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‘リハビリ’ タグのついている投稿

拘縮のリハビリ「手首」

2012 年 2 月 27 日 月曜日

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何らかの原因でベッドでの生活が中心となると、動かさない筋肉の筋力低下や関節拘縮が進みます。
関節が固くなってしまう前に予防、また固くなった関節を柔らかくしていくためにリハビリをしていくことが大切です。
今回は、拘縮改善、予防の手首のリハビリ方法を紹介したいと思います。
★手首のリハビリ方法
本人様には仰向けに寝ていただきましょう。
介助者は本人様の麻痺側に座ります。
① 左手で本人様の手首を握って固定し、右手の指を本人様の手の平に差し込みます。
   ※麻痺側が右側の場合
② 差し込んだ指を手前に返し、本人様の手の平を広げるようにして本人様の手首を返します。
※拘縮が強い方の場合は、肘より先の腕(手の平側)を揉みほぐしてから行うと効果的です。
★注意点
無理にまわすと、筋肉や関節を痛める危険性があります。
できる範囲での運動にしましょう。
★ポイント
短い時間で毎日続けていくことが有効です。
リハビリは、本人さんが痛がらない範囲で、ゆっくりと、そして毎日行っていきましょう。

拘縮のリハビリ 「肘をまわす」

2012 年 2 月 20 日 月曜日

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脳卒中などの後遺症による片麻痺により、麻痺側の筋緊張や関節拘縮が進みます。
リハビリをしないままでいると、拘縮が進み、可動域が狭くなってしまいます。
ですから、関節が固くなってしまう前に予防、また固くなった関節を柔らかくしていくことが大切です。
今回は、拘縮改善、予防の肘をまわすリハビリ方法を紹介したいと思います。
★肘をまわすリハビリ方法
本人様には仰向けに寝ていただきましょう。
介助者は本人様の麻痺側に座ります。
① 左手で本人様の手首を、右手で肘を下から支え、介助を行う人の膝上まで持ち上げます。
   ※麻痺側が右側の場合
② 手首を持っている手を内側にまわします。
③ 今度は反対に外側にまわします。
★注意点
無理にまわすと、筋肉や関節を痛める危険性があります。
できる範囲での運動にしましょう。
★ポイント
短い時間で毎日続けていくことが有効です。
リハビリは、本人さんが痛がらない範囲で、ゆっくりと、そして毎日行っていきましょう。

拘縮のリハビリ 「肘を伸ばす」

2012 年 2 月 13 日 月曜日

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寝たきりの生活が多くなると拘縮が進み、可動域が狭くなっていきます。
関節が固くなってしまう前に予防、また固くなった関節を柔らかくしていくことが大切です。
脳梗塞の後遺症による片麻痺では、麻痺側の腕が曲がるように拘縮が進みます。
今回は、拘縮改善、予防の肘を伸ばすリハビリ方法を紹介したいと思います。
★肘を伸ばすリハビリ方法
本人様には仰向けに寝ていただきましょう。
介助者は本人様の麻痺側に座ります。
① 左手で本人様の手首を、右手で肘を下から支えます。
   ※麻痺側が右側の場合
② 肘をゆっくりと伸ばしていきます。
※拘縮が強い場合は、上腕の力こぶを揉みほぐしてから行いましょう。
★注意点
いきなり伸ばそうとすると、筋肉を痛める危険性がありまるので、ゆっくりと数を数えるペースで行ってください。
★ポイント
また、1度にたくさん行うと疲れがでたりしてよくありません。
それよりも短い時間で毎日続けていくことの方が有効です。
リハビリは、本人さんが痛がらない範囲で、ゆっくりと、そして毎日行うことがポイントになります。

拘縮が弱い方のリハビリ 「肩」

2012 年 2 月 6 日 月曜日

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寝たきりの生活が多くなると拘縮が進み、可動域が狭くなっていきます。
関節が固くなってしまう前に予防、また固くなった関節を柔らかくしていくことが大切です。
今回は、拘縮が弱い場合の肩のリハビリ方法を紹介したいと思います。
★拘縮が弱い場合の肩のリハビリ方法
<準備>
本人様には仰向けに寝ていただきましょう。
介助者は本人様の麻痺側に座ります。
① 左手で本人様の手首を、右手で脇を支えます。
   ※麻痺側が右側の場合
※※このとき、本人様の手のひらは必ず天井を向くようにします。
② 腕をゆっくりと大きく外へ広げていきます。
③ 腕を広げたところから、今度は腕を上げていきます。
★注意点
手のひらが床や介助者の方を向いていると、肩を動かした際、痛めてしまいますので、必ず手のひらは天井を向くようにしてください。
★ポイント
大きく動かしていきましょう。ただし、痛みがでればそれ以上は無理に動かさないようにしてください。
また、1度にたくさん行うと疲れがでたりしてよくありません。
それよりも短い時間で毎日続けていくことの方が有効です。
リハビリは、本人さんが痛がらない範囲で、ゆっくりと、そして毎日行うことがポイントになります。

拘縮が強い方のリハビリ 「肩」

2012 年 1 月 30 日 月曜日

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寝たきりの生活が多くなると拘縮が進み、可動域が狭くなっていきます。
このように全身の関節は使わないとどんどん固くなっていきます。
固くなった関節を元に戻すことは大変です。
そうなる前の予防、また固くなった関節を柔らかくしていくことが大切です。
今回は、拘縮が強い場合の肩のリハビリ方法を紹介したいと思います。
★拘縮が強い場合の肩のリハビリ方法
本人様には仰向けに寝ていただきましょう。
介護者は本人様の麻痺側に座ります。
① 左手で本人様の肩を、右手で肘を下から支えます。
※麻痺側が右側の場合
② 腕をゆっくりと上に上げていき、上がるところまででやめます。 
※介助者は手の力で上げるのではなく、自分の体重を利用して行う。
③ 腕を元の位置に戻し、今度は外に腕を広げます。
★注意点
不安定な関節で痛めやすいので、動かす際は、徐々に力を加えていきましょう。
★ポイント
ゆっくりと時間をかけて行っていきましょう。
また、1度にたくさん行うと疲れがでたりしてよくありません。
それよりも短い時間で毎日続けていくことの方が有効です。
リハビリは、本人さんが痛がらない範囲で、ゆっくりと、そして毎日行うことがポイントになります。

拘縮が強い方のリハビリ 「股関節」

2012 年 1 月 23 日 月曜日

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寝たきりの人の中には、膝が曲がり、股関節の拘縮が強く開きにくい方も見えます。
関節は使わないとどんどん固くなっていきます。
固くなった関節を元に戻すことは大変です。
そうなる前の予防、また固くなった関節を柔らかくしていくことが大切です。
今回は、拘縮が強い場合の股関節リハビリ方法を紹介したいと思います。
★拘縮が強い場合の股関節リハビリ方法
本人様には仰向けに寝ていただきましょう。
介護者は本人様の下肢側に座ります。
※介護者は本人様の両足を揃え、自分の足の間に入れます
 自分の脚で本人様の脚を両側から挟むイメージです。
① 本人様の両膝の間にクッションを挟みます。
② 介護者は、右手を本人様の右膝の内側へ、左手を本人様の左側の内側におきます。
※介護者の手が交差する形になります。
③ 両手で膝を押していき、少しずつ膝を広げていきます。
★注意点
膝を広げる際、扉を開くように手を交差させない開き方をすると、
力が入りにくい上、力加減が難しいのでやめましょう。
★ポイントは、ゆっくりと時間をかけて行っていくことです。
固くなった関節を動かしますので、ある程度の痛みは伴うこともありますが、
痛みが出たら無理をしないようにしましょう。
また、1度にたくさん行うと疲れがでたりしてよくありません。
それよりも短い時間で毎日続けていくことの方が有効です。
リハビリは、本人さんが痛がらない範囲で、ゆっくりと、そして毎日行うことがポイントになります。

拘縮予防のリハビリ 「肘」

2012 年 1 月 9 日 月曜日

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関節は使わないとどんどん固くなっていきます。
固くなった関節を元に戻すことは大変です。
そうなる前の予防、また固くなった関節を柔らかくしていくことが大切です。
今回は、介護者ができる肘のリハビリ方法を紹介したいと思います。
★肘のリハビリ方法
本人様には仰向けに寝ていただきましょう。
介護者は麻痺側に立ち、本人様と向かい合うようにします。
リハビリ1
① 本人様側の方の手で肘を支え、もう一方の手で手首を包むように持ちます。
② 手首を持っている手を内側へ回し、元に戻します。
リハビリ2
① 本人様側の方の手で肘を支え、もう一方の手で手首を持ちます。
② 肘を支えながら、手首を持っている手を押し、本人様の腕を曲げます。
③ 肘を支えながら、手首を持っている手を引き、本人様の腕を伸ばします。
  十分に伸びたところで、元の位置に戻します。
★ポイントは、ゆっくりと時間をかけて行っていくことです。
固くなった関節を動かしますので、ある程度の痛みは伴うこともありますが、
痛みが出たら無理な曲げ、引っ張りはしないようにしましょう。
本人さんが痛がらない範囲で、ゆっくりと行うことがポイントですよ。

日常の変化を観察しよう

2011 年 7 月 16 日 土曜日

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いつも同じように見えても、毎日お年寄りの方の体調や病気の症状は違います。
これに気がつけなかったり、軽く見ていると思わぬ事態になる可能性も少なくありません。
本人様に「調子はどうですか?」と聞いたとき、答えられる方も見えるかもしれませんが、
そういった方ばかりではないこと、本人様でも気がつかないような変化もあることをよく知っておきましょう。
そのためには「いつもと少し様子が違うな・・」と気がつくことが大切です。
では、ここで、日常で特にどんなところをチェックするといいのかを紹介します。
チェック項目
①顔の表情、顔色
②声のはり、克絶
③肌の色、つや、むくみ
④体の姿勢・手足の動作など
⑤淡の量、色
⑥呼吸のペース、深さ、数
⑦尿・便の回数、色、量
⑧食事の量、好みの変化
⑨普段の生活リズムとの違い
⑩体温、脈拍、血圧

日誌やチェックノートなどをつけるといいでしょう。
これらを毎日チェックすると、日常の変化が良く分かると思います。
本人の体調、状態を把握しておくこと、わずかな変化にも気がつくことが大切です。

失語症の方との接し方

2011 年 5 月 17 日 火曜日

脳卒中などの後遺症の一つに、言語障害があります。
言語障害には「構音障害」と「失語症」の2つの種類があります。
どちらも会話が不自由という点では同じですが、別のものだということを理解し、接することが大切です。
ここで、失語症の方への接し方についてのポイントや注意点を紹介しますね。
☆失語症患者様との接し方【ポイント】
① 話は短く区切り、ゆっくりとする。
② 相手には自由に話をしてもらう。
 
③ 話の途中で確認を入れる。
④ 相手が理解できていないようなら、言い回しを変える。
⑤ わかったふりをしないで、話がわからないときはそのことを伝える。
⑥ 道具を利用して説明をする。写真・コミュニケーションボードなど
⑦ 質問は、相手が「はい」か「いいえ」で答えられるように。

失語症の場合、リハビリを続けていくことで、たとえ何年かかったとしても少しずつ回復していきます。
そのためには、会話や言葉遊びなど生活の中に取り入れて接することが大切です。
失語症患者様に対する介護者や家族の方の接し方を考えていきましょう。

失語症とは?

2011 年 5 月 12 日 木曜日

脳卒中などの後遺症の一つに、言語障害があります。
言語障害には、2つの種類があります。
一つは「構音障害」、もう一つは「失語症」です。
この構音障害と失語症は、会話が不自由という点では、同じですが、状態はまったくことなります。
今回は、失語症について紹介しますね。
失語症には、4つの種類があります。
① ブローカー失語
聞いたり、読むことの障害は少ないが、話したり、書くといったことの障害が大きい。
② ウェルニッケ失語
聞いて理解する能力が低下しているが、流暢に会話をするため、失語症とわからないことも少なくない。
③ 全失語
聞く・話す・読む・書くの動作がどれも困難な状態。
④ 健忘失語
ものの名前が思い出せないといった程度の症状。失語症の中で一番障害の少ないタイプ。

手足の麻痺などの回復は、回復期間が短いですが、
失語症の場合、リハビリを続けていくことで、たとえ何年かかったとしても少しずつ回復していきます。
「少しでも早く元の状態に回復して欲しい」と願う家族の方のお気持ちはわかりますが、
そこで、せかしたり、慌てさせたりしては、かえってよくありません。
ゆっくりでも、毎日のリハビリの積み重ねがとても大切になります。

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