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お年寄りの方の「鼻」の手入れ

耳や鼻、爪はこまめに手入れするようにしましょう。
耳あかや鼻くそは放置しておくと、衛生的にもよくありません。
また、耳あかは溜まると聞こえづらくなる原因にもなりますし、鼻くそは通気性を悪くします。
では、今回は「鼻」の手入れについて紹介します。
鼻の手入れをするときは、まず鼻の周囲を蒸しタオルで温めましょう。
そうすることで、鼻水が出やすくなります。
次に鼻をかんでもらい、鼻水を取り除きます。
最後に、お湯やオリーブオイルで湿らせた綿棒やティッシュで作ったこよりで残った鼻水の塊を取り除きます。
強くこすると出血することもあるので、掃除は綿棒を円を描くようにやさしくくるくるとまわしながら行いましょう。
鼻毛の処理は、先の丸くなった専用のハサミを使用してください。
日ごろからこまめに手入れを行うように心がけしましょう。

お年寄りの方の「耳」の手入れ

耳や鼻、爪はこまめに手入れするようにしましょう。
耳あかや鼻くそは放置しておくと、衛生的にもよくありません。
また、耳あかは溜まると聞こえづらくなる原因にもなりますし、鼻くそは通気性を悪くします。
では、今回は耳の手入れのポイントについてお話します。
耳を掃除してもらうとなった場合、だれでも不安や恐怖心を抱くものです。
掃除の際は、必ず「痛くないですか?」など声をかけながら行うようにしましょう。
ただし、大きな声でびっくりさせないように。あくまでも静かに行ってください。
また、奥の方まで掃除をしようとすると痛がったり、嫌がる人もみえます。
その状態で無理に取ろうとすると、お年寄りの方が動いてケガの原因にもなるのでやめましょう。
耳掃除をするときですが、耳あかには、乾いたものと湿ったものがありますので、乾いた耳あかは耳かきを使って取り除き、湿った耳あかは綿棒を使用するととれやすいので試してみてください。
日ごろからこまめに手入れを行うように心がけしましょう。

お年寄りの脱水・水分補給

私たちの体の約60%は水分でできています。
水分は私たちの体には必要不可欠なものです。
この水分が体重の約2%(体重が60㎏の人の場合、1.2?程度)失われると脱水状態となり、様々な症状を引き起こします。
脱水状態となると、血液がドロドロになって細い血管に詰まりやすくなり、脳梗塞や心筋梗塞を引き起こすことがあります。
実は、お年寄りの方はこの脱水状態になりやすいのです。
お年寄りが脱水状態になる原因には以下のものが考えられます。
・お年寄りの体の水分貯留量が約50%と少ないため。
・食欲不振や嚥下障害などで水分を補給できないことがあるため。
・尿量の増加、嘔吐、発汗、発熱、下痢などで水分が体外にでてしまうため。
・渇きを感じる神経が鈍くなっているため。
・トイレに行く回数を減らすため、自ら水分の摂取を控えるため
お年寄りの脱水は、自覚症状がなく、発見しにくいものです。
そのため、家族の方は普段からおじいちゃん・おばあちゃんが水分を十分にとっているかを観察するようにしてください。
水分の摂取量を制限されている方(心臓病・腎臓病などの方)は別ですが、そういった制限がない人は、定期的に水分を補給するようにし、脱水を予防しましょう。

食事を楽しくする方法

食事は私たちが生きていく上で欠かせない行為です。
また、それと同時に楽しいひとときでもあると思います。
楽しい食事は、とてもおいしく感じますよね。
こういった食事での「おいしい・楽しい」といった感情は生きる意欲を高め、明日を生きる糧にもなります。
そのため、楽しんで食事をしてもらうことはとても大切なことです。
しかし、患者様の中には食事の時間を楽しくないと思う人も少なくありません。
ですから、家族の方々は、栄養補給のためだけの「食べさせる」食事ではなく、楽しんで「食べてもらえる」食事にすることを心がけることが大切です。
患者様に楽しんで食事をしてもらう方法として「家族と一緒に食事をする」ということがあります。
家族と会話をしながらの食事は患者様にとって大切な時間となるでしょう。
思うように会話ができない患者様でも、家族の方の会話を聞くだけで脳の活性化につながります。
また、食卓で食事ができない状態ならば、家族の顔が見える位置にベッドをもってくるなどの工夫をしましょう。
時間が合わないなどの理由で平日は難しいという場合は、休日の夜に家族そろって一緒に食事をするなどと決めておくのもいいと思います。
「家族と食事をすること」。これがなにより一番楽しい食事にする方法だと思います。

食事のときの自助具の選び方

日常生活をできるかぎり自力でやってもらうことはリハビリとってとても大切なことです。
日常生活の一つに食事があります。
手の動きが不自由な方でも自助具を使用すれば自力で食事ができます。
まず食事では、スプーンやフォーク・箸などを使いますよね。
これらの自助具を選ぶ際は、手の障害の度合いや使う本人の口の大きさによって選ぶようにするといいです。
大き過ぎるものは使いにくく、またむせる原因にもなります。
スプーンやフォークは柄が大きいものや角度のあるものをお勧めします。
自助具には、関節の動きが不自由な方でも使いやすい柄が曲がるスプーンやスプーンなどをにぎれない人のためのホルダー、「切る」「さす」「すくう」「つまむ」などができる多機能スプーンなどがあります。
食事をしやすくするために食器も使いやすいものにする必要があります。お皿はふちが高く丸みのあるものが、すくいやすくよく使われています。
しかし、手の状態によって浅いお皿のほうがすくいやすいという人もみえるので、使用される方の状態によって選ぶようにしましょう。
もう一つ、食器を選ぶ際に重要なのは、片手でも食べられるようにすべり止めがついているかです。
重量のある食器やすべり止めのついた食器を選ぶか、食器の下にすべり止めシートを引く工夫をしましょう。
その他にも、飲み物を飲むコップも使う人の口の機能や飲み込む力、手の機能などを見て選ぶべきです。
手に麻痺の方の場合は、軽くて取っ手の大きいものが使いやすいのでしょう。
取っ手はにぎるのではなく、差し入れて使用します。
また、内側に傾斜のあるコップならば楽に飲めるのでお勧めですよ。

誤嚥(ごえん)の予防 口のリハビリマッサージ!

食事を始める前には、口をよくゆすいできれいにしてから食事をするようにしましょう。
なぜなら、口の中が汚れているとご飯がおいしくないばかりか、誤嚥によって食べ物や唾液に含まれる細菌が肺に入ってしまい肺炎になってしまうことあるからです。
そしてもう一つ、誤嚥を予防するためのリハビリとして食事の前にぜひやってもらいたいことがあります。
それは食事の前の口腔外のマッサージと口腔内のマッサージです。
まず、口腔外のマッサージは、口の周り指でマッサージし、周囲の筋肉をほぐすことで嚥下がスムーズに行われるようにします。
口角をあげるようにやさしくマッサージしましょう。
そして、口腔内のマッサージとしては「アイスマッサージ」を行います。
アイスマッサージとは、冷やした綿棒を入れ、嚥下反射をうながす方法です。
・綿棒の作り方
①割り箸の先の部分にカット綿を巻きつけます。
②水でぬらしてよくしぼります。
③冷凍庫で凍らせます。
マッサージのやり方としては、のどの手前の上の部分(口蓋弓)や舌の付け根(舌根)、口蓋全体を軽く5~6回こすったり、数秒間あてるようにして刺激するとうまく「ゴックン」できるようになります。
綿棒のかわりにマドラーなどの鉄製の柄の長い棒を使用すれば、氷水ですぐに冷えるうえ、洗えば何度でも使えるのでおススメです。
食事の前にこれらの口腔リハビリマッサージを行い、誤嚥・肺炎予防をしていきましょう。

誤嚥(ごえん)の予防 口の中の掃除

口の中というのは、食べ物が流れ込み、いつも37度前後に保たれているため、細菌にとってとても居心地がよく、仲間を増やすのにはもってこいの場所です。
そのため、お年寄りの方は、誤嚥によって食べ物や唾液に含まれる細菌が肺に入ってしまい誤嚥性肺炎という病気にかかってしまうことがあります。
※誤嚥とは?
通常、食べ物を飲み込むとき脳に信号が伝わり、脳はこの信号を受け取って食べ物が気管に入らないよう気管の入り口をふさぐ指令を出すため、食べ物は食道の方に入りますが、加齢によってこの信号と指令のやり取りがうまく伝わらなくなることで、食べ物や唾液が気管に入ってしまうことを「誤嚥」と呼びます。
お年寄りの肺炎の約半分はこの誤嚥性肺炎といわれています。
肺炎は、日本の死亡原因の第4位であり、高齢者の肺炎による死亡率は20~40%といわれています。
一度かかると、治りにくく、しばしば死に至る怖い病気です。
そのため、まめに口の中をそうじをして誤嚥性肺炎の予防をすることが必要です。
とくに夜間の睡眠中に気がつかないうちに誤嚥が起こることが多いため、就寝前のそうじは大切です。
そうじの仕方
①まず、そうじのときに誤嚥を起こさないようベッドをなるべく起こして上体を起こします。※それがむずかしいかたは、頭を横に向けます。
②誤嚥に注意しながら、少なめの水で口をゆすいでもらいます。
③やわらかい歯ブラシやスポンジブラシ、ガーゼなどを使って歯肉を傷つけないように歯や舌をきれいにみがきます。
※歯磨き粉は使用せず、かわりに薄めたイソジンやお茶でみがいたり、うがいをしましょう。
また、夜間の間は入れ歯をはずすのが基本です。
毎食後や寝る前ははずして、流水でみがいて洗うようにしましょう。
ただし、中には入れ歯をいれたまま寝た方がよい場合があるので、入れ歯を使用されている方は、かかりつけの歯医者さんと相談するようにしてください。

誤嚥(ごえん)の予防 食事の前に!

私たちの喉の奥には、空気が肺に行くための通り道「気管」と、食べ物が胃に行くための通り道「食道」とに分かれています。
通常、食べ物を飲み込むとき脳に信号が伝わり、脳はこの信号を受け取って食べ物が気管に入らないよう気管の入り口をふさぐ指令を出すため、食べ物は食道の方に入ります。
しかし、加齢によってこの信号と指令のやり取りがうまく伝わらなくなることで、食べ物や唾液が気管にはいってしまうことがあります。
これを「誤嚥」と呼びます。
お年寄りの方は、この誤嚥によって誤嚥性肺炎という病気にかかってしまうことがあります。
それは、誤嚥により食べ物や唾液に含まれる細菌が肺に入ってしまうからです。
口の中というのは、食べ物が流れ込み、いつも37度前後に保たれているため、細菌にとってとても居心地がよく、仲間を増やすのにはもってこいの場所です。
そのため、そういった細菌が肺に入らないよう誤嚥を防ぐことが大切です。
今回は誤嚥予防として、食事の前に行う準備運動を紹介しましょう。
1 首の体操
①上を見る ②下を見る ③右を向く ④左を向く 
⑤右耳を右肩につけるように傾ける ⑥左耳を左肩につけるように傾ける
2 口の体操
①口を大きくあける→閉じる ②歯を出して「イー」とする→口をすぼめる 
③頬を膨らます→へこます
3 舌の体操
①舌を「ベー」と出す ②舌を鼻先につけるように出す ③舌を右・左に出す
4 顔の体操
①片目ずつつむってウインクする ②眉を上げ目や口を大きく開く→「ギュッ」とつむる
5 「あ・い・う・え・お」を大きな声で言う
食事の前にこれら顔の体操をやってみてください。
誤嚥・肺炎予防のためにも今日から実践してみましょう。

お年寄りの骨折② 骨折しないためには

お年寄りの骨折② 骨折しないためには
お年寄りの方が骨折する原因の約8割が転倒によるものです。
転ぶきっかけとしては、つまずいたり、滑るなどです。
例えば、敷居の段差や布団、座布団につまずいたり、床に置いてあった新聞・広告・チラシやお風呂場などですべったりがあります。
まず、そうならないためにも自宅では段差や障害物をなくすことが大切です。
また、お年寄りの方は加齢によって足腰が弱り始めているので、歩いたり、またいだり、登るために足腰を鍛えることも必要になります。
太ももの筋肉(大腿四頭筋)を鍛えることで、膝が安定し、階段などの移動が楽になります。
また、ふくらはぎの筋肉(下腿三頭筋)を鍛えることによって、つまずきにくくなります。
そのためには運動をすることがとても効果的です。
具体的な運動の方法としては「散歩」をおすすめします。
1日30分、距離にして2キロメートルを毎日歩くようにしましょう。
「散歩」は毎日続けることで、筋肉を鍛えられるだけでなく、お年寄りの方に多い骨粗鬆症の予防にもなります。
このように転倒で骨折しないように予防をしていくことが大切です。

動くと起こるお腹の痛み

「お腹が痛い」と言われる患者様がお見えになる場合があります。
このようなときは、まずどこが痛いのかを考える必要があります。
もし、お腹の痛みの原因が胃や腸などの内臓の痛みであるならば、動く動かないに関係なく痛いものです。
「動く」とお腹が痛いという場合は、骨からくる痛みと考えます。
なぜそのように考えるのかといいますと、背中が丸くなっているお年寄りの方は、肋骨の一番下の部分が骨盤と当たって痛みを生じる場合があるからです。
この痛みは、それほど強い痛みではなく、病院へいかなけらばならないというほどでもない痛みです。
そのような痛みがあるときは、お腹側から肋骨の一番下の部分を軽く押してみて、痛みが出るかを確認してみましょう。
もしそれで痛みが出るようなら、原因は肋骨や肋軟骨が骨盤と当たることで起きる痛みです。
この場合、安静にする必要はありません。
背伸びをするなどして肋骨と骨盤が当たるのを解消するようにしましょう。


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