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‘リハビリ 移乗 トランスファー 車椅子 車いす 乗り移り’ タグのついている投稿

移乗動作(トランスファー)とは

2014 年 11 月 5 日 水曜日

移乗動作とは、ベッド、車椅子、自動車、トイレ(便器)など他のものに乗り移る動作のことをいいます。

車椅子使用者が日常生活を営む上で欠かせない動作でもあります。
また、移乗動作を訓練することは、自立を早めることにつながります。
この動作を行うには座位が安定していることが大切です。
※ここでは車椅子からベッドへ移乗する方法について紹介します。

移乗動作の流れ 介助なし

①車椅子をベッドにできるだけ近づけ、次に浅く腰かけ、背すじを伸ばします。
②体を前に傾けて腰を浮かせて立ち上がります(中腰姿勢の状態になります)。
※体を前に傾けたとき、ベッド側(麻痺のない方)の手をベッドにつきます。
③片足ずつ踏み変えるか、両足をつけたままで体を方向転換させ、お尻をベッドの方に向けます。
④おじぎをしながら膝を曲げていきゆっくりと腰を下ろして座ります。

注意する動作 その①

移乗動作の中には、体を方向転換させる動作があります。
方向転換とは、立った姿勢を保ちつつ、体の向きを変える動作です。
この方向転換は難しい動作でもあります。

この方向転換には、
・足を一歩ずつ踏み変える
・両足をついたまま手すりを使って体の向きを変える
などいくつかの方法があるのですが、今紹介した方法はどちらも重心をつま先や片足に乗せます。

このときバランスを崩しやすいので方向転換は難しい動作なのです。
この難しい動作でも、バランスを崩さないように介助者が軽く助けることで安全に移乗が行えるようになります。

注意する動作 その②

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移乗動作の中には、ベッドや車椅子などの条件に影響されやすい動作があります。
それは、立ち上がり動作方向転換の動作です。

立ち上がり動作を行う際、ベッドや車椅子の座る面は高い方が立ち上がりが楽になります。
しかしその反面、移乗先の座る面が高すぎると深く腰掛けることが難しくなるので注意が必要です。

手すりやベッド柵の位置、アームレスト(肘掛け)の形によって立ち上がりや方向転換がしやすくなる場合もあります。
また、車椅子のベッド側にあるアームレストやフットレストが取り外しできるとさらに安全に移乗動作を行うことができるので覚えておきましょう。

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