変形性膝関節症のリハビリ方法とは!?

2014年10月6日

高齢者の方が悩む膝の痛みの多くは、「変形性膝関節症」と言われています。

この変形性膝関節症に対しては、膝にかかる負担を減らすことが重要になります。
そして、リハビリをしていくことも必要です。

リハビリとして、膝や腰、股関節の周りの筋肉を鍛えることが大切です。
なぜなら、歩行の際などにふらつきがあると、膝への負担が増してしまうからです。
このふらつきを防ぐためにも筋トレをしていきましょう。

ここで、リハビリの方法を紹介します。
(リハビリを行う前に一度、専門のリハビリスタッフや主治医の先生と相談しましょう。)

リハビリの方法

①床に上向きで寝ます。
②両膝を曲げ、膝を立てます。
③片一方の脚の膝から先を伸ばし3~5秒止めます。
できたら反対側も行います。
左右それぞれ10回を目安に行ってください。
※ 重りを足首につけることでより強度の高いリハビリになります。症状・状態に合わせて使いましょう。重りの目安は500g~2㎏です。

このリハビリによって、太もも(大腿部)を鍛えることができます。
※痛みがでるようであれば、ただちに中止してください。

変形性膝関節症は、膝の関節の酷使(使い過ぎ)や老化によって関節の組織が壊れてしまうことによって起こります。
この変形性膝関節症に対しては、膝にかかる負担を軽くすることが大切です。

負担を減らす方法

① 正座をしない
② 和式トイレから洋式トイレにする
③ 体重を減らす
④ 膝や腰周りの筋肉を鍛える
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また、膝に痛みがでるような動作は控えましょう。

膝の負担を軽くする方法にはいくつかあります。

例えば、「立ち上がりの動作の工夫」です。

椅子に座っている状態から立ち上がるときに、その場で立ち上がろうとすると膝にはかなりの負担がかかっています。

膝の負担を減らすには、お辞儀をしながら立ち上がるようにしましょう。

前に体重を移動させることで、お尻を浮かしてから立ち上がる方法になります。

この立ち上がりの方法に変えただけでも、痛みが楽になった方もみえるようです。

日常生活の中での動作を工夫して行くことが大切なんですよ!


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Posted by 訪問マッサージひまわり at 18:42 / リハビリの方法・予防 変形性膝関節症のリハビリ方法とは!? はコメントを受け付けていません



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