もしも、お年寄りの方が倒れてしまったら・・・。救急の対処の仕方
2011 年 10 月 11 日 火曜日
急病、事故などにより、お年寄りの方が倒れてしまうことがあるかもしれません。
いつ何時このような状況に直面する誰にもかわかりません。
介護者の方は緊急の場合の対処方法をしっかりと知っておきましょう。
<対処の仕方>
①状態の把握
まず、どんな状態なのかを把握することが大切です。
「あわてず」以下のことをチェックしましょう。
<瞬時のチェックポイント>
①意識はあるか
②呼吸はあるか
③脈拍はあるか
④顔色はどうか
⑤痛みやしびれはないか
・意識がしっかりしている場合
主治医の先生に連絡して来てもらう、もしくは、指示を仰いでください。
判断がつかない場合は、救急車を呼びましょう。
②救急車を呼ぶ
下記のような場合は、ただちに救急車を呼んでください。
●意識がない、はっきりしない
●反応がない、にぶい
●脈拍がない、よわい
●呼吸がない、おかしい
●痛みを訴える
救急車を呼ぶ際、現在の状態を説明しましょう。
※意識がない場合の対処
本人を動かしたりしないで、呼びかけ続けてください。
※呼吸がない場合の対処
気道を確保します。
①本人のひたいに手をおき、アゴの先を手で支えます。
②アゴの先を持ち上げ、同時にひたいを下げるようにします。
処置までの時間によって生死や予後もかわります。
早期の対処ができるよう、知っておきましょう。