床からの立ち上がり・下りる動作 介助のポイント②

2010年1月8日

※ここでは片麻痺の患者様を対象として考えます。
③麻痺のない方の下肢へ重心を移動してから立ち上がる
介助者は介助を受ける患者様の麻痺のある方の後ろ側から体を支えて援助をします。
介助者は介助を受ける患者様のお尻を持ち上げて片膝立ちになってもらい、麻痺のない方のつま先を返して膝を床から浮かせて高這いの姿勢になります。
※このとき介助者は患者様の片膝立ちが崩れないように麻痺側の後ろ側から手で膝と腰を支えるようにしましょう。
患者様は、麻痺のない方の足に体重移動ができたところで床から手を離し、体を起こして立ち上がります。
※このとき介助者は膝を支えていた手を麻痺側の胸に移動させて患者様の体を起こして立ち上がるようにします。
患者様が手を床から離したときがバランスを崩しやすいので介助者は注意するようにしましょう。
脚力が弱い方の場合は、麻痺のない方に台座を用意して上肢の支えを利用して立ち上がりを行うようにします。


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Posted by 訪問マッサージひまわり at 06:27 / リハビリ介助の仕方 床からの立ち上がり・下りる動作 介助のポイント② はコメントを受け付けていません



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