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多系統萎縮症(MSA) リハビリ

2009 年 12 月 10 日 木曜日

リハビリ
多系統萎縮症(MSA)
★多系統萎縮症とは
多系統萎縮症とは、オリーブ橋小脳萎縮症、線条体黒質変性症、シャイドレーガー症候群という3つの病名を総称したものをいいます。これらの病気は前景に立つ症状がことなるため、以前は、小脳・自律神経・錐体外路と障害部位によって別々の診断名がついていました。現在は、脳の病理変化が共通していることから、まとめて多系統萎縮症と呼ばれています。原因は不明で、特異的な治療法も確立されていないため、対症療法が行われます。
★症状
障害部位によって小脳症状、自律神経症状、錐体外路症状が現れます。
小脳症状としては、運動失調、失調性歩行(歩行障害)、言語障害などがあり、自律神経症状としては、起立性低血圧、排尿障害、便秘、インポテンツなどがあります。
錐体外路症状としては、パーキンソニズム(振戦、筋固縮、寡動・無動、姿勢反射障害を呈する特有の運動障害)、深部腱反射亢進、バビンスキー反射(足底に見られる正常時には現れない病的反射のこと)出現などがあります。
★リハビリ
多系統萎縮症に対してのリハビリテーションは重要です。運動失調や歩行障害に対しては歩行訓練、運動療法を行います。筋固縮に対してのマッサージ、鍼灸治療、筋力低下・転倒・けが予防に対して筋肉トレーニングなどで手足の筋肉を鍛えます。多系統萎縮症に対してのリハビリテーションは進行を抑えることを目的に行います。

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