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脳出血 リハビリ

2014 年 11 月 20 日 木曜日

脳出血とは?

脳出血とは、脳内の血管が何らかの原因で破れ、脳内や脳周囲に出血した状態をいいます。
脳卒中の一種で、頭蓋内の出血を総称してそう呼ばれおり、または脳溢血とも呼ばれています。
出血には、被殻出血、視床出血、皮質化出血、橋出血、小脳出血があります。

原因

原因の多くは高血圧です。高血圧によりしだいに血管の柔軟性が失われ、動脈硬化が進むことで血管壁がもろくなり破れやすくなるからです。そのほか、脳動脈瘤、脳動静脈奇形の破綻、腫瘍内出血、脳の外傷などの原因があります。

症状

出血部位や血腫の大きさにより症状は異なりますが、一般的に感覚障害、意識障害運動麻痺、頭痛、嘔吐などの症状が現れます。出血部位により、半身の痛み、めまい、歩行障害、同名性半盲、四肢麻痺失語症、呼吸異常などが現れます。

リハビリ

脳出血を発症すると、出血部位に応じて四肢の麻痺などの様々な症状が出てきます。
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発症後間もない急性期には、生命の危機があることや治療上の必要から安静を要することが多く、長期間ベッドに寝たままとなる場合もあります。そのまま長期安静にしているだけでは、廃用症候群を招くことになります。

廃用症候群を発症すると、脳出血による症状に対するリハビリの前に廃用症候群を改善させることから始まります。
廃用症候群の改善に時間がかかり、脳出血による症状のリハビリが遅れ、リハビリの効果が低下してしまう場合が多くあります。。

そのため、急性期治療中でも廃用症候群の予防のためにリハビリを開始することが必要となります。

この段階で行われるリハビリは、一定時間ごとに体位変換をすることや麻痺や拘縮している手足の関節を動かすことがメインとなります。

脳卒中後に早期のリハビリ治療をすることで症状の改善によい成果をあげることができます。

関節拘縮の予防、床ずれ予防、沈下性肺炎の予防のための体位変換、他動的関節可動域訓練、寝返り動作訓練、床上移動訓練、移動・移乗動作訓練、立ち上がりと歩行訓練、応用歩行訓練などADL(※ADLとは、日常生活動作の略で、起居、移動、食事、更衣、整容、トイレの各動作およびコミュニケーションから成る日常生活に最小限必要と考えられる動作のこと)の向上を目的にリハビリを行います。

訪問マッサージは、このような症状の改善のために筋肉のマッサージだけでなく、拘縮した関節に対する関節可動域訓練、委縮してしまった筋肉に対する筋力強化訓練などをおこない、日常生活動作の向上に効果的です。

予防

脳出血の原因は高血圧がある方に多く発症しやすくなります。またお酒をたくさん飲む方にも多く発症します。
脳血管の奇形が原因で血管が破れやすくなっている場合もあります。

そのため、健康診断により高血圧などの生活習慣病を早期に発見し治療を始めること、お酒を飲み過ぎないこと、脳ドックなどで動脈硬化がないかなど脳血管の状態を把握し、早期から動脈硬化などに対する治療を始めることで脳出血の発症を防ぐことができます。

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