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‘リハビリの方法・予防’ カテゴリーのアーカイブ

骨粗鬆症を予防しよう!転倒と寝たきりの関係

2011 年 4 月 7 日 木曜日

お年寄りの方の多くは骨粗鬆症になっていると考えられています。
骨粗鬆症とは、骨の量が減り、骨がもろくなることで骨折しやすく
なってしまう病気のことをいいます。
骨粗鬆症は、骨がスカスカな状態のため、ちょっとした衝撃でも骨
折してしまいます。
骨粗鬆症になると、背骨や腰の骨がつぶれて背が低くなったり、背
中が丸まってしまうといったことが起こります。
病気が進んでくると、転倒したり、手をついたり、軽く物にあたったりといったこ
とでも骨折してしまうこともあるんですよ!
お年寄りの方が骨折する原因の約8割が転倒によるものといわれています。
転倒し骨折してしまうと骨折の治療のため安静にしていなければならず、その間に、筋力が衰えて寝たきりになってしまいます。
骨粗鬆症の大きな原因としては、老化と閉経による女性ホルモンの
減少ですが、栄養不足、運動不足、生活習慣(喫煙)なども骨の状態
に深く関係しています。
そのため、骨粗鬆症にならない丈夫な骨を造るためには、
① 骨を造るのに必要なカルシウムを食事でしっかりと摂る
② 体を動かすことで骨は丈夫になるので、適度な運動をする
③ 喫煙は、カルシウムの吸収を妨げるので避ける
この3つがとても大切になります。
寝たきりを予防するためにも、骨を強くする生活を心がけましょう!

骨を強くして寝たきりを予防しよう!②

2011 年 4 月 4 日 月曜日

骨は常に、破壊と再生が繰り返し行われていますが、年をとってくる骨の破壊に再生が追いつかなくなってくることがあります。
これが「骨粗鬆症」です。
骨粗鬆症は、特にこれといった症状がないため、気がつかないことが多く、骨折によって初めてその病気を知るということが少なくありません。
また、骨粗鬆症による骨折によって、寝たきりになってしまうケースが多くあります。
ですから、日頃から骨を丈夫に保つ生活をし、骨粗鬆症を予防していくことが大切になります。
では、日常生活で骨粗鬆症を予防していく方法をいくつか紹介しますね。
① 食事でカルシウムをしっかりと摂取する!
② 適度に運動をする! 
骨をつくるのに必要な栄養素の吸収を高めます。
③ 日光を浴びる!
日光を浴びることで、カルシウムの吸収を助けるビタミンDが作られます。
これらのことは、骨を強くすることや寝たきりにならないためにも大切なことです。
日常生活ですぐにでもできることですので、今日からやってみましょう!

認知症を防ぐための健康管理

2011 年 3 月 31 日 木曜日

認知症には、病気によって起こるものがあります。
それは、脳の血管が詰まったりする脳血管障害(脳卒中)です。
この病気は動脈硬化が原因となるため、血管が硬くならないための生活が大切です。
まずは、食事。タンパク価の高い食品を取り、塩分の多い食品は控えるようにしましょう。
次に、運動。外の刺激はいい刺激となりますので、歩けるようなら一日2、3回10分程度の散歩をするようにしましょう。車椅子の方にも外出はおすすめです。
また、脳トレを行うのもいいでしょう。簡単な書き取りや数字の計算、また手や指の体操などを行うと脳にもいい刺激になります。
最後は、定期的に検診を受けることが大切です。
こういった生活の中の健康管理が認知症の予防になります。

お年寄りの方の転倒予防

2010 年 12 月 20 日 月曜日

「お年寄り転倒予防」は、リハビリや日々の生活を営んでいく上で必ず考えなければいけないものです。
現在では、お年寄りの転倒によるダメージの大きさは広く知られるようになり、それに伴って手すりをつけたり段差をなくすなどのバリアフリーの考えや転倒予防の大切さも認識されてきています。
私たちリハビリスタッフや家族の方も、患者様が転倒しないように声をかけたりすることがあると思います。
しかし、この転倒予防の声かけや指導の仕方には注意が必要です。
あなたは、患者様に「転ばないように気をつけてね」と言葉だけで指導していませんか?
この言葉だけの指導は、返って患者様が転びやすくなってしまいます。
「?」と思われるかもしれませんが、それには理由は3つあります。
一つ目は、転ばないように注意しようと足元に目線が下がる
二つ目は、足元を見ようと上体が丸まる、前かがみになる
三つ目は、気をつけて進もうと小刻みな歩き方になる
これは、転びやすい危険な歩き方です。実際にやってみるとわかりますがとても歩きづらいです。
不思議なことに「転ばないでね」と声をかけると転びやすくなってしまうのです。
では、家族の方やリハビリスタッフはどのように声かけ・指導をすればいいのでしょうか?
それは、具体的に説明し、実演してみせることです。
「膝をしっかり上げて、大股でのっしのっし歩きましょうね」といいながら実際に実演した方が、患者様も「そうゆうふうに歩けばいいんだ」と理解しやすく、結果、転倒の危険性を大幅に下げることができます。
これは簡単なことなので、是非実践してみてください。

布団からの立ち上がり方法【片麻痺の方の場合】

2010 年 10 月 26 日 火曜日

片麻痺の方が布団から立ち上がると聞くとなんだか大変そうに思いますが、
麻痺が軽く、ある程度の腹筋と腕力などがあれば自力で起き上がることが可能です。
今回は、片麻痺の方が布団から立ち上がる方法を紹介します。
☆片麻痺の方が布団から立ち上がる方法
布団に座った状態でいるところからの説明です。
① 麻痺側の脚を立てる 
まず、四つん這いになり健側の手と膝で体を支えながら、麻痺側の脚を立たせます。
② 健側の脚を立てる。
健側の手で体を支えながら、今度は健側の脚を立てます。
※健側の脚がたったら、腰を浮かせましょう。
③ 体を起こす
腰の位置が安定したら、徐々に体重を足の方に移動させ、上体を起こします。
周りに物などがあると危険ですので、普段からなにも置かないようにしましょう。

布団から楽に起き上がる方法②

2010 年 10 月 18 日 月曜日

今、布団で寝られているという方も少なくないと思います。
布団からの起き上がりですが、基本的にはベッドでの起き上がり方法と同じです。
しかし、腹筋の弱い人となるといきなり起き上がるのはとても大変です
今回は、腹筋の弱い人でも布団から楽に起き上がる方法を紹介します。
☆腹筋の弱い人が布団から起き上がる方法
① 布団にうつ伏せになる。
② 片方の膝を立てる。
一度軽く横向きになり、片方の膝を立てます。
③ もう一方の膝を立てる。
両方の肘で上半身を支え、もう一方の膝も立てます。
④ 四つん這いの姿勢になる。
布団に手をついて腕を伸ばし、四つん這いになります。
⑤ 腰をおろして座る
腰を下ろしながら体を回し、布団に座ります。
これなら腹筋の弱い人でも楽に起き上がることができます。

布団から楽に起き上がる方法

2010 年 10 月 12 日 火曜日

今、布団で寝られているという方も少なくないと思います。
布団からの起き上がりですが、基本的にはベッドでの起き上がり方法と同じです。
しかし、布団はベッドと違い、柵もありませんし、高さもないので、片麻痺の方は上手に体を使わなければ起き上がるのは大変です。
今回は、そんな布団から楽に起き上がる方法を紹介します。
☆片麻痺の方が布団から起き上がる方法
片麻痺の方が布団から起き上がる際は、患側の手をお腹の上にのせておきましょう。
① 頭を上げ、両膝を曲げる。
② 健側に横向きになる。
頭を上げ、膝を曲げたまま、健側に寝返ります。
③ 肘をついて上体を起こす。
肘をつき、ゆっくりと伸ばしながら体を起こします。
④ 手をつく
肘を伸ばし体を起こしたら、布団に手をついて体を安定させます。
腕の力と腹筋を主に使って起き上がるのがポイントです。

ベッドから楽に起き上がる方法②

2010 年 10 月 5 日 火曜日

体の運動機能が低下していたり、脳梗塞の後遺症で片麻痺がある人がベッドから起き上がるのは大変です。
そういった場合には、ギャッジベッドを利用すると便利です。
ギャッジベッドとは、ベッドの上半分が自動(手動)で上下できるベッドのことで、これを利用するとより楽に起き上がりができます。
今回は、そのギャッジベッドを利用した起き上がりの方法を紹介します。
☆ギャッジベッドを利用した起き上がり方法
① 体を横に向ける 
ベッドの柵を握り、両膝を立て、健側に倒すことで横向きになります。
② ベッドから足を下ろす
横向きになったら、両膝を伸ばし、ベッドの外に足を出します。
患側の足が下ろせない場合は、下になった健側の足で患側の足を持ち上げて下ろします。
③ ベッドを上げる
リモコンを使って、ベッドの背を上げます。
④ 体を起こす
柵を握り、ゆっくりと体を起こします。
ギャッジベッドは、買うと高いですが、便利ですし、レンタルもできますので使用されるととても楽になります。

ベッドから楽に起き上がる方法

2010 年 9 月 27 日 月曜日

体の運動機能が低下していたり、脳梗塞の後遺症で片麻痺がある人がベッドから起き上がるのは大変です。
楽に起き上がるには、ベッドの柵を使い、健側の腕力や体の回転・てこの力をうまく利用する必要があります。
今回は、自力でベッドから起き上がる方法を紹介します。
☆ベッドからの起き上がり方法
① 体を横に向ける 
ベッドの柵を握り、両膝を立て、健側に倒すことで横向きになります。
② ベッドから足を下ろす
横向きになったら、両膝を伸ばし、ベッドの外に足を出します。
患側の足が下ろせない場合は、下になった健側の足で患側の足を持ち上げて下ろします。
③ 体を起こす
ベッドに健側の肘をつき、力を入れて体重を支えながら体を起こします。
両足をベッドから下ろす時の反動を利用して、上体を起こしてもOK。
④ 座る
柵を握っている手に力を入れて、バランスをとり座った姿勢を安定させます。
いきなり起きようとしても難しいですが、この方法なら少ない力で楽に起き上がることができます。

肩のリハビリ方法

2010 年 8 月 23 日 月曜日

自力で行う肩のリハビリ
今回は、自分でできる肩のリハビリ方法を一つ紹介します。
このリハビリは、寝ながら簡単に行えますので、負担が少なく効果も期待できます。
☆リハビリの方法
① 指を組む
仰向けに寝た状態で、体の上で両手の指を組みます。
※拘縮が強く、指が組めない場合は、麻痺側の手首を握ります。
② 組んだ手を上に上げる
指を組んだら、ゆっくりと上に上げていきます。痛みがでない程度で止めます。
※上げられるところまで上げるだけでも十分に効果はありますので無理はしないようにしましょう。
このリハビリは、一日2回、朝と夜に10回ほどを目安に行うようにするといいです。
できる範囲でリハビリを行うことがポイントです。

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