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‘失語症’ タグのついている投稿

失語症の方との接し方

2011 年 5 月 17 日 火曜日

脳卒中などの後遺症の一つに、言語障害があります。
言語障害には「構音障害」と「失語症」の2つの種類があります。
どちらも会話が不自由という点では同じですが、別のものだということを理解し、接することが大切です。
ここで、失語症の方への接し方についてのポイントや注意点を紹介しますね。
☆失語症患者様との接し方【ポイント】
① 話は短く区切り、ゆっくりとする。
② 相手には自由に話をしてもらう。
 
③ 話の途中で確認を入れる。
④ 相手が理解できていないようなら、言い回しを変える。
⑤ わかったふりをしないで、話がわからないときはそのことを伝える。
⑥ 道具を利用して説明をする。写真・コミュニケーションボードなど
⑦ 質問は、相手が「はい」か「いいえ」で答えられるように。

失語症の場合、リハビリを続けていくことで、たとえ何年かかったとしても少しずつ回復していきます。
そのためには、会話や言葉遊びなど生活の中に取り入れて接することが大切です。
失語症患者様に対する介護者や家族の方の接し方を考えていきましょう。

失語症とは?

2011 年 5 月 12 日 木曜日

脳卒中などの後遺症の一つに、言語障害があります。
言語障害には、2つの種類があります。
一つは「構音障害」、もう一つは「失語症」です。
この構音障害と失語症は、会話が不自由という点では、同じですが、状態はまったくことなります。
今回は、失語症について紹介しますね。
失語症には、4つの種類があります。
① ブローカー失語
聞いたり、読むことの障害は少ないが、話したり、書くといったことの障害が大きい。
② ウェルニッケ失語
聞いて理解する能力が低下しているが、流暢に会話をするため、失語症とわからないことも少なくない。
③ 全失語
聞く・話す・読む・書くの動作がどれも困難な状態。
④ 健忘失語
ものの名前が思い出せないといった程度の症状。失語症の中で一番障害の少ないタイプ。

手足の麻痺などの回復は、回復期間が短いですが、
失語症の場合、リハビリを続けていくことで、たとえ何年かかったとしても少しずつ回復していきます。
「少しでも早く元の状態に回復して欲しい」と願う家族の方のお気持ちはわかりますが、
そこで、せかしたり、慌てさせたりしては、かえってよくありません。
ゆっくりでも、毎日のリハビリの積み重ねがとても大切になります。

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