立ち上がりや座位保持が楽になる?!岐阜市の訪問マッサージ・リハビリ!

2014年12月25日

こんにちは。コーディネーターの片田です。

今回は外傷性くも膜下出血を患い車椅子生活の利用者様の施術に同行しました。

外傷性くも膜下出血とは?

人の脳には、脳を覆うくも膜という髄膜があります。髄膜の下(くも膜下腔)で出血が起こり、脳脊髄液の中に血液が混ざってしまった状態の事を「くも膜下出血」と言います。

特に、頭部に転倒や交通事故などの外的な衝撃を受けた時に、脳と硬膜を結ぶ血管が切れて起こった状態を「外傷性くも膜下出血」と言います。

症状

激しい頭痛、吐き気や嘔吐、意識障害などの症状が現れます。
「外傷性くも膜下出血」では、その出血量が多いほど症状は増悪します。特に出血量が多い場合には、意識障害や半身麻痺、言語障害といった症状が現れることも少なくありません。

後遺症とリハビリ

「くも膜下出血」は、症状が起きた後のリハビリによって症状の改善が望める疾患です。逆に、リハビリを行わないと症状の悪化を招くこともあります。

くも膜下出血後の後遺症を避けるため、くも膜下出血を発症した患者さんには、安静が必要になってきます。
安静にすることで、脳の出血した箇所の症状を抑えて、患部を安定させるために静養を行います。

しかし、その静養のし過ぎによって生活に必要な機能が低下することが多くあります。
例えば、筋力の低下による筋萎縮や関節が硬くなり動けない関節拘縮床ずれ(褥瘡)による組織の壊疽が発生いたします

寝たきりで動けないからといって、ベッドでじっと過ごすのではなく、ベッドの上でも体を動かすことが重要となります。

「手足を動かす」、「体の向きを変える」といった動作でも十分なリハビリになります。

施術の様子

お身体を動かす機会が少なく、筋力が低下してきています。そのため、立ち上がる事や背もたれ無しで座る事が困難な状態になっています。
屈伸.JPGのサムネール画像
四肢のマッサージと下肢の曲げ伸ばしの関節可動域訓練で筋肉と関節を柔らかく解し、筋力をつける為座位保持訓練もおこないます。

足の曲げ伸ばしの時は少し痛そうですが、いつもニコニコしながらお話してくださります。

その笑顔に私はいつも癒されています。ありがとうございます!

「早く自分の足で動きたい」と、積極的に訓練に励まれています。

楽しくお散歩ができるようになるために一緒に頑張っていきましょう!

わたし達が全力でサポートいたします!

利用者様からはこんなお喜びの声も届いています!


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Posted by 訪問マッサージひまわり at 11:38 / リハビリ訓練,訪問リハビリ 立ち上がりや座位保持が楽になる?!岐阜市の訪問マッサージ・リハビリ! はコメントを受け付けていません



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