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誤嚥(ごえん)の予防 口の中の掃除

2010 年 2 月 3 日 水曜日

口の中というのは、食べ物が流れ込み、いつも37度前後に保たれているため、細菌にとってとても居心地がよく、仲間を増やすのにはもってこいの場所です。
そのため、お年寄りの方は、誤嚥によって食べ物や唾液に含まれる細菌が肺に入ってしまい誤嚥性肺炎という病気にかかってしまうことがあります。
※誤嚥とは?
通常、食べ物を飲み込むとき脳に信号が伝わり、脳はこの信号を受け取って食べ物が気管に入らないよう気管の入り口をふさぐ指令を出すため、食べ物は食道の方に入りますが、加齢によってこの信号と指令のやり取りがうまく伝わらなくなることで、食べ物や唾液が気管に入ってしまうことを「誤嚥」と呼びます。
お年寄りの肺炎の約半分はこの誤嚥性肺炎といわれています。
肺炎は、日本の死亡原因の第4位であり、高齢者の肺炎による死亡率は20~40%といわれています。
一度かかると、治りにくく、しばしば死に至る怖い病気です。
そのため、まめに口の中をそうじをして誤嚥性肺炎の予防をすることが必要です。
とくに夜間の睡眠中に気がつかないうちに誤嚥が起こることが多いため、就寝前のそうじは大切です。
そうじの仕方
①まず、そうじのときに誤嚥を起こさないようベッドをなるべく起こして上体を起こします。※それがむずかしいかたは、頭を横に向けます。
②誤嚥に注意しながら、少なめの水で口をゆすいでもらいます。
③やわらかい歯ブラシやスポンジブラシ、ガーゼなどを使って歯肉を傷つけないように歯や舌をきれいにみがきます。
※歯磨き粉は使用せず、かわりに薄めたイソジンやお茶でみがいたり、うがいをしましょう。
また、夜間の間は入れ歯をはずすのが基本です。
毎食後や寝る前ははずして、流水でみがいて洗うようにしましょう。
ただし、中には入れ歯をいれたまま寝た方がよい場合があるので、入れ歯を使用されている方は、かかりつけの歯医者さんと相談するようにしてください。

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