便通がよくなりました!~患者さまの声~

2015年3月2日

便通が良くなりました!と奥様からの喜びの声をいただきました。

先月から、訪問マッサージを始められた Sさん。

長期の入院により、廃用性症候群と傷病名がつけられてみえます。

寝たきりの状態が長く続くようにになると、便秘などの症状も見られるようになってきます。

便秘

排泄で、数日に1回しかない状態を便秘といいます。排便時にも水分が少ない硬い便による排便困難な場合も便秘の状態なのです。

便秘にも急性のものと慢性のものがあります。

急性の便秘の場合、精神的ストレスや薬物による副作用、腸閉塞などが原因となります。

慢性の便秘の場合、腸の蠕動運動の低下、腹筋の筋力低下、薬の副作用や大腸がん等が原因となる場合が多くあります。

慢性の便秘は、特に高齢者に多く、身体機能の低下が大きく影響するとされています。

便秘を予防するには?

便秘を予防するためには、十分な水分補給、食物繊維・乳製品の摂取、規則正しい生活リズムをとるなどをする必要があります。

その他には、腸管を刺激するために、適度な運動腹部・腰部のマッサージなどが効果的です。

それでも排便が困難な場合には、下剤、浣腸、摘便をおこなう必要が出てきます。

また、排便の際には和式よりも洋式の座位の姿勢の方が楽に排便ができます。

寝たきりの方の場合、仰向けでの排便に違和感を感じる方が多いため、麻痺などがあってもできるだけポータブルトイレなどに座って自然排便を促すことも大切となります。

施術の様子

Sさんの施術内容は、全身のマッサージと拘縮予防の為に、可動域訓練。最後に便秘の予防・改善を目的として、按腹を行っていました。

按腹とは、按摩術の一つの方法で、お腹を按摩・マッサージする技術の一つです。

その施術を毎回行っていたところ、便通がよくなったそうです。

あまり、便が出ない日が続くとイライラしたり、かといって下剤をつかうと1日下痢状態になってしまい困ってみえました。

マッサージにもいろいろな効果があります。 何かお困りな方は、気軽にご相談ください。


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Posted by 訪問マッサージひまわり at 19:21 / 患者様の声 便通がよくなりました!~患者さまの声~ はコメントを受け付けていません



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