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お役立ち情報一覧

上腕骨近位部骨折 リハビリ

リハビリ
上腕骨近位部骨折
★上腕骨近位部骨折とは
上腕骨近位部骨折とは、骨粗鬆症を基盤に発生し、受傷機転は平地での転倒、ドアにぶつかるなどの軽微な外力が多いです。大腿骨頸部骨折とならび高齢者では非常に多い骨折です。約80%は転位がない骨折ですので保存的治療法が行われます。転位が大きい骨折は整復を要します。この骨折は肩関節の機能を障害するので、これらの機能回復が治療の目的でもあります。保存療法としては三角巾や即製スリングで固定し、手指の腫脹を予防・除去するため手指の自動運動を励行させます。
★症状
骨折の症状としては、骨折部位の激しい自発痛、局所圧痛、骨折部位の腫脹および皮下出血、変形、異常可動域、ゴリゴリというような軋轢音、関節をスムーズに動かすことができなくなるなどの機能障害があります。
★リハビリ
上腕骨近位部骨折に対するリハビリテーションでは、筋萎縮や関節拘縮を予防するための可動域訓練やマッサージ・鍼灸、ADL(※ADLとは、日常生活動作の略で、起居、移動、食事、更衣、整容、トイレの各動作およびコミュニケーションから成る日常生活に最小限必要と考えられる動作のこと)上、手を口までもっていく、髪の手入れができることを目標とした訓練を行います。
早期からのリハビリテーションの介入が回復を促進することが科学的に証明されています。

床上移動(座位移動)動作 片麻痺の場合の方法

まず、片麻痺で座位移動動作を行う場合の姿勢ですが、
麻痺のない方の足を曲げて麻痺側の足の下(太ももや膝あたり)にすねや足関節がクロスするようにし、麻痺のない側の手を床についた姿勢から行います。
片麻痺の座位移動動作では、麻痺のない方の上肢と下肢を中心として体を下から持ち上げ、お尻を目的の方向へと滑らせて移動させます。
この場合の座位移動動作も3つの動作で移動することができます。
移動させるのは「お尻」「上肢」「下肢」です。
※ここでは頭の方への移動の方法を紹介します。
①麻痺のない方の足と手で下からお尻を持ち上げて頭側へ移動させます。
②手を後ろ(頭の方)について上肢を移動させます。
③麻痺側の下にある麻痺のない下肢を自分に引き寄せるようにして移動させます。
この動作を繰り返し行うことで床上移動ができます。
一般的に頭側への移動のほうがお尻が浮きやすいので移動しやすい方向になります。

床上移動(座位移動)動作 四肢が使える場合の方法

四肢が使える場合の座位移動動作(お尻を完全に浮かせるパターン)では、進行方向によって床を押す手や足の力の方向が異なりますが、3つの動作で移動することができます。
移動させるのは「お尻」「上肢」「下肢」です。
・下肢の方へ移動する場合
①体の後ろで手をついて床を押してお尻を浮かし下肢の方に移動させます
②若干後ろ斜めになった上肢を起こすようにして下肢の方に移動させます
③下肢を前方に伸ばすようにして移動させます
・頭部の方へ移動する場合
①足で床を押してお尻を浮かせて頭部の方に移動させます
②下肢を自分に引き要せるように移動させます
③床についている手を後ろにつくようにして上肢を移動させます
この動作は患者様の運動障害の程度によってパターンが異なりバリエーションも多いです。

変形性足関節症 リハビリ

リハビリ
変形性足関節症
★変形性足関節症とは
変形性足関節症とは、距骨と脛骨・腓骨の遠位端にある関節面よりなる足関節に起こる進行性の退行性変性疾患のことです。大部分は、足関節部の脱臼・骨折や靱帯損傷などの外傷、感染や麻痺などに続発するものです。
★症状
足関節部の変形、腫脹、可動域制限があります。また局所熱感や圧痛、軋轢音(※車の車軸がきしむような、擦れるような音のこと)を認めます。
★リハビリ
リハビリは、足関節への負担を減らすための生活指導、筋萎縮と関節拘縮の予防を目的としたトレーニング、温熱療法、障害部位のマッサージ、筋力維持・全身状態の維持のため、歩行や体操などの全身調整運動を行います。
早期からのリハビリテーションの介入が回復を促進することが科学的に証明されています。

変形性膝関節症 リハビリ

リハビリ
変形性膝関節症
★変形性膝関節症とは
変形性膝関節症とは、股関節の軟骨の変性、摩耗によって関節の破壊が起こり、これに対して骨硬化や骨棘形成などの骨増殖が起こり膝関節の変形と疼痛、運動制限を起こす進行性疾患です。加齢による関節軟骨の退行変性と荷重と関節運動の機械的刺激が作用して摩耗による関節の変形・増殖性変化により起こります。老化や肥満以外に原疾患が明らかでないものが多く、40歳以上の太った女性に多いです。
★症状
椅子から立ち上がるなどの運動開始時の疼痛がみられます。また関節の内側に圧痛を認めることが多いです。進行すると関節腫脹がみられ、膝蓋骨の輪郭がわからなくなります。関節液が貯留し膝蓋骨の浮動感を認めます。関節の変形でO脚を呈することが多いです。
さらに、大腿四頭筋の萎縮、筋力低下により階段の下りが困難になります。
★リハビリ
保存的療法を行います。内容としては、膝関節への負担を減らすための生活指導、筋力低下に対して筋力トレーニングを行うなどの理学療法、疼痛に対する温熱療法、全身状態を維持するために歩行や体操などの全身調整運動を行います。
早期からのリハビリテーションの介入が回復を促進することが科学的に証明されています。

変形性股関節症 リハビリ

リハビリ
変形性股関節症
★変形性股関節症とは
変形性股関節症とは、股関節の軟骨の変性、摩耗によって関節の破壊が起こり、これに対して骨硬化や骨棘形成などの骨増殖が起こり股関節の変形と疼痛、運動制限を起こす進行性疾患です。中年以降にみられ、退行変性・老化現象に加え、力学的ストレスが加わって発症します。女性に多くみられます。
★症状
歩行や立ち座り、寝返りなどの股関節運動時の股関節部痛と、一側をひきずる形の異常歩行および可動域制限をきたします。また股関節外転筋力の低下のため、患側立脚時に骨盤は健側へ、肩は患側へ下がります。それによって歩く様は、体が揺れて歩いているようにみえます(トレンデレンブルグ歩行)
★リハビリ
リハビリは、筋萎縮と関節拘縮の予防、温熱療法、障害部位のマッサージ、筋力維持・全身状態の維持のため、歩行や体操などの全身調整運動を行います。
早期からのリハビリテーションの介入が回復を促進することが科学的に証明されています。

介護疲れで夫を殺害、妻に最も軽い懲役5年判決

介護疲れで夫を殺害、妻に最も軽い懲役5年判決
 介護に疲れ、夫を殺害した妻に、殺人罪の法定刑で最も軽い懲役5年(求刑懲役7年)の判決が27日、
さいたま地裁で言い渡された。公判で「娘に心配や迷惑をかけたくなかった」と繰り返した被告に、
裁判長は
「迷惑をかけたくないという気持ちは責められない」としながらも、
「命を奪った結果を考えれば、その思いも行き過ぎ」と述べ、
周囲にもっと相談すべきだったと指摘した。
一見、ごもっともな意見。しかし、現場を知るものとしてはしょうがなかったのかなとも思える内容。
被告は行政に相談しなかった理由として「考えてもみなかった。知らなかった」と答えている。
介護サービスなどを利用していなかったとすると非常に大変です。また、実際サービスを利用していた
としても、今後の行政の流れは在宅で介護するという流れだ。
今後も類似した事件は多く出てくると思う。本当に考えていかないといけない問題。
介護問題は誰にでも関係してくる問題。本当に個人だけの問題なのかな?行政だけの問題なのだろうか?

新型インフルエンザ「訪問介護サービスにおける留意点」

厚労省は、5月22日付けの介護保険最新情報vol.92を各都道府県介護保険担当課あてに通知されました。
それによると
●地域による
A「感染の初期、患者発生が少数で感染拡大防止に努めるべき地域」
B「急速な患者数の増加が見られ重症化の防止に重点を置くべき地域」
にわけて述べられています。
この地域の判断は
厚労省と相談の上、都道府県、保健所設置市が判断し、休業の要請は一週間ごとに行うようだ
●介護サービスへの指示は
居宅を訪問して行う介護サービスにおける留意点では、
・手洗い
・うがい
・マスクの着用
・咳エチケット 
の徹底があげられている
●具体的指針
Aの地域の場合は発熱相談センターに電話で相談・指示にしたがう
Bの地域の場合は一般の医療機関においても、発熱外来の機能を果たし、患者の直接受診を行うことが可能。
適宜情報把握の上、利用者や従業員等に助言・情報提供をする。
個人的な見解としては、もう少し落ち着いた対応が必要だと考えます。

スタッフのページを更新しました。

長屋先生、松原先生のプロフィール、画像を追加しました。
スタッフ紹介のページです。

介護疲れ

ケアする人のケアに取り組むNPO法人「介護者サポートネットワークセンター・アラジン」理事長の牧野史子さんの記事を読んだ。
自身の震災の経験、介護の経験から、介護をしている人をケアするというハウスを作りたいと
いう。
先日も、タレントの方が母の介護に疲れ、悲しい亡くなり方をした。
これは、もう他人事の問題ではない。
だれもが、この問題に直面する。我々も訪問しているお宅でいつも感じていることですが、
介護をしている人も病んでいくということです。
介護を受けている方も大変ですが、介護をしている方も大変です。
ですから、無理なさらず、一人で抱え込まず、プロに任せる部分もあっていいと思います。
一人で悩まず、いろいろな人に相談してください。
我々もケアする人もケアできる存在でありたいと思います。


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