T字型杖ではふらつく場合に用いられます。安定性には優れていますが、重く、また、すべての脚がきちんと地面についていないと安定しません。
③ ロフストランド杖
  握りと腕のカフの二か所で保てる杖です。筋力が弱くT字型杖をつく力が不十分で不安定な人が使います。
また、形状とともに重要なのが杖の長さです。
杖の長さは、杖を下についたとき、肘が軽く曲がる程度(30度)がちょうどいい長さになります。
ただし、腰の曲がった人の場合は、やや高めの杖を選ぶようにすると歩きやすいので覚えておきましょう。

出血をしたときの対処方法は?

お年寄りの方は転倒時などに、なにかにぶつかったり切ったりして出血をすることがあります。
ケガの程度によりますが、少量の出血の場合は、患部を圧迫すればたいてい止まります。
ただし、大量に出血をしたときは、直ちに救急車を呼んでください。
その後、救急車が来るまでの間、「圧迫止血」を行ってください。
止血方法は、いくつかありますが、救急車が来るまでの短い時間の場合は、この圧迫止血が有効です。
圧迫止血法とは、傷口に清潔なガーゼやハンカチをあて、手のひらや指で強く押さえ続ける方法です。
※このとき受傷者の血液に触れると感染症を起こす可能性があるため、できる限りビニール(手)袋を使用するようにしてください。
出血をしている場所が、手足の場合は、心臓よりも高い位置にしましょう。
そうすることで、出血が治まりやすくなります。
短時間で大量の血液を失うとショックを起こしたり、命にかかわります。
そのため、万一の場合でも家族の方や介護者は迅速な対応ができるようにしておきましょう。

やけどをしたときの対処方法は?

高齢者の方は、電気ゴタツや湯たんぽ、使い捨てカイロなどによって低温やけどを起こしやすいです。
それは、加齢によって皮膚が弱くなっているためです。
やけどになったらまずは、すぐに冷やすことが大切です。
★やけどをしたときの対処方法
①患部を水で冷やす
 まず、やけどをした部位を冷やします。手や足ならば水を入れた洗面器やバケツに患部を入れ、流水をかけながら冷やします。
※やけどの部位が、直接水をかけられないところにある場合は、冷たいタオルをあてるようにます。
②体を冷やさない
やけどをした部位を冷やしている間、体も冷えてきます。体全体が冷えるのを防ぐために毛布やタオルなどをかけましょう。
まずは、やけどを起こさないようにすることが大切ですので、
お年寄りの方に、熱を発するものを使用するときは注意してください。

入浴中、浴槽でおぼれたときの対処方法は?

お風呂では、急激な温度の変化により意識障害を起こし、浴槽でおぼれてしまう事故が起こることがあります。
そういった事故が起こった場合は、まず、おぼれている人の顔を水面から出すことが第一です。
しかし、浴槽から体を引き上げるのはとても大変です。
ですから、万一のためにも、以下の対処方法を覚えておきましょう。
★おぼれたときの対処方法
①お風呂の栓をぬく
 まずは、栓をぬいて、水位を下げます。
②顔を上に向ける
顔を上に向け、お湯から顔を上げさせます。
③意識・呼吸の確認をする
 意識や呼吸の確認をして、浴槽から出します。直ちに救急車を呼びます。
意識がない場合は「気道確保」を。
必要ならば、心臓マッサージや人工呼吸などを行います。
おぼれてしまったときは、一刻も早い対応・処置が大切です。

食べ物がのどにつまったときの対処方法は?

お年寄りの方は、嚥下(飲み込む)機能が低下しており、そのため食べ物がのどにつまる事故が起こりやすいです。
まず、食べ物がのどにつまったときは、無理に飲み込ませようとしないでください。
つまったものは早急に吐かせることが大切です。
★つまったものを吐かせる方法
① のどにつまったものを指でかきだす。
片方の手の指で舌をおさえ、もう一方の手の指で食べ物をかきだします。
  入れ歯をしている場合は、外してから行います。
② 背中をたたく
  片方の手の指で舌をおさえたまま、背中を強くたたいて食べ物を吐きださせます。
③ 後ろから体を抱える
  相手の後ろに回って脇から手を入れ両手を組みます。組んだ両手で胃のあたりを強く押して、食べ物を吐きださせます。
完全にのどにつまってしまうと呼吸ができなくなり命にかかわります。
食べ物がのどにつまったときは、一刻も早くこの処置をしてください。

車いすの正しい乗り方・姿勢

車いす利用者の中には、浅く腰をかけて仰向けのようになって乗っている人がいます。
こういった姿勢は、乗りにくく、操作がしづらい悪い姿勢です。
また、無意識に楽な姿勢をとり、体をねじったり左右どちらかに傾けたりしている人も見えます。
こういった悪い姿勢で車いすに乗ると、ずれ落ちたり、「褥瘡」になる危険性があります。
そのため、車いすには正しい姿勢で乗ることが大切です。
ここで、車いすに正しく乗るためのポイントを紹介しましょう。
ポイントとしては「2つ」あります。
①車いすには深く腰掛ける
②体制をやや前かがみにして動かす。
※特に片麻痺がある人は、麻痺側の足腰がずれてきて仰向けになりがちなので「やや前かがみ」を常に意識しましょう。
前かがみになれない人は、タオルやクッションを背中と背もたれの間に挟むようにして上体を起こします。
この2つのポイントを意識して正しい姿勢で車いすに乗るようにしましょう。


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