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‘方法’ タグのついている投稿

拘縮の強い方へのリハビリ「指を開く」2

2012 年 3 月 26 日 月曜日

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体の筋肉や関節は動かさないと徐々にその機能が失われていきます。
リハビリによって筋力をつけたり、関節の動きをよくすることが大切です。
しかし、拘縮が強い場合、無理に動かすのは危険です。
リハビリを行う場合は慎重に行いましょう。
今回は、拘縮が強い場合の指を開くリハビリ方法を紹介したいと思います。
★指を開くリハビリ方法
本人様には仰向けに寝ていただきましょう。
介助者は本人様の麻痺側に座ります。
① 介助者は、麻痺側の手を両手で握ります。
② 患者様の手の甲を押します。
※筋肉が伸ばされ、指が開きやすくなります。
③ 患者様の親指とその他の4本の指を、それぞれ手で包むようにしてもちます。
④ ゆっくりと開いていきます。
※痛みがないか確認しながら慎重に行います。
 指が伸びきらなくても十分リハビリの効果はありますので、できるところまでにしましょう。
★注意点
指先をもって開こうとすると、上手く開かなかったり、関節を痛める場合があります。
★ポイント
短い時間で毎日続けていくことが有効です。
リハビリは、本人さんが痛がらない範囲で、ゆっくりと、そして毎日行っていきましょう。

拘縮のリハビリ「指を開く」

2012 年 3 月 5 日 月曜日

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体の筋肉や関節は動かさないと徐々にその機能が失われていきます。
リハビリによって筋力をつけたり、関節の動きをよくすることが大切です。
今回は、拘縮改善、予防の指を開くリハビリ方法を紹介したいと思います。
★指を開くリハビリ方法
本人様には仰向けに寝ていただきましょう。
介助者は本人様の麻痺側に座ります。
① 介助者は、麻痺側の手を両手で握ります。
② 左手で本人様の手のひらを支え、右手の親指以外の4指を差し込みます。
※右に麻痺のある場合
③ 本人様の4指をもってゆっくりと開いていきます。
★注意点
指先をもって開こうとすると、上手く開かなかったり、関節を痛める場合があります。
★ポイント
短い時間で毎日続けていくことが有効です。
リハビリは、本人さんが痛がらない範囲で、ゆっくりと、そして毎日行っていきましょう。

拘縮のリハビリ「手首」

2012 年 2 月 27 日 月曜日

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何らかの原因でベッドでの生活が中心となると、動かさない筋肉の筋力低下や関節拘縮が進みます。
関節が固くなってしまう前に予防、また固くなった関節を柔らかくしていくためにリハビリをしていくことが大切です。
今回は、拘縮改善、予防の手首のリハビリ方法を紹介したいと思います。
★手首のリハビリ方法
本人様には仰向けに寝ていただきましょう。
介助者は本人様の麻痺側に座ります。
① 左手で本人様の手首を握って固定し、右手の指を本人様の手の平に差し込みます。
   ※麻痺側が右側の場合
② 差し込んだ指を手前に返し、本人様の手の平を広げるようにして本人様の手首を返します。
※拘縮が強い方の場合は、肘より先の腕(手の平側)を揉みほぐしてから行うと効果的です。
★注意点
無理にまわすと、筋肉や関節を痛める危険性があります。
できる範囲での運動にしましょう。
★ポイント
短い時間で毎日続けていくことが有効です。
リハビリは、本人さんが痛がらない範囲で、ゆっくりと、そして毎日行っていきましょう。

拘縮のリハビリ 「肘をまわす」

2012 年 2 月 20 日 月曜日

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脳卒中などの後遺症による片麻痺により、麻痺側の筋緊張や関節拘縮が進みます。
リハビリをしないままでいると、拘縮が進み、可動域が狭くなってしまいます。
ですから、関節が固くなってしまう前に予防、また固くなった関節を柔らかくしていくことが大切です。
今回は、拘縮改善、予防の肘をまわすリハビリ方法を紹介したいと思います。
★肘をまわすリハビリ方法
本人様には仰向けに寝ていただきましょう。
介助者は本人様の麻痺側に座ります。
① 左手で本人様の手首を、右手で肘を下から支え、介助を行う人の膝上まで持ち上げます。
   ※麻痺側が右側の場合
② 手首を持っている手を内側にまわします。
③ 今度は反対に外側にまわします。
★注意点
無理にまわすと、筋肉や関節を痛める危険性があります。
できる範囲での運動にしましょう。
★ポイント
短い時間で毎日続けていくことが有効です。
リハビリは、本人さんが痛がらない範囲で、ゆっくりと、そして毎日行っていきましょう。

拘縮のリハビリ 「肘を伸ばす」

2012 年 2 月 13 日 月曜日

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寝たきりの生活が多くなると拘縮が進み、可動域が狭くなっていきます。
関節が固くなってしまう前に予防、また固くなった関節を柔らかくしていくことが大切です。
脳梗塞の後遺症による片麻痺では、麻痺側の腕が曲がるように拘縮が進みます。
今回は、拘縮改善、予防の肘を伸ばすリハビリ方法を紹介したいと思います。
★肘を伸ばすリハビリ方法
本人様には仰向けに寝ていただきましょう。
介助者は本人様の麻痺側に座ります。
① 左手で本人様の手首を、右手で肘を下から支えます。
   ※麻痺側が右側の場合
② 肘をゆっくりと伸ばしていきます。
※拘縮が強い場合は、上腕の力こぶを揉みほぐしてから行いましょう。
★注意点
いきなり伸ばそうとすると、筋肉を痛める危険性がありまるので、ゆっくりと数を数えるペースで行ってください。
★ポイント
また、1度にたくさん行うと疲れがでたりしてよくありません。
それよりも短い時間で毎日続けていくことの方が有効です。
リハビリは、本人さんが痛がらない範囲で、ゆっくりと、そして毎日行うことがポイントになります。

拘縮が弱い方のリハビリ 「肩」

2012 年 2 月 6 日 月曜日

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寝たきりの生活が多くなると拘縮が進み、可動域が狭くなっていきます。
関節が固くなってしまう前に予防、また固くなった関節を柔らかくしていくことが大切です。
今回は、拘縮が弱い場合の肩のリハビリ方法を紹介したいと思います。
★拘縮が弱い場合の肩のリハビリ方法
<準備>
本人様には仰向けに寝ていただきましょう。
介助者は本人様の麻痺側に座ります。
① 左手で本人様の手首を、右手で脇を支えます。
   ※麻痺側が右側の場合
※※このとき、本人様の手のひらは必ず天井を向くようにします。
② 腕をゆっくりと大きく外へ広げていきます。
③ 腕を広げたところから、今度は腕を上げていきます。
★注意点
手のひらが床や介助者の方を向いていると、肩を動かした際、痛めてしまいますので、必ず手のひらは天井を向くようにしてください。
★ポイント
大きく動かしていきましょう。ただし、痛みがでればそれ以上は無理に動かさないようにしてください。
また、1度にたくさん行うと疲れがでたりしてよくありません。
それよりも短い時間で毎日続けていくことの方が有効です。
リハビリは、本人さんが痛がらない範囲で、ゆっくりと、そして毎日行うことがポイントになります。

拘縮が強い方のリハビリ 「肩」

2012 年 1 月 30 日 月曜日

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寝たきりの生活が多くなると拘縮が進み、可動域が狭くなっていきます。
このように全身の関節は使わないとどんどん固くなっていきます。
固くなった関節を元に戻すことは大変です。
そうなる前の予防、また固くなった関節を柔らかくしていくことが大切です。
今回は、拘縮が強い場合の肩のリハビリ方法を紹介したいと思います。
★拘縮が強い場合の肩のリハビリ方法
本人様には仰向けに寝ていただきましょう。
介護者は本人様の麻痺側に座ります。
① 左手で本人様の肩を、右手で肘を下から支えます。
※麻痺側が右側の場合
② 腕をゆっくりと上に上げていき、上がるところまででやめます。 
※介助者は手の力で上げるのではなく、自分の体重を利用して行う。
③ 腕を元の位置に戻し、今度は外に腕を広げます。
★注意点
不安定な関節で痛めやすいので、動かす際は、徐々に力を加えていきましょう。
★ポイント
ゆっくりと時間をかけて行っていきましょう。
また、1度にたくさん行うと疲れがでたりしてよくありません。
それよりも短い時間で毎日続けていくことの方が有効です。
リハビリは、本人さんが痛がらない範囲で、ゆっくりと、そして毎日行うことがポイントになります。

拘縮が強い方のリハビリ 「股関節」

2012 年 1 月 23 日 月曜日

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寝たきりの人の中には、膝が曲がり、股関節の拘縮が強く開きにくい方も見えます。
関節は使わないとどんどん固くなっていきます。
固くなった関節を元に戻すことは大変です。
そうなる前の予防、また固くなった関節を柔らかくしていくことが大切です。
今回は、拘縮が強い場合の股関節リハビリ方法を紹介したいと思います。
★拘縮が強い場合の股関節リハビリ方法
本人様には仰向けに寝ていただきましょう。
介護者は本人様の下肢側に座ります。
※介護者は本人様の両足を揃え、自分の足の間に入れます
 自分の脚で本人様の脚を両側から挟むイメージです。
① 本人様の両膝の間にクッションを挟みます。
② 介護者は、右手を本人様の右膝の内側へ、左手を本人様の左側の内側におきます。
※介護者の手が交差する形になります。
③ 両手で膝を押していき、少しずつ膝を広げていきます。
★注意点
膝を広げる際、扉を開くように手を交差させない開き方をすると、
力が入りにくい上、力加減が難しいのでやめましょう。
★ポイントは、ゆっくりと時間をかけて行っていくことです。
固くなった関節を動かしますので、ある程度の痛みは伴うこともありますが、
痛みが出たら無理をしないようにしましょう。
また、1度にたくさん行うと疲れがでたりしてよくありません。
それよりも短い時間で毎日続けていくことの方が有効です。
リハビリは、本人さんが痛がらない範囲で、ゆっくりと、そして毎日行うことがポイントになります。

寝たきり予防と介護とは

2011 年 12 月 5 日 月曜日

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お年寄りの方の中には体を動かさないで一日ほとんどの時間をベッドで過ごすという方も少なからず見えると思います。
人は体を使わないと使える機能がどんどん衰え、使えなくなってしまいます。
そのまま放っておくと寝たきりになってしまうこともあります。
お年寄りの方を寝たきりにさせないためにも、そのような働きかけをしていく必要があります。
寝たきり予防として、介護者が意識すべき点は以下のものがあります。
●本人の体の状態をよく知っておく
無理に動いたりしない方がいい場合もありますので、主治医と相談し、今の状態をしっかりと把握しておくことが大切です。
●動きやすい環境をつくる
普段何気なく生活している家でも、お年寄りの方にとっては危険がいっぱいです。
お年寄りの方が安心して動くことのできるような環境作りが大切です。
●できることはやってもらう
できることでもやらなければ、本当に出来なくなってしまいます。
できることは積極的にやってもらい、機能回復・維持をしていくことが大切です。
●ヘルパーやケアマネージャーに相談をする
身内にいろいろ言われても、素直に聞いてもらえないこともあります。
そういった場合は、ヘルパーさんやケアマネージャーさんに相談をしてみるといいでしょう。
いいアドバイスをいただけると思います。
寝たきりを防ぐためには、本人さんの意欲も必要ですが、それ以外にも介護者が意識していかなけらばならない部分もあります。
上記の注意事項をしっかりおさえておくといいでしょう。

応急処置を勉強しよう!

2011 年 10 月 31 日 月曜日

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救急の事態の際、第一発見者の処置がとても大切になります。
介護の現場において、救命救急処置を行わなければならないことは稀です。
しかし、いつこのような場面に遭遇するかは誰にもわかりません。
もしもの時のために、救命救急処置の勉強をしておくといいでしょう。
処置について勉強をされる際は、お近くの消防署に問い合わせをしてみましょう。
一般の方を対象として、定期的に講習会が行われていることと思います。
いざというときのために、一度講習を受けることをおすすめします。

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