肝硬変、肝性脳症の患者様の施術のご紹介

2017年11月10日

こんにちは。マッサージ師の太田です。
今回は肝硬変、肝性脳症の患者様の施術のご紹介をします。

◎肝硬変、肝性脳症とは・・・全身倦怠感、食欲不振、微熱、腹部膨満、下肢こむら返り、吐血、下血等の自覚症状が見られ、さらに進行すると、黄疸、腹水貯留、肝性脳症などの肝不全症状や合併症がみられます。肝性脳症は、肝機能低下によるアンモニア上昇によって起こります。アンモニアには神経毒性があり、脳に達すると意識障害などの精神症状がみられるようになります。

◎この患者様は・・・全身の倦怠感を訴えられ、四肢・体幹の浮腫、黄疸等がみられます。特に両下肢の下腿から足部にかけての浮腫が強くみられます。両肩の痛みの訴えもあります。両下肢の筋力低下のため室内は杖を使って移動されています。

◎施術は・・・全身の浮腫改善のため求心性のマッサージを愛護的に行っています。また、両下肢の関節可動域訓練を行い歩行の安定を目指しています。時々現状に対して悲観的になられることがあり、コミュニケーションを取りながら少しでも前向きになられる様接しております。

◎患者様からは「マッサージに来てもらうのをいつも楽しみにしています。」「話をしていると気持ちが楽になります。」とのお言葉を頂いております。


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Posted by 訪問マッサージひまわり at 14:54 / 未分類 コメント&トラックバック(0)



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