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‘施術の様子’ カテゴリーのアーカイブ

変形性膝関節症の痛みにも、岐阜市の訪問マッサージ・リハビリ!

2015 年 4 月 3 日 金曜日

こんにちは。

今回は、腰椎圧迫骨折後後遺症・変形性膝関節症の利用者様の施術に同行しました。

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施術の様子

両側臥位・仰臥位にて四肢マッサージとROM訓練をおこないました。

下肢の筋力抵抗運動もおこない、下肢の筋力の維持・強化を目指します

今では、私達が訪問すると伝い歩きで出迎えて下さるようになりました。

「マッサージをした夜はよく寝れます。食欲も出てきて嬉しいです。」とお喜びの声をいただきました。

ご家族様にも信頼いただき、「笑顔がふえたんですよ」と喜んでいただいています。

今後も歩行にむけて、一緒に頑張っていきましょう

わたし達が全力でサポートいたします!

※写真はイメージです

 

 

変形性膝関節症とは

変形性膝関節症とは、股関節の軟骨の変性、摩耗によって関節の破壊が起こり、これに対して骨硬化や骨棘形成などの骨増殖が起こり膝関節の変形と疼痛、運動制限を起こす進行性疾患です。

加齢による関節軟骨の退行変性と荷重と関節運動の機械的刺激が作用して摩耗による関節の変形・増殖性変化により起こります。
老化や肥満以外に原疾患が明らかでないものが多く、40歳以上の太った女性に多いです。

症状

椅子から立ち上がるなどの運動開始時の疼痛がみられます。

また関節の内側に圧痛を認めることが多いです。

進行すると関節腫脹がみられ、膝蓋骨の輪郭がわからなくなります。関節液が貯留し膝蓋骨の浮動感を認めます。関節の変形でO脚を呈することが多いです。

さらに、大腿四頭筋の萎縮、筋力低下により階段の下りが困難になります。

リハビリ

保存的療法を行います。

内容としては、膝関節への負担を減らすための生活指導、筋力低下に対して筋力トレーニングを行うなどの理学療法、疼痛に対する温熱療法、全身状態を維持するために歩行や体操などの全身調整運動を行います。

早期からのリハビリテーションの介入が回復を促進することが科学的に証明されています。

ROM訓練でご家族様もニッコリ!

2015 年 3 月 19 日 木曜日

こんにちは。コーディネーターの片田です。

今回施術に同行させていただいた利用者様は、足の筋力が低下し、関節が硬くなってしまった方です。

仰臥位にて四肢のマッサージをおこないました。

今回は、首から腰にかけて痛みがあるとの事でしたので、頸部から腰にかけて指圧とさするようなマッサージの軽擦法でマッサージを念入りにおこないました。

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ROM訓練ではご家族の方が、一つ一つの動作に喜んで下さっていました。

利用者様ご本人も、時折笑顔を見せながら、先生のかけ声にあわせて、ゆっくりと頑張っていらっしゃいました。

マッサージの体験の時から、とても気持ちがいいし楽になると好評をいただいていました。

マッサージを終えるころには顔の血色が良くなりご家族の方も喜んでいらっしゃいました。

「次回はいつ来てくれるの?」と先生に聞いていらっしゃいました。

楽しみにしていただけるというのは、とても嬉しい事ですね!

ROM訓練とは

ROM訓練とは、関節可動域の維持および増大を目的としておこなう他動的ROM訓練と、筋力の増強等を目的としておこなう自動介助的ROM訓練の二つに分があります。

自動的ROM訓練とは、患者さんが自分の力で行なう訓練で、他動的ROM訓練とは施術者が患者さんの体を動かして行なう訓練です。

ROMとは

ROMとは、Range of motionの略です。これは「関節可動域」という意味となります。

身体に障害が起こった場合や、また寝たきりになった場合、関節の動く範囲が狭くなり、関節可動域(ROM)が制限されてしまいます。

主な原因は、関節の拘縮や、骨の病変、寝たきりによる運動不足などにあります。なかには、外傷や筋の麻痺などで起こる場合もあります。

関節が拘縮することにより日常生活動作に障害をきたしてしまいます。

ROM訓練を行うことで、関節の拘縮を予防・改善できるため、患者さんの日常生活での自立を促すことができるのです。

寝たきりなどによる関節の拘縮でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

信頼関係が大切!お身体の状態に合わせたマッサージをおこないます

2015 年 3 月 14 日 土曜日

こんにちは。コーディネーターの片田です。

PICT0083.JPGのサムネール画像今回は、以前にベッドから落ちてしまい、体のあちこちを痛めてしまった利用者様のお宅を訪問しました。

先生の事を本当に信頼されており、以前よりたくさん会話をしていただけるようになりました。

下肢の浮腫は左下肢は先週より浮腫は和らいでいましたが、右下肢はまだ浮腫は強めでした。

「今日は足が特に痛いから・・・。」と言われ、屈伸運動を中止し、変わりにこわばった筋肉をほぐすマッサージに変更しました。

さするようなマッサージの軽擦法がお好きなようです。

最近は笑ってくれます。私にも慣れてくれたみたいで、先生と三人で楽しく会話をしたりしました。

このように会話をすることにより、利用者様のお身体の状態をさらに知ることができます。

利用者様と先生の信頼関係とは、とても大切なものなのですね!

マッサージがもたらす効果

1、麻痺の改善
長期間麻痺した筋肉は、次第に筋力が低下していきます。マッサージにより血行を改善することで筋肉の残存能力が改善します。

2、筋力の維持・増加
高齢者の多くが寝たきりにより筋力が低下します。マッサージにより筋力低下の予防、日常生活動作の維持が図れます。

3、浮腫の改善
マッサージにより体内の水分・血液循環等を改善させ、浮腫を改善します。

4、関節の拘縮予防及び改善
寝たきりなどが原因で筋肉や関節が硬くなってしまう場合が多くあります。マッサージにより筋肉や関節を柔らかくすることができます。

5、褥瘡の予防・改善
寝たきりなどで長時間同じ姿勢が続くと、ベッドや椅子に接触している部分の血行が悪くなり褥瘡が起こりやすくなります。マッサージにより血行を促進し、褥瘡の予防・改善ができます

6、精神的不安の解消
マッサージによるスキンシップや、施術者とのコミュニケーションなどを通じ利用者様との信頼関係を築くことにより、精神的不安も解消され、心理的鎮痛効果も期待できます。

マッサージにはこのような効果が数多くあります。

訪問マッサージひまわりでは無料体験もおこなっているのでお気軽にお相談ください!

「起き上がることが多くなりました。」岐阜市の訪問マッサージ・リハビリの利用者様の声!

2015 年 3 月 10 日 火曜日

こんにちは。コーディネーターの片田です。

今回は、脳梗塞後遺症による麻痺の利用者様の施術に同行しました。

訪問マッサージを受ける前は、いつも寝ている事が多かったとのです。スクワット.JPGのサムネール画像

下肢の筋力もかなり低下しており、立ち上がりが困難な状況でした。

高齢者の場合、転倒を恐れるあまりベッドや車いすから移動する機会が減り、寝たきりになられることが多いのです。

なぜ高齢者は転倒しやすいのか?

高齢者の転倒の原因は大きく分けて3つあります。

1、老化や脳梗塞などの後遺症による下肢筋力の低下
高齢者は病気やけがなどが原因で寝たきりになることが多くあります。

そのため下肢の筋力不足により、歩行時につま先を上げる動作がしづらくなります。

また、つま先が上らないため、すり足歩行になりつまずきやすくなるのです。

2、バランス感覚の低下
加齢に伴い、筋力の低下とともに平衡感覚(バランス感覚)をつかさどる器官が衰えていきます。

そのため、歩行の際に片足立ちになるとバランスが悪くなり、歩行動作が不安定になり、転倒してしまいます。

3、視力低下による段差などの認識不足
加齢に伴い、視力が低下することが多くあります。

すると、段差や周囲の物などに気が付きにくくなり、普段はなんてことないちょっとした段差でも、つまずき転倒しやすくなります。

施術の様子

訪問マッサージを受けるようになり、少しずつ足の筋力運動により筋力が回復傾向にあります。
マッサージROM訓練の最後に、先生が横に付き添いながら立ち上がりのトレーニングをします。

随分立ち上がりが早くなり、背中が曲がり気味だった姿勢もだいぶ伸びていました。

ご家族様より「立ち上がることが楽になったからか、起き上がることが多くなりました。」とすごく喜んでいただけました。
他にもこんな声が届いていています!

今後はご自身の力でお散歩に出かけられるようにするために一緒にがんばっていきましょう!

わたし達が全力でサポートいたします!

※写真はイメージです。

自分で歩くことを諦めてしまう前に!岐阜市の訪問マッサージ・リハビリ!

2015 年 3 月 7 日 土曜日

こんにちは。コーディネーターの片田です。

今回は脳出血後遺症左半身マヒが残る利用者様の施術に同行しました。

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四肢のマッサージ関節可動域訓練で筋肉と関節を柔らかくほぐします。

さらに下肢の筋力抵抗運動で足の力を付けるための筋力強化訓練をおこなました。

「歩けるようになりたいから、毎日足に声をかけてるのよ」と利用者様が話して下さいました。

“頑張れ” “歩ける”など、声掛けしているそうです。

「今では10歩くらい歩けるようになったわ」とお喜びの声をいただきました。

以前はほとんど歩くことができず、ベッドの上で過ごす日が多かったようです。

他にもこんな声が届いています!

「もっと歩けるように体力をつけてなきゃね」と意気込みいっぱいの利用者様。

お出かけが出来るようになるために、一緒にがんばっていきましょう!

わたし達が全力でサポートしていきます!

なぜ訓練が重要となるのか?

1、起立着席の繰り返しの訓練や歩行訓練などの下肢訓練の量を多くすることはで、歩行能力の改善が望める

2、訓練で同じ動作を繰り返しおこなうことで運動を再度学習しやすくなるから

3、単純に下肢の筋トレをおこなうのではなく、歩行訓練をおこなうことで歩行の筋収縮に近い状況でトレーニングができるため、より効果が望める

どれだけ歩くといいのか?

筋力の維持や筋肉の萎縮防止のために、ある程度の歩行量が重要であるという報告は多いです。

ある報告では、一般の中高年の方では、日常生活で1日4000歩未満しか歩いていない場合、麻痺などの運動障害がなくても筋力が低下すると言われています。

歩行をおこなうためには、筋力も重要となるため、麻痺などがある患者さんの場合でも、筋力低下を防ぐためには一日最低でも4000歩は歩いたほうが良いということになりますね。

麻痺がある場合の注意点

麻痺のある側の足は不安定で、骨折などを引き起こしやすいという特徴があります。これに加えて、麻痺のない側の足に体重をかけ過ぎて、不自然な姿勢をとりやすいのです。

立てるようになったら、まずはバランスを保つ練習を積極的にするようにしましょう。

また、歩く練習を行う前に、まっすぐに立てるか、足がではないか、手を離して立てるか、身体を回転させてバランスがとれるか、などといったことを確認しましょう。

浮腫を改善する為に!

2015 年 3 月 3 日 火曜日

こんにちは。コーディネーターの片田です。

本日は、利用者様宅での施術に同行しました。

いつも座ったままで横になるのが嫌だと言われ、座位でのマッサージ。

下肢でも下腿部の浮腫が強く、体が華奢なわりにはバランスが悪い位の浮腫です。

浮腫の原因

浮腫の原因と考えられるものとして下記のものが挙げられます。
1、筋力の低下20121126あし.JPGのサムネール画像

筋肉は収縮(伸び縮み)することにより、静脈やリンパ管の流れを循環させるポンプの役割をします。特に、ふくらはぎの筋力が低下すると、老廃物を送り出す力が弱くなります。

2、呼吸による腹圧の力の低下
猫背等姿勢が悪くなることにより、1回の呼吸が浅くなます。
そうなるとリンパや静脈を押し上げる力が低下します。
深い胸式呼吸ができると、静脈の循環する力を高めてくれます。

3、骨盤や下肢がゆがんでいる場合
骨盤が歪むと、その周辺と下半身のリンパ管などの体内の循環を悪化させてしまいます。足のむくみは、骨盤の歪みがきつくなるO脚の人に多く起こる傾向があります。

施術の様子

強めのマッサージだと痛がられるので、弱めで念入りにマッサージします。

座位での下肢のマッサージではある程度までしか出来ず、出来たら横になっていただいた方がより良いマッサージを提供できますが、利用者様本人が嫌がられます。

利用者様の性格上、あまりこちらが強く指示すると、性格が浮き出て、閉ざしてしまうので注意が必要ではありますが。

先生もそんな中で優しくコミュニケーション取りながら、横になって貰えるタイミングを伺っている様子です。

1日座っていたら下腿部の浮腫はなかなか改善していかないのではと思います。

足の浮腫の改善方法

1、マッサージで筋肉を和らげる(弱めでも良い)
2、お風呂や足湯などで温める
3、長時間同じ姿勢を取らないように、こまめに体を動かす

※ふくらはぎは「第二の心臓」と呼ばれるほど、重要な役割を持っています。ストレッチなどでふくらはぎの筋肉を動かす習慣をつけましょう!
4、ビタミンやミネラルを摂取する

歩行が少しずつ楽になる?!岐阜市の訪問マッサージ・リハビリ!

2015 年 2 月 24 日 火曜日

こんにちは。コーディネーターの片田です。

今回は、骨盤骨折の後遺症とそれによる股関節と膝関節の関節拘縮のある利用者様の施術に同行しました。

ゆっくり伝い歩きができるようにまで回復されましたが、まだ歩行距離は短いです。

現在は施設で過ごされています。

施術の様子

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下肢マッサージは入念におこない、硬くなってしまった筋肉をほぐしていきます。

仰臥位では屈伸運動おこないます。

訪問マッサージを始められてから、伸展の際の足の力は少しずつ付いてきました。

両側臥位での大腿部の外転筋を入念に軽擦法でマッサージしました。

「マッサージを受けるようになって、歩行が少しずつ楽になってきている。」と嬉しそうにお話しされていました。

このような笑顔が見られると嬉しくなりますね!

他にもこんなお喜びの声が届いています!

拘縮していた関節も、少しずつ緩和していっています。これからも一緒に頑張りましょう。

関節拘縮予防のための他動運動

麻痺などにより体を自由に動かせないという方は多くみえます。
体を動かせない状態が続くと、関節などが拘縮してしまいます。

そんなときに有効となるのが「他動運動」によるリハビリです。
「他動運動」とは、体を動かせない患者さんに代わり、施術者などが患者さんの関節を曲げ伸ばしなどをすることです。

他動運動は関節拘縮予防の他に、皮膚を引き伸ばし、皮膚同士の密着を防いで皮膚の柔軟性を維持する目的もあります。

また、皮膚の柔軟性を維持や向上することで血行の維持・促進ができるため、褥瘡の防止もできるのです。

他動運動を実施する際は、患者さんの関節可動域を理解し、決して無理に動かさないように注意しなければいけません。

わたし達が全力でサポートいたします!

他動運動の注意点

・痛みをこらえて無理に行うと、関節の拘縮を悪化させたり、筋肉・腱・骨を傷める可能性があるので、痛みを感じない程度の力でゆっくりと行います。

1日1回は行うようにします。1回の運動量を増やすよりも、少ない運動量で複数回おこなう方が効果的です。

・他動運動を行うと衣服やおむつなど肌に触れているものにズレが生じます。皮膚が弱くなっていると、そのズレが新たな褥瘡を誘発する可能性があります。運動後には皮膚の状態を必ずチェックする必要があります。

ご家族の負担が軽減する?!岐阜市の訪問マッサージ・リハビリ!

2015 年 2 月 18 日 水曜日

こんにちは。コーディネータの片田です。

今回は脳梗塞の後遺症のため寝たきりの利用者様の施術に同行しました!

寝たきりの状態のため、「廃用性症候群」になられています。

廃用性症候群とは?

長期に渡り、体を動かさない・使わないことで身体機能が低下してしまった状態のことを言います。

加齢による身体機能の低下も起こるため、「年だから仕方ない」とそのままにしている方も多くみえます。

廃用性症候群は、リハビリはもちろん、軽い運動や日常生活で体を動かす機会を増やすことで、症状の改善や予防をすることができます。

廃用性症候群にならない為にも、少しずつでも体を動かすようにしましょう!

廃用性症候群になりやすい環境

・長期間入院していた
・退院後も安静を続けていた
・寝たきりの状態である
・家の中で過ごすことが多い
・普段はベッドの上か車いすに座って過ごしている

施術の様子

四肢マッサージで筋肉を解し、関節可動域訓練で関節を柔らかくしています。

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本日は利用者様のご家族にお話を伺いました。

「以前は身体全体が固く、お世話するのも大変でしたが足が開くようになり、オムツ替えなど、かなり楽になりました。」
さらに「床擦れが少なくなった。」と、変化を教えて下さいました。

マッサージを受けながら、気持ち良さそうなお顔をしてみえる利用者様を見つめながら、「今はまだ、腰が固く、車椅子に乗せる時が大変ですね。でもそれも、以前よりは楽にはなってるんですよ。」とお喜びの声をいただきました。

他にもこんな声が届いています!

さらにご家族様の負担が軽減できるように、私達は全力でサポートしていきます。

無料体験も随時受け付けております!

お気軽にご相談ください。

頑張りすぎには注意!

ご高齢の方や体力が低下している方の場合、廃用性症候群の改善や予防のための運動がかえって症状を悪化させてしまうことがあります。

症状の改善を急ぐあまり、訓練などを頑張りすぎたりして逆に体力を消耗してしまうことが多くあります。

リハビリは短期間で結果を出そうとせず、長期的な視野で体の状態に合わせてじっくりを行いましょう!

拘縮予防や拘縮進行のケアができる?!岐阜市の訪問マッサージ・リハビリ!

2015 年 2 月 13 日 金曜日

こんにちは。コーディネーターの片田です。

今回は脳梗塞後遺症四肢関節が屈曲拘縮の利用者様の施術に同行しました。

拘縮の原因

「拘縮」とは、関節を動かさないため、次第に関節の動く範囲が狭くなってしまった状態です。

入院や療養で安静にしていて、しばらく関節を動かさないでいるといざ動かそうと思った時に関節がこわばった感じがします。このまま関節を動かさないでいると本当に関節は動かなくなってしまいます。

1、長時間関節を動かさない状態が続いた場合
意識がない方、脳梗塞後遺症などで手足に麻痺がある方、骨折でギプス固定をしていた方では自分で関節を動かすことができない為、拘縮が起こりやすいです。

2、関節に炎症が起こっている場合
変形性関節症、関節リウマチ、感染症などが原因で関節に炎症が起こった場合、炎症による痛みで関節を動かさなくなり、拘縮が起こりやすくなります。また、関節の炎症が原因で関節の組織が変形してしまい、関節が動かかなくなる場合もあります。

拘縮が悪化すると・・・

拘縮が悪化してしまうと日常生活や介護が困難となってしまいます。例えば、足の拘縮が起こった場合、段差につまずいて歩けなかったり、自力でたつこともできなくなります。

また、介護が必要な方の場合、股関節や膝関節の硬縮によりおむつ交換が困難になったりもします。 このように拘縮が起こったり、悪化したりすると寝たきりとなってしまう可能性が多くなってしまいます。 拘縮や寝たきりを防ぎ、毎日を楽しく過ごしましょう。

拘縮や麻痺に対しての訪問マッサージ

寝たきりになられた方の場合、筋肉が使えない・使わない状態が続くと筋肉は徐々に萎縮してきます。その結果、関節拘縮も引き起こされます。

このように自分の力で運動が出来ない患者さんに対して、訪問マッサージでは施術者による他動的に筋肉と関節を直接和らげたり、動かしたりして運動を行います。

他動的に運動することにより、筋肉の血行が促進し、身体機能の維持につながり、さらにこれらの運動を継続することによって患者さんに筋力がつき、自動運動が次第にできるようになると期待されています。

利用者様の状況

photo3.jpgのサムネール画像 意思表示も薄く、マッサージ時は車椅子からベッドに移ります。 以前は移乗の際に小刻みに震えてしがみついてはなさない利用者様でしたが、最近はそういう行動もなくスムーズに移乗が出来るようになりました。

少しずつ拘縮した関節も可動域が広がってきています。筋肉も以前よりは柔らかくなっています。

拘縮予防や拘縮の進行のケアとしてのマッサージも最近は声がかかります。

今日は、いつもほとんど見受けられない意思表示も少しされました。

そうしたちょっとした変化を見逃さず、今より少しでも良い方向に向かうように施術をさせていただいています。

ご家族様より「移乗が楽になるだけでも介護者にとっては有り難いです」とお喜びの声をいただきました。

何よりもご本人様も負担が減る事が、私たちの喜びでもあります。

他にもこんな声が届いています!

今後もお体が自由に動かせるようになるために一緒にがんばりましょう!

わたし達が全力でサポートいたします!

※写真はイメージです。

麻痺の強い方でも安心して利用していただけます!岐阜市の訪問マッサージ・リハビリ!

2015 年 2 月 12 日 木曜日

こんにちは。コーディネーターの片田です。

今回は脳出血による片麻痺の利用者様の施術に同行しました。

片麻痺のため、右肩関節の脱臼もされています。

最も多い脳梗塞の後遺症

「片麻痺」・「半身麻痺」は脳梗塞後遺症で最も多い後遺症と言われています。

体の左右どちらか片側の手足が麻痺してしまいます。

脳出血でも多く起こりますが、脳梗塞の方がより起こりやすいと言われています。

筋肉には関節を補強する役割があります。そのため、麻痺が起こると筋肉は動かなくなってしまうため、関節を補強することができず脱臼してしまうことがあるのです。

特に肩関節で多く起こります。

早い段階でのリハビリの重要性

片麻痺に対するリハビリはできるだけ早い段階でおこなう必要があります。

マッサージや関節可動域訓練など外部から体を動かすことで症状の改善関節拘縮を防ぐことができるのです。

特に手足の関節の場合、拘縮が起こってしまうと、関節は常に曲がったままの状態になってしまい、後の体の機能の回復に大きく影響してしまいます。

そのため、早い段階でのリハビリが重要になるのです。
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普段は車椅子で生活されているので、施術の際は車椅子からベッドに移す時には 細心の注意を払います。

腕にはお手製の吊りバンドをされており 脱臼した上腕を支えています。

こちらが話しかけると答えてはいただけますが、反応は薄い利用者様です。

施術の様子

脱臼の部分は避け、上腕は愛護的に軽擦法でマッサージをおこないます。

麻痺した方の下肢は、ROM訓練と屈伸運動で拘縮予防をおこないます。

麻痺側の下肢は特に浮腫が強いため、リンパも軽くほぐしながらのマッサージもおこないます。

「気持ちええ~」と時々おっしゃられ、「マッサージをしてもらうと身体が楽になります。」とお喜びの声をいただきました。

他にもこんな声が届いています!

利用者様の状況や性格を踏まえながら 臨機応変に施術をすすめていくのも大切にしています。

毎日がもっと楽に過ごせるように一緒にがんばっていきましょう!

わたし達が全力でサポートいたします!
※写真はイメージです。

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