脊髄空洞症の患者様の施術のご紹介
2018 年 6 月 29 日 金曜日こんにちは。マッサージ師の太田です。
今回は脊髄空洞症の患者様の施術のご紹介をします。
◎脊髄空洞症とは・・・片側の腕の感覚障害もしくは脱力で発病することが多く、重苦しい、痛み、不快なしびれ感ではじまることがあります。また特徴的 な感覚障害として温痛覚障害をきたすことがあります。この障害は、例えば腕を強くつねられても触れられているという感覚はあるのに、痛みを感じない、あるいは火傷をしても熱さを感じないことです。病気が進み空洞が大きくなると、しびれ、筋肉のやせ、手足の脱力、突っ張りがみられてきます。これらの症状が体のどこに出るかは、空洞の出来た場所と広がりにより違います。
◎患者様の状態と施術・・・この患者様は、下半身麻痺の為、温痛覚障害となります。下肢の屈曲反射、腱反射がでています。足部の浮腫があるため足部のマッサージとROM訓練にて浮腫改善を促します。進行性疾患のため麻痺の範囲が拡大傾向にあります。また、上肢の負担が多く肩上部の緊張が強いため肩上部から上肢のマッサージも行います。
◎患者様のお声・・・「施術後は、緊張が減るので生活しやすくなります。」とのお言葉を頂いております。
訪問マッサージひまわりでは施設などへの訪問も行っております。その際は施設側の許可をいただかなければなりませんが、現在訪問マッサージひまわりでは複数の施設に伺い施術を行っております。
ご家族などに施設入所の方などがおり、マッサージに興味をお持ちの方がおりましたらぜひお気軽に問い合わせしてください。その際に詳しくご説明いたします。
また、訪問マッサージひまわりでは随時無料体験を行っています。マッサージ興味はあるが利用の仕方わからない、どんなことを施術をされるかわからないなど疑問や不安をお持ちの方はぜひ無料体験を受けていただくことをお勧めいたします。