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‘リハビリ 変形性脊椎症’ タグのついている投稿

変形性脊椎症 リハビリ

2015 年 1 月 5 日 月曜日

変形性脊椎症とは

変形性脊椎症とは、脊椎の支持性と可動性が老化のため著しく低下したものをいいます。

椎骨が作る関節が自由に動くのは、関節の表面が弾力性のある軟骨に覆われているためですが、その軟骨は加齢によりすり減り硬くなっていきます。

そのため関節と関節がうまく合わなくなり痛みが生じます。

脊椎と脊椎の間にある椎間板が変性して薄くなったり、変形したりすることで痛みや運動障害を招きます。

もっとも起こりやすい部位としては腰椎で、「腰部変形性脊椎症」と呼ばれます。

症状

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椎間板の変形や椎間板に接する椎体の角部分の骨増殖により「骨棘」と呼ばれる出っ張りができます。

この出っ張りが神経を刺激したり圧迫したりすることで痛みが引き起こされますが、必ずしも痛みを伴うとは限りません

変形が進むと、慢性の疼痛や可動域制限が起こり、神経根症状を生じることも少なくありません。

また、この変形が脊髄や神経が通る道の脊柱管を狭窄させ、「脊柱管狭窄症」を発症させることもあります。

「脊柱管狭窄症」になると、長時間歩くことが困難となります。これは「間歇性跛行」と呼ばれる代表的な症状で、歩行と休息を繰り返します。

安静時には腰痛が出ることは少ないですが、背筋を伸ばして歩いたり立ったりするときに大腿部や膝から下の部分に痛みや痺れが起こり、歩き辛さを感じます。

この症状は座ったり、前かがみの姿勢をとると軽減されます。

他の症状としては、動作の初めの疼痛、重い物を持ち上げることができなくなります。

リハビリ

リハビリとしては保存療法を行います。

症状・痛みの緩和やADL(※ADLとは、日常生活動作の略で、起居、移動、食事、更衣、整容、トイレの各動作およびコミュニケーションから成る日常生活に最小限必要と考えられる動作のこと)の向上を目的として、生活指導、温熱療法、体操療法、マッサージなどを行います。

早期からのリハビリテーションの介入が回復を促進することが科学的に証明されています。

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