HOME » ‘リハビリの方法・予防’ カテゴリーのアーカイブ

‘リハビリの方法・予防’ カテゴリーのアーカイブ

拘縮が強い方のリハビリ 「肩」

2012 年 1 月 30 日 月曜日

AT175_L.jpg
寝たきりの生活が多くなると拘縮が進み、可動域が狭くなっていきます。
このように全身の関節は使わないとどんどん固くなっていきます。
固くなった関節を元に戻すことは大変です。
そうなる前の予防、また固くなった関節を柔らかくしていくことが大切です。
今回は、拘縮が強い場合の肩のリハビリ方法を紹介したいと思います。
★拘縮が強い場合の肩のリハビリ方法
本人様には仰向けに寝ていただきましょう。
介護者は本人様の麻痺側に座ります。
① 左手で本人様の肩を、右手で肘を下から支えます。
※麻痺側が右側の場合
② 腕をゆっくりと上に上げていき、上がるところまででやめます。 
※介助者は手の力で上げるのではなく、自分の体重を利用して行う。
③ 腕を元の位置に戻し、今度は外に腕を広げます。
★注意点
不安定な関節で痛めやすいので、動かす際は、徐々に力を加えていきましょう。
★ポイント
ゆっくりと時間をかけて行っていきましょう。
また、1度にたくさん行うと疲れがでたりしてよくありません。
それよりも短い時間で毎日続けていくことの方が有効です。
リハビリは、本人さんが痛がらない範囲で、ゆっくりと、そして毎日行うことがポイントになります。

拘縮が強い方のリハビリ 「股関節」

2012 年 1 月 23 日 月曜日

AT171_L.jpg
寝たきりの人の中には、膝が曲がり、股関節の拘縮が強く開きにくい方も見えます。
関節は使わないとどんどん固くなっていきます。
固くなった関節を元に戻すことは大変です。
そうなる前の予防、また固くなった関節を柔らかくしていくことが大切です。
今回は、拘縮が強い場合の股関節リハビリ方法を紹介したいと思います。
★拘縮が強い場合の股関節リハビリ方法
本人様には仰向けに寝ていただきましょう。
介護者は本人様の下肢側に座ります。
※介護者は本人様の両足を揃え、自分の足の間に入れます
 自分の脚で本人様の脚を両側から挟むイメージです。
① 本人様の両膝の間にクッションを挟みます。
② 介護者は、右手を本人様の右膝の内側へ、左手を本人様の左側の内側におきます。
※介護者の手が交差する形になります。
③ 両手で膝を押していき、少しずつ膝を広げていきます。
★注意点
膝を広げる際、扉を開くように手を交差させない開き方をすると、
力が入りにくい上、力加減が難しいのでやめましょう。
★ポイントは、ゆっくりと時間をかけて行っていくことです。
固くなった関節を動かしますので、ある程度の痛みは伴うこともありますが、
痛みが出たら無理をしないようにしましょう。
また、1度にたくさん行うと疲れがでたりしてよくありません。
それよりも短い時間で毎日続けていくことの方が有効です。
リハビリは、本人さんが痛がらない範囲で、ゆっくりと、そして毎日行うことがポイントになります。

拘縮予防のリハビリ 「肘」

2012 年 1 月 9 日 月曜日

AT175_L.jpg
関節は使わないとどんどん固くなっていきます。
固くなった関節を元に戻すことは大変です。
そうなる前の予防、また固くなった関節を柔らかくしていくことが大切です。
今回は、介護者ができる肘のリハビリ方法を紹介したいと思います。
★肘のリハビリ方法
本人様には仰向けに寝ていただきましょう。
介護者は麻痺側に立ち、本人様と向かい合うようにします。
リハビリ1
① 本人様側の方の手で肘を支え、もう一方の手で手首を包むように持ちます。
② 手首を持っている手を内側へ回し、元に戻します。
リハビリ2
① 本人様側の方の手で肘を支え、もう一方の手で手首を持ちます。
② 肘を支えながら、手首を持っている手を押し、本人様の腕を曲げます。
③ 肘を支えながら、手首を持っている手を引き、本人様の腕を伸ばします。
  十分に伸びたところで、元の位置に戻します。
★ポイントは、ゆっくりと時間をかけて行っていくことです。
固くなった関節を動かしますので、ある程度の痛みは伴うこともありますが、
痛みが出たら無理な曲げ、引っ張りはしないようにしましょう。
本人さんが痛がらない範囲で、ゆっくりと行うことがポイントですよ。

ここに注目!?便秘のサインに気が付くポイント!

2011 年 7 月 25 日 月曜日

年をとるにつれて、食事の量が減ったり、あまり運動をしなくなる人は多くみえると思います。
また、腸などの消化器系やお腹の筋肉など体の機能低下も加齢によって起こってきますね。
これらのことから、便秘になるお年寄りの方は増えているようです。
「ただの便秘だから、放っておいても大丈夫だろう」と考えてはいませんか?
放っておくと、腸閉塞になったり、食欲減退など様々な弊害が出てきてしまいます。
家族・介護者の方は、良くお年寄りの方を観察し、便秘かどうかをチェックすることが大切です。
便秘のチェック項目
□お腹が張っている。
□食欲がない。食事の量が減る。
□普段より歩き方、姿勢が前かがみになっている。
□イライラとしている。
□吐き気がみられる。

お年寄りの方がトイレに行くことで安心してしまいがちですが、
家族の方・介護者はこういった様子をいつもよく観察するようにし、便秘のサインが無いかをみていくことが重要です。

転倒予防のための照明をつけよう!

2011 年 6 月 20 日 月曜日

高齢者の方は、若いころと比べて視力が低下しています。
暗い場所から明るい場所に移動する、または明るい場所から暗い場所に移動すると目が慣れるのに時間がかかりますよね。
私たちにも経験があると思います。
目が慣れてきたといっても、お年寄りの方は、若い人よりも暗いところのものは見えにくく、段差や足元の物などがわかりにくいことがあります。
そういったものにつまずいたり、すべったりして、転倒してしまうことも少なくありません。
良く見えないというのは不安で恐いものです。
そういったことを防ぐためにも足元を照らす「照明」を設置するようにしましょう。
照明を設置する場所として、
①玄関
靴の履き・脱ぎをしやすくする、段差を見えやすくするため。
②廊下
夜間のトイレなどで移動することがある場合は特に。
③階段
つまづく危険性の高い階段では、特に照明に気を配ってください。
などは特に必要でしょう。
転倒の危険性がある場所には、高齢者の方にとって見やすい明るさの照明をつけ、安全な住まいに変えていきましょう。

知っておきたい!薬の飲ませるときの注意点

2011 年 6 月 13 日 月曜日

高齢者になると病気が重なって飲む薬も増えがちになります。
症状を抑えたりするためにも、薬を正しく飲んでもらうことが大切です。
今回は、薬を飲んでもらうときの注意点を紹介しますね!
薬の正しい飲ませ方
<介護を受ける人>
①体はできるだけ起こしてもらう
②口を湿らせてから薬を飲んでもらう
③起きた姿勢でしばらく様子を見る
④口の中に薬が残っていないかを確認する。
<介護者自身の注意点>
①薬を飲む時間を確認する
②薬の種類・一回の服用量を確認する
③飲み込みの事故を防ぐために、薬は袋(シート)からとり出して与える。
薬を服用することは必要なことですが、正しく飲まないとかえって体に害になってしまうこともあります。そうならないためにも薬を飲むときには正しい飲ませ方をしましょう!
薬を正しく飲んでもらうためのポイントはこちら☆

変形性膝関節症のリハビリ④

2011 年 4 月 25 日 月曜日

歩行動作、階段の上り下りなどに膝の痛みを感じるときはありませんか?
また、膝の曲げ伸ばしがしにくい、腫れているという症状はないでしょうか?
当てはまる方は、「変形性膝関節症」の可能性があります。
この変形性膝関節症に対しては、膝にかかる負担を減らすことが大切です。
リハビリや生活の改善をして、今ある痛みを改善していきましょう。
さて、膝の負担を軽くする方法にはいくつかあります。
例えば、「立ち上がりの動作の工夫」です。
椅子に座っている状態から立ち上がるときに、その場で立ち上がろうとすると膝にはかなりの負担がかかっています。
膝の負担を減らすには、お辞儀をしながら立ち上がるようにしましょう。
前に体重を移動させることで、お尻を浮かし立ち上がる方法になります。
この立ち上がりの方法に変えただけでも、痛みが楽になった方もみえるようです。
日常生活の中での動作を工夫して行くことが大切なんですよ!
その他の膝のリハビリ方法はこちら!
ゴムバンドを使ったリハビリ方法
寝たままできるリハビリ方法
座ってできるリハビリ方法

変形性膝関節症のリハビリ方法③

2011 年 4 月 21 日 木曜日

膝の痛みで悩んで高齢者の方は多いのではないでしょうか?
実は、その原因の多くは「変形性膝関節症」と言われているんですよ!
この変形性膝関節症に対しては、膝にかかる負担を減らすことが大切です。
リハビリや生活の改善をして、今ある痛みを改善していきましょう。
ここで、一つリハビリの方法を紹介したいと思います。
(リハビリを行う前に一度、専門のリハビリスタッフや主治医の先生と相談しましょう。)
☆リハビリの方法
①椅子やベッドに座ります。
椅子を使う場合は、後ろに転倒するのを防ぐため、背もたれのあるものを使ってください。
②片一方の脚の膝から先を伸ばし10秒止めます。
無理をしないでできる範囲で行なってください。
できたら反対側も行います。
※ 重りを足首につけることでより強度の高いリハビリになります。症状・状態に合わせて使いましょう。重りの目安は500g~2㎏です。
このリハビリによって、太もも(大腿部)を鍛えることができます。
ただし、痛みがでるようであれば、ただちに中止してくださいね。
その他の膝のリハビリ方法はこちら!
ゴムバンドを使ったリハビリ方法
寝たままできるリハビリ方法

変形性膝関節症のリハビリ方法とは!?②

2011 年 4 月 18 日 月曜日

あなたは、立ち上がったときや、歩きはじめ際に膝に痛みがありませんか?
また、はれている、動かしづらいといったようなことはないでしょうか?
もしかすると、それは「変形性膝関節症」の症状かもしれませんよ。
高齢者の方が悩む膝の痛みの多くは、「変形性膝関節症」と言われています。
この変形性膝関節症に対しては、リハビリや生活の改善によって膝にかかる負担を減らすことが大切になります。
ここで、一つリハビリの方法を紹介したいと思います。
(リハビリを行う前に一度、専門のリハビリスタッフや主治医の先生と相談しましょう。)
☆リハビリの方法
①床に上向きで寝ます。
②両膝を曲げ、膝を立てます。
③片一方の脚の膝から先を伸ばし3~5秒止めます。
できたら反対側も行います。
左右それぞれ10回を目安に行ってください。
※ 重りを足首につけることでより強度の高いリハビリになります。症状・状態に合わせて使いましょう。重りの目安は500g~2㎏です。
このリハビリによって、太もも(大腿部)を鍛えることができます。
ただし、痛みがでるようであれば、ただちに中止してくださいね。
その他のリハビリ方法はこちら!

変形性膝関節症の対処方法とは?

2011 年 4 月 11 日 月曜日

膝がはれぼったくなったり痛みが出たりすることはありませんか?
もしかすると「変形性膝関節症」かもしれませんよ。
これは、膝の関節の酷使(使い過ぎ)や老化によって関節の組織が壊れてしまうことによって起こります。
この変形性膝関節症に対しては、膝にかかる負担を軽くすることが大切です。
負担を減らす方法としては
① 正座をしない
② 和式トイレから洋式トイレにする
③ 体重を減らす
④ 膝や腰周りの筋肉を鍛える
などがあります。
また、膝に痛みがでるような動作は控えましょう。
少しでも、膝にかかる負担を減らすことが変形性膝関節症の痛みの改善につながりますよ!

求人情報
メニュー案内
お役立ち情報blog
会社概要
無料相談・お問い合わせ

ページの上部へ