◎両側性変形性膝関節症からの人工関節置換術の患者様の施術のご紹介
2018 年 12 月 21 日 金曜日こんにちは。マッサージ師の太田です。
今回は両側性変形性膝関節症からの人工関節置換術の患者様の施術のご紹介をします。
◎人工膝関節置換術とは・・・変形性膝関節症や関節リウマチによって傷んで変形した膝関節の表面を取り除いて、人工関節に置き換える手術です。人工関節は、関節の滑らかな動きを再現できるように、大腿骨部(だいたいこつぶ)・ 脛骨部(けいこつぶ)・膝蓋骨部(しつがいこつぶ) の3つの部分からできています。大腿骨部と脛骨部の本体は金属製ですが、脛骨部の上面と膝蓋骨の表面は耐久性に優れた硬いポリエチレンでできていて、これが軟骨の代わりになります。使用する人工関節は障害の程度によって異なります。障害の程度が比較的軽い場合は骨の表面だけを削って置き換えますが、 膝関節の破壊が進み、障害が著しい場合には、すり減った骨を補充するために複雑な膝関節部品が必要になります。
◎患者様の状態と施術・・・この患者様は両膝手術されてみえフリーでの歩行は困難となります。お部屋等の移動では松葉杖の利用が一番使い勝手が良いとの事で日常生活では松葉杖での歩行となります。常日頃から自身の体調を気になされ管理されてみえるので歩行レベルの低下も少なくデイでも積極的に筋力訓練等を行われます。施術では松葉杖により腕への負担が多い為に肩周りの緊張が強く出ております。肩周りへ、腰部の筋緊張を和らげ血流促進を促します。下肢の筋力低下を防止するため筋力訓練も行なっております。
訪問マッサージひまわりでは施設などへの訪問も行っております。その際は施設側の許可をいただかなければなりませんが、現在訪問マッサージひまわりでは複数の施設に伺い施術を行っております。
ご家族などに施設入所の方などがおり、マッサージに興味をお持ちの方がおりましたらぜひお気軽に問い合わせしてください。その際に詳しくご説明いたします。
また、訪問マッサージひまわりでは随時無料体験を行っています。マッサージ興味はあるが利用の仕方わからない、どんなことを施術をされるかわからないなど疑問や不安をお持ちの方はぜひ無料体験を受けていただくことをお勧めいたします。