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‘パーキンソン病’ タグのついている投稿

◎パーキンソン病の患者様の施術のご紹介

2018 年 12 月 28 日 金曜日

こんにちは。マッサージ師の太田です。
今回はパーキンソン病の患者様の施術のご紹介をします。

◎パーキンソン病とは・・・円滑な運動を行うのに重要な役割を担う脳の一部に異常が生じることで発症する病気です。パーキンソン病では、思ったタイミングで歩き出せない、小刻みな歩行になるなどの症状がみられるようになります。日本では10万人あたり100人~150人(およそ1000人に1人)がこの病気にかかると考えられています。60歳以上では10万人あたり1000人(およそ100人に1人)と、ぐっと多くなります。今後高齢化が進むにつれて、患者さんの数は増えると推定されている疾患です。

◎患者様の状態と施術・・・歩行困難により車椅子での生活ですが、車椅子⇄ベッド間の移乗では介助付きではありますが怖がられる事なく慎重に行われます。全身に筋緊張が出てくる為肩周囲から背腰部のマッサージを行います。また、足の筋力低下を防ぐために下肢筋力訓練も行い筋力維持に努めます。ご本人様も筋力訓練にとても前向きで、あまり無理しない範囲ですが積極的な訓練が行えております。 

マッサージに興味をお持ちの方がおりましたらぜひお気軽に問い合わせしてください。その際に詳しくご説明いたします。
また訪問マッサージひまわりでは随時無料体験を行っています。マッサージ興味はあるが利用の仕方わからない、どんなことを施術をされるかわからないなど疑問や不安をお持ちの方はぜひ無料体験を受けていただくことをお勧めいたします。

パーキンソン病の患者様の施術のご紹介

2018 年 1 月 16 日 火曜日

マッサージ師の太田です。
今回は、パーキンソン病の患者様の施術のご紹介をします。

◎パーキンソン病とは・・・脳からの命令が全身にうまく伝わらずに身体が動かなくなる病気です。数年かけて徐々に進行していきます。 診断を確定するために、問診・頭部MRI検査・血液検査などを行います。今のところ完全に治る治療法はありませんが、薬物療法・運動療法によって症状を抑えることができます。代表的な症状は4つあり、①安静時に手足が震える(安静時振戦)、②動きが遅くなったり、動かなくなる(無動・寡動)、③腕や足がスムーズに動かなくなる、カクカク動く(筋強剛・固縮)、④前のめりに突進するように歩く、倒れそうになっても立ち直れない(歩行障害・姿勢反射障害)の4つです。

◎患者様の施術とご様子・・・歩き始めの一歩が出にくく、また歩行時のバランスが悪く両下肢に筋力低下が見られます。両上肢に振戦が見られます。両下腿から足部にかけて浮腫が見られます。自律神経症状として便が10日以上も出ないことがある様です。施術は、歩行を安定させるために両下肢の筋力訓練・ROM訓練を行い、便秘の改善のため腹部のマッサージを入念に行います。

◎患者様からのお言葉・・・「マッサージの後は手足が動かしやすくなります。」とのお言葉を頂いております。

マッサージに興味をお持ちの方がおりましたらぜひお気軽に問い合わせしてください。その際に詳しくご説明いたします。
また、訪問マッサージひまわりでは随時無料体験を行っています。マッサージ興味はあるが利用の仕方わからない、どんなことを施術をされるかわからないなど疑問や不安をお持ちの方はぜひ無料体験を受けていただくことをお勧めいたします。

パーキンソン病の自宅ケアと治療のポイント

2014 年 9 月 20 日 土曜日

パーキンソン病に対する治療は、薬物療法が中心になります。

また、筋肉のこわばりや関節の拘縮予防のためにはリハビリを行っていくことが必要です。

しかし、薬を途中で飲むのをやめてしまったり、体を動かしにくくなることから外出など体を動かしたがらない患者様も多いようです。

それらは、病気の状態を悪化させる原因にもなります。

病気を進行させないためのケアや治療がとても大切なんです。

ここで、自宅でのケアや治療についてのポイントをいくつか紹介したいと思います。

自宅ケア・治療のポイント

①薬は欠かさないこと。
病院などから処方された薬はきちんと飲むようにしてください。
途中で服用をやめると体の状態を悪化させることもあります。
その他の科から処方された薬がある場合は、飲み合わせなどもありますので、医師と相談しましょう。

②体操をすること。
体の筋肉や関節のこわばりを防ぐためにもリハビリ体操をしましょう。
無理はしないように、疲れが残らない・出来る範囲で行いましょう。

③嚥下障害対策をすること。
食事の際、むせやすくなったり、体重が減るようなことがあったら、呑み込みのしやすい食事に移行しましょう。
また、食事の前の口腔外・口腔内マッサージを行うようにしましょう。

④外出をすること。
外出が少なくなると、病気の状態を悪化させることもあります。
散歩やデイサービスを利用し、積極的に外出をしていきましょう。
医療 福祉 イラスト
⑤リハビリをすること。
症状の緩和や筋肉・関節のこわばりを和らげるためにも、リハビリをしていきましょう。
通所リハビリを利用したり、訪問マッサージや訪問リハビリなどのサービスをおすすめします。

パーキンソン病を進行させないためにも、これらのケア・治療が大切ですよ。また自宅で日常生活を送るための環境づくりも大切となってきます。

パーキンソン病の特徴として、体の動きがこわばることやバランスがとりづらいことなどがあります。そのため、転倒などの事故が起こることも少なくありません。

ですから、安全な環境づくりをしていくことが大切なんです。

安全な生活環境を整えるためのポイント

① 段差をつくらない!
パーキンソン病の方は、小刻み歩行やすり足歩行になります。
小さな段差もつまづく原因になりますので、敷居の段差やじゅうたん、カーペットなどのめくれは失くしましょう。

② 段差が分かりやすいように!
段差でもどうしようもないところなどもあると思います。そういったところは、チェックをつけたり、色を変えて分かりやすいようにすることが大切です。

③ 手すりをつける!
バランスの不安定なパーキンソン病の方には、手すりがあることはとても助かります。廊下の壁や浴室、トイレなどに手すりを設置しましょう。

④ 部屋の整理
バランスが不安定のためまわりのものにつかまって歩く方もみえると思います。このときはつかまり歩きがしやすいように周りに置いてある机や台などの配置を変えていきましょう。

より住みよい生活環境に改善していきましょう!

リハビリがなぜよ良いのか?

パーキンソン病の患者さんは、意欲の低下や無動症状、姿勢反射障害のため健常者に比べて運動不足になりやすく、身体機能の低下が起こりやすいのです。

そのためパーキンソン病の治療に、身体機能を維持回復させるためのリハビリを日常生活に取り入れることが重要になります。

リハビリは、お薬の効果がある時に、無理をせず、自分の体の状態に合った運動から行い、徐々に回数や運動の種類を増やしていくとよいとされています。

椅子に座ってできる運動

パーキンソン病の方は、ふらつき症状が出やすいために転倒などの可能性が高くなります。まずは椅子に座った状態で運動をしてみましょう!

※椅子に座るときは、椅子に十分近づき、お尻を突き出すように体をできるだけ前にかがませてから、ゆっくりと腰をおろします。

①立ち上がり運動
・アゴをひき、体を前にかがめてゆっくり起き上がり、完全に立ち上がったら体を前にかがめてゆっくり座ります。
※はじめのうちは、机などに捕まりながら行うと安定します。

②体の前後屈運動
・椅子やベッドの端に背筋をできるだけ伸ばして座り、頭の後ろで両手を組み、体をゆっくり前後に曲げ伸ばしします。

③体の回旋運動
・椅子やベッドの端に背筋をできるだけ伸ばして座り、頭の後ろで両手を組み、体をゆっくり左右にひねります。

※②と③は無理に動かすのではなく、痛くない範囲で行ってください。

パーキンソン病の方のための生活環境改善

2011 年 5 月 2 日 月曜日

パーキンソン病の特徴として、体の動きがこわばることやバランスがとりづらいことなどがあります。
そのため、転倒などの事故が起こることも少なくありません。
ですから、安全な環境づくりをしていくことが大切なんです。
ここで、安全な生活環境を整えるためのポイントいくつか紹介します。
① 段差をつくらない!
パーキンソン病の方は、小刻み歩行やすり足歩行になります。
小さな段差もつまづく原因になりますので、敷居の段差やじゅうたん、カーペットなどのめくれは失くしましょう。
② 段差が分かりやすいように!
段差でもどうしようもないところなどもあると思います。そういったところは、チェックをつけたり、色を変えて分かりやすいようにすることが大切です。
③ 手すりをつける!
バランスの不安定なパーキンソン病の方には、手すりがあることはとても助かります。廊下の壁や浴室、トイレなどに手すりを設置しましょう。
④ 部屋の整理
バランスが不安定のためまわりのものにつかまって歩く方もみえると思います。このときはつかまり歩きがしやすいように周りに置いてある机や台などの配置を変えていきましょう。
より住みよい生活環境に改善していきましょう!

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