出血をしたときの対処方法は?
2010 年 3 月 9 日 火曜日お年寄りの方は転倒時などに、なにかにぶつかったり切ったりして出血をすることがあります。
ケガの程度によりますが、少量の出血の場合は、患部を圧迫すればたいてい止まります。
ただし、大量に出血をしたときは、直ちに救急車を呼んでください。
その後、救急車が来るまでの間、「圧迫止血」を行ってください。
止血方法は、いくつかありますが、救急車が来るまでの短い時間の場合は、この圧迫止血が有効です。
圧迫止血法とは、傷口に清潔なガーゼやハンカチをあて、手のひらや指で強く押さえ続ける方法です。
※このとき受傷者の血液に触れると感染症を起こす可能性があるため、できる限りビニール(手)袋を使用するようにしてください。
出血をしている場所が、手足の場合は、心臓よりも高い位置にしましょう。
そうすることで、出血が治まりやすくなります。
短時間で大量の血液を失うとショックを起こしたり、命にかかわります。
そのため、万一の場合でも家族の方や介護者は迅速な対応ができるようにしておきましょう。