寒い時はぜひ!!足浴の方法
2016 年 3 月 1 日 火曜日こんにちは。
マッサージ師の太田です。
今日から3月ですがとても寒い一日でしたね。雪も降っていました。
3月と聞くと春をイメージしますが、まだ寒暖差が激しい日が続くと思うのでお体にはお気を付けください。
また、インフルエンザも流行が続いているので気を付けてくだざい。
さて今回はこんな寒い日にも有効な足浴を紹介したいと思います。
足湯は耳にしたことがある人は多いと思いますがイメージは足湯と似ています。
足浴とは?
足浴は、足部をお湯に浸して洗うことをいいます。
足部を温湯につけることで血液の循環を促すのです。
足浴は、汚れた足をきれいにするだけでなく、足の血行を改善し、冷えの予防としても効果的です。
足浴の効果
足浴によって足先の血液の循環を良くすることで全身が温まり、床ずれの予防にもなります。
寝る前に足浴を行えば、身体がリラックスして、グッスリと眠ることもできます。
冷えや血行不良が原因となる膝や関節の痛みにも効果的です。
足浴の準備
足浴の準備として、「40℃前後のお湯」、「タオル」、「ビニールシート」、「石鹸」、「バケツ」を用意しましょう。
足浴を行うとき、お年寄りの方には背もたれのあるイスに座っていただくと楽に行えると思います。
冬場は足浴中は足以外の場所がなるべく冷えない様に、膝からタオルをかけて寒さを防ぎながら行うとより効果的だと思います。
足浴の注意点
・1回で長時間の足浴をすると、かえって疲労感が増すことがあります。足浴は10~15分程度にとどめましょう。
・1回で効果を期待せず、根気よく続けることが大切です。特に冷えが気になる方の場合、開始当初は体の温まりが感じにくい場合があります。
・心臓病、高血圧、低血圧、糖尿病や神経障害などの症状がある場合、足湯をするときは、38℃くらいの低い温度で10分間程度から始めていきます。体調を確認しながら慣れてきたら徐々に足湯の時間を延ばして下さい。
足浴の方法
両足をお湯に浸して洗います。洗うときは片方ずつ洗います。洗う順番としてまずは、足首から膝にかけてせっけんをつけて洗い、その後足首から指先まで洗います。
指の間は汗や汚れがたまりやすいので丁寧に洗いましょう。
足全体をマッサージするようにもんで洗うと、より血行が良くなります。
洗い終わったらお湯をかえてすすぎます。
すすぐとき、指の間のせっけんもきれいに落としましょう。
すすいだ後は、水気が残るとせっかく温まったところが冷えて行きやすいので、乾いたタオルで指の間までしっかりふきます。
水気をふきとった後は、足が冷えないようにすぐに靴下をはかせるようにしてください。
★特に足の冷えが気になる方は、2つ洗面器を用意して温冷浴をすることも効果的です。お湯に5分、お水に30秒足を浸します。これを3~4回繰り返し最後は水でおしまいにします。
交互に入れることで血管反射がよくなり、効果がさらに高まります。
寝たきりの方の場合、全身の循環が悪くなります。
足浴で全身が温まり、循環が良くなった時にマッサージを行うとさらに効果が高まります。
関節の硬縮や筋肉の緊張・筋力低下などがある方は足浴と一緒にマッサージをすることもおススメです。
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