お役立ち情報一覧
こんにちは。マッサージ師の太田です。
お盆も近くなってきましたが毎日暑く大変ですね。室内、室外に限らず熱中症にならにように気をつけましょう。
今回はギランバレー症候群の利用者様の施術を紹介いたします。
この病名を聞いたことない方も多いかも知れませんが、現在ひまわりの利用者様の中にはギランバレー症候群の利用者様が数名いらっしゃいます。
本日紹介する利用者様は、5年前から訪問マッサージを始められた方です。
通院リハビリもされています。最近は補装具を両足にはめて、平行棒で歩行訓練されたり、階段の昇降なども行いかなりハードなリハビリを行っています。病気に負けないで自立した生活が行いたいと高い目標を持ち日々努力されています。
今日は下腿部の筋肉が固くはってしまっており、入念にマッサージをおこないました。

両側臥位にて四肢マッサージおよび背中・肩・腰のマッサージをおこなます。
仰臥位にて下肢の屈伸運動を左右各10回ずつおこないました。伸展時の力が弱いので苦労していましたが、一生懸命数をかぞえながら頑張っていらっしゃいました。
「今より一歩二歩でも歩けるようになりたい。」
「拘縮した手も今より少しでも柔軟にして動かせるようになりたい。」
そんな思いがこちらまでヒシヒシと伝わってきました。
少しでもお身体の状態が改善していくように一緒に頑張りましょう!
利用者様からはこんな声も届いています!
わたし達が全力でサポートいたします!
訪問マッサージひまわりでは随時無料体験を行っております。マッサージ興味はあるけど、どうしたら受けられるのかわからないという方はぜひ問い合わせをしてみてください。詳しく開始までのサポートも全力で行います。
こんにちは。マッサージ師の太田です。
夏真っ盛りでとても暑い毎日が続いていますね。
今回は脳出血の後遺症の利用者様の施術を紹介致します。
10年前に脳出血を患い、さらに1年前からめまいに襲われ、歩行が困難だったといいます。
これらのことがきっかけで、訪問マッサージを利用していただくことになりました。
脳が原因のめまい
脳は、目・耳・体から入る情報をまとめて、姿勢を制御する働きがあります。
脳に脳梗塞や脳腫瘍・脳出血などによる障害が起こると、フワフワした感じがするめまい(浮動性めまい)がおこります。
稀に目が回ったようなめまい(回転性めまい)も起こることがあります。
回転性めまいの原因のほとんどが耳だと言われていますが、脳が原因で起こることもあるので注意が必要です。
めまいに伴い、次のような症状が起きたら、速やかに医療機関を受診してください。
・意識消失→脳梗塞・脳出血
・激しい頭痛→くも膜下出血
・体のどちらか片側の手足や顔のしびれや麻痺→脳梗塞・脳出血
・ろれつが回らない→小脳での脳出血
・首の付け根の痛み→動脈解離
浮動性めまい
まるで雲の上を歩いているようなふわふわ・ふらふらしたような感じのめまいがします。
まれに、めまいだけでなく激しい頭痛や手足のしびれ・麻痺を伴う場合があります。
一過性脳虚血発作には注意!
一過性脳虚血では、しびれを伴うめまいが起こりますが、短時間でその症状は治まります。
そのため、治ったと思ってしまいそのままにしてしまうということも少なくありません。
一過性脳虚血発作は、「脳梗塞の前触れ」と言われており、発症した約半数の方が、2日以内に脳梗塞を発症すると言われています。
施術の様

丁寧に四肢マッサージをして筋力を柔らかく解し、肩や首の凝りも解します。
「マッサージを始めてから目眩が軽くなり、疲れも取れるようになりました」とお喜びの声をいただきました。
他にもこんな声が届いています!
「今はオムツをしているけど、自分でトイレに行けるようになりたいです。」と意気込みを語って下さいました。
これからもっとご自身の力で歩行ができるように一緒に頑張って行きましょうね!
わたし達が全力でサポートいたします!
訪問マッサージひまわりでは随時無料体験をおこなっています。まわりでマッサージをしている方がいるが、どうしたら利用できるかわらないなどお困りの方はお気軽に問い合わせください。無料体験の際に詳しくご説明することもできますのわからないことがあればお尋ねください。
こんにちは。マッサージ師の太田です。
先週は台風1号もやっと発生をし夏に突入した感じですね。地方大会はすでにはじまっていますが夏の高校野球を楽しみにしている方も多いのではないでしょうか?私も楽しみにしている一人です。
また、連日35℃を超える真夏日も多くなってきているので屋外だけでなく、室内でも熱中症にならないように気を付けてください。
今回は拘縮予防についてお伝えしたいと思います。拘縮と言っても人により起きる場所が違います。今回は「肩」に絞ってお伝え致します。
脳梗塞などの後遺症で麻痺してしまったり、寝たきりの生活が多くなると拘縮が進み、可動域が狭くなっていきます。
拘縮してしまったり、可動域が狭くなってしまった関節をリハビリで元のように戻すことはとても大変です。

そうなる前の予防、また拘縮してしまった関節を柔らかくしていくことが大切です。
介護者ができる肩のリハビリ方法を紹介したいと思います。
肩の関節は、様々な方向に動く不安定で痛めやすい関節の一つです。
リハビリでは、注意しながら慎重に行っていくことが必要です。
★肩のリハビリ方法
本人様には仰向けに寝ていただきましょう。
介護者は麻痺側に立ち、本人様と向かい合うようにします。
リハビリ1 「上へ上げる」
① 本人様側の方の手で手首を持ち、もう一方の手で肩に近い上腕を持ちます。
② 腕をゆっくりと上げていきます。
※途中で痛みがでた場合は、それ以上は上げないようにしてください。
※介助者は手の力で上げるのではなく、自分の体重を利用して行う。
リハビリ2 「横に開く」
① 本人様側の方の手で手首を支え、もう一方の手で肩に近い上腕を持ちます。
② 肩付近を支えながら、手首を持っている手を手前に引くようにして外側に開きます。
★ポイントは、ゆっくりと時間をかけて行っていくことです。
固くなった関節を動かしますので、ある程度の痛みは伴うこともありますが、痛みが出たら無理をしないようにしましょう。
また、1度にたくさん行うと疲れがでたりしてよくありません。
それよりも短い時間で毎日続けていくことの方が有効です。
リハビリは、本人さんが痛がらない範囲で、ゆっくりと、そして毎日行うことがポイントになります。
★注意点
手のひらが床や介助者の方を向いていると、肩を動かした際、痛めてしまいますので、必ず手のひらは天井を向くようにしてください。
拘縮の強い方の場合、動かす際は徐々に力を加えて動かしていきましょう。急に力を入れてしまうと肩を痛めてしまいます。
拘縮の弱い方の場合、関節をゆっくり大きく動かしていきましょう。ただし、痛みがでればそれ以上は無理に動かさないようにしてください。
こんにちは。スタッフの太田です。
7月に入り真夏日の多くなってきましたね。
今回は筋委縮性側索硬化症とういう病気を紹介したいと思います。
筋萎縮性側索硬化症とは、重篤な筋肉の萎縮と筋力低下をきたす原因不明の神経変性疾患で、進行性に上位および下位運動ニューロンの変性、消失を生じます。
筋萎縮性側索硬化症は知能障害や眼球運動の障害はほとんどなく、感覚障害、膀胱直腸障害もありません。
現在、まだ有効な治療法はありませんが、治療薬により進行を遅らせることができます。
発病後平均3~5年で死亡することが多いですが、10年以上生存する例もあります。
症状
症状としては主に筋肉の萎縮と筋力低下があります。そのため、階段の昇降時の疲れやすさ、歩行困難などが起こります。
また、上位運動ニューロンの障害で痙性麻痺、下運動ニューロンの障害で弛緩性麻痺が起こります。
症状が進行すると全身の随意筋の萎縮、筋力低下のために眼を動かすことを除いてはほとんど自力で動かせなくなり、呼吸も困難になります。
筋萎縮性側索硬化症には、感覚障害、眼球運動の障害、膀胱直腸障害、褥瘡(床ずれ)の症状が現れません。これらは「陰性四徴候」と呼ばれています。
発症初期に感じる手足の麻痺による運動障害

筋萎縮性側索硬化症(ALS)の患者さんの約7割の方が、手足の動きの異常を訴え病院を受診すると言われています。
初期の自覚症状としては下記のものなどがあげられます。
・細かいものが持ちにくい
・重いものが持てない
・手足をあげることができない
・走りにくい
・すぐに疲れてしまう
・手足がむくむ
・筋肉がピクっとなる
・筋肉の痛みやつっぱりを感じる
初期症状が出てから、徐々に手足の筋力が低下し、やせ細っていきます。
この症状が進行すると、日常生活での自立が難しくなり、支援が必要になります。
リハビリ
筋萎縮性側索硬化症はリハビリテーションがとても大切です。
筋力維持と筋萎縮の予防のために全身の筋肉を使う訓練・筋力トレーニング、マッサージ、鍼灸を行います。
また、関節拘縮の予防として関節の可動域訓練、その他にもADL訓練(※ADLとは、日常生活動作の略で、起居、移動、食事、更衣、整容、トイレの各動作およびコミュニケーションから成る日常生活に最小限必要と考えられる動作のこと)を行います。
こんにちは。マッサージ師の太田です。
だいぶ湿気も多くなり天気も梅雨の真っただ中という感じの天気が多いですね。
湿度が高いと熱中症にもなりやすいので気をつけましょう。
重症筋無力症という病気について紹介したいと思います。
重症筋無力症とは
重症筋無力症とは、運動神経が筋肉と接合して筋肉の収縮を起こさせる命令を受け渡しする神経筋接合部で興奮の伝達が阻害されることにより、筋の脱力や易疲労性(疲れやすい)が生じる自己免疫疾患のことをいいます。 通常、筋肉に収縮を起こさせる命令(アセチルコリン)が受容器(アセチルコリン受容体たんぱく)と結合することでその命令が実行されるわけですが、重症筋無力症においてはこの受容体に対して自己抗体ができてしまい、そのために興奮が阻害されてしまいます。 甲状腺機能亢進症(バセドウ病)と慢性甲状腺炎は重症筋無力症に合併するがあります。 また、重症筋無力症は胸腺異常の合併率が非常に高く、胸腺の発症に関わっていると推定されています。よって女性に多い病気です。
症状
症状としては、眼球を動かす筋や目のまわりの筋力低下と易疲労性を主症状としています。 眼瞼下垂と複視の頻度が高く、症状の分布と強さによって眼筋型と全身型に分けられます。 全身型では、首下がり、嚥下困難、呼吸困難、四肢筋力低下があります。 同一動作を繰り返し行うことで悪化します。朝方は、比較的症状が軽く、夕方になると症状が悪化するという特徴があります。 また、感染やストレスがきっかけとなって症状が急激に悪化し、呼吸筋麻痺を起こす場合(クリ―ゼと呼ばれています)もあります。
リハビリ
重症筋無力症に対してのリハビリテーションは大切です。 眼の筋力低下に対しては眼球運動などの訓練を行い、四肢の筋力低下・筋萎縮予防に対しては筋力強化訓練を行います。 重症筋無力症は、上肢や下肢の筋力低下を引き起こすことが多いため、マッサージや筋力強化訓練のような物理的な療法は、筋力の長期的な改善のために重要となります。 重症筋無力症の発症から何年も経過して筋の萎縮が強くなった場合は、回復の見込みが著しく低下します。早期からリハビリテーションを開始しましょう。 早期からのリハビリテーションの介入が回復を促進することが科学的に証明されています。
こんにちは。マッサージ師の太田です。
梅雨入りまじかでだいぶ湿気も多くなり過ごしにくい季節になってきましたね。天気が悪くなり気圧が下がると関節痛などよりひどくなってしまう人もいるのではないでしょうか?
今回は、骨折による下肢の股関節の変形により歩行困難な利用者様の施術を紹介いたします。
ご利用者様はご自分のが良く歩ける時には ゆっくり歩いてリハビリされています。
変形性股関節症とは?
股関節は上半身と下半身の継ぎ目として重要な役割を持っています。歩くためにはとても重要な部分です。上半身の重さを常に支えているため、股関節には負担が大きくかかります。
骨折などの外傷が原因で股関節周囲の大腿骨などの骨が変形してしまい、変形性股関節症になってしまうことがあります。また、先天的な股関節の異常や加齢により起こることも多くあります。
主な症状
初期には長時間歩いたあとや運動後に痛みが発症します。痛みは股関節だけでなく臀部や大腿部にかけて出現します。
症状が進むにつれ、動き始めに痛くなったり(初動時痛)、安静時にも痛みが出てくる(安静時痛)などと痛みを訴えることが多くなります。
痛みに伴い運動の制限も出てきます。痛みがあるため関節を動かしづらくなり、そのままにしていると関節が拘縮してしまうことも少なくありません。
また、痛みのある足をかばうことで、足を引きずってをひいて歩く跛行の症状が見られます。
腰や膝にも痛みが出る?!
股関節だけでなく、腰やひざの痛みを訴える人も少なくありません。
痛みや変形などにより、それをかばおうとして痛みのない部分が頑張ってしまいます。体のバランスがくずれるために骨盤が傾いたり、股関節の動きが悪いのをかばい他の部位に負担がかかり、腰や膝に痛みが出る事があるのです。
施術の様子
腰に負担がかかるため、いつも腰と臀部や膝に痛みを訴えられます。
四肢と体幹のマッサージとROM訓練をおこないました。
「マッサージを受けるようになって、歩行が以前よりは楽になってきた。」とお喜びの声をいただけました。

他にもこんな声がとどいています!
お話しが大好きで、施術中にいつも色んなお話をしていただけます。
いつも素敵な笑顔でお話をしていただけるので、わたし達まで笑顔にさせていただいています。
利用者様の笑顔が見られることはとても嬉しいことです!
「もっと楽に歩けるようになりたい。」
こんな思いを実現する為に、訪問マッサージを受けてみませんか?
訪問マッサージひまわりでは随時無料体験を行っております。マッサージに興味を持たれた方は是非一度無料体験を受けていただく事をお勧めします。
わたし達が全力でサポートいたします!
こんにちは。マッサージ師の太田です。
もうすぐ6月ですね。最近は暑い日も多くなってきたので熱中症には気をつけましょう。
今回は、腰部圧迫骨折・両側変形性膝関節症の利用者様の施術を紹介いたします。
利用者様は歩行は家の中のみで手すりにつかまりゆっくり歩行されます。
変形性膝関節症の症状
1、膝を動かしたときに痛みを感じる(動作時痛)
特に椅子やベッドからの立ち上がりや歩行時、階段の上り下り時などの、膝に体重がかかるときに痛みを感じる場合が多くあります。
2、膝の曲げ伸ばしがしづらくなる。
膝を真っ直ぐ伸ばすことや、正座やしゃがむことがしづらくなり、痛みが出る場合もあります。
3、膝に水が溜まる(膝が腫れる)
変形の起こった膝関節は関節炎を発症し、関節液が多量に膝関節内にたまっってしまうのです。
変形性膝関節症のリハビリ
変形性膝関節症は、加齢による関節の変形が原因となることが多くあります。そのため、膝関節の機能を維持しようとする利用者様自身の気持ちとがんばりも重要となってくるのです。
変形性膝関節症に対するリハビリの目的は、膝の屈伸機能の回復と膝を支える筋力の回復です。
膝の可動性を回復させる関節可動域訓練、膝の支持性を回復させる筋力強化訓練は変形性膝関節症に対する有効な治療法なのです。
関節の機能である可動性と支持性を回復させるリハビリは変形性膝関節症の治療だけでなく予防法としてもとても重要な役割を持っています。
施術の様子
施術は両側臥位にて四肢マッサージ。仰臥位にて両下肢屈伸運動をおこないます。
特に膝と背中が辛いとの事で端座位にて肩~背中のマッサージも行いました。
利用者様の体調をみながら軽めのマッサージを行います。
以前は週一回の施術でしたが、今では週二回の施術をさせていただいております。
訪問マッサージでは、施術開始後でも施術日数や曜日変更が可能です。

「マッサージを受けると歩行訓練の調子が上がる。」とお喜びの声をいただき、施術を増やされました。
他にもこんな声が届いています!
始めた頃は緊張されていましたが、最近では、たくさんお話をして下さるようになりました。
もっとたくさん歩けるようになる為に、一緒にがんばっていきましょう!
わたし達が全力でサポートいたします!
※写真はイメージです。
こんにちは。マッサージ師の太田です0。
今回も訪問マッサージを受けれらる方が比較的多い症状のご紹介をいたします。それは脳梗塞の後遺症で、左半身麻痺のある利用者様の施術の紹介をいたします。
ご利用者様は麻痺のため拘縮がみられるので、四肢のマッサージ、ROM訓練をおこないます。
左上肢・左下肢に痛みを訴えられることが多いですが、今回の施術時には右の下肢にも痛みを訴えられていました。
左半身をかばっている為、体重を支える右側の足に負担がかかり痛みが出てしまったようです。
脳梗塞後の痛み
麻痺のある側の手足の筋肉痛や拘縮に伴う痛み、肩関節周囲炎などが起こる場合があります。
拘縮に伴う痛みは、関節を動かそうとすると痛みが強くなるのが特徴です。そのため、関節を動かすのが億劫になり、あまり関節を動かさなくなり、さらに拘縮を進行してしまい悪化させてしまうこともあります。
麻痺のある側の手を動かさないことで、肩関節の筋肉が衰えてしまい、肩関節周囲炎いわゆる五十肩を起こして痛むことも少なくありません。
麻痺のある側の痛みも多くありますが、それだけでなく麻痺がない側の手足で体の動きを代償することで過剰に使用された手足が痛むこともあります。

施術の様子
マッサージにより、負担のかかってしまった筋肉をしっかりとほぐしていきます。
マッサージやリハビリに積極的に取り組んでいただける為、ご利用開始時と比べ、筋肉や関節の拘縮の動きの改善がみられます。また、リハビリとマッサージをうまく組み合わせていることでリハビリでは筋疲労を気にする事なく思いっきり取り組むことが出来るそうです。
施術直後には、「マッサージの後は、体がとても楽になる。」とお喜びの声もいただいております。
他にもこんなお喜びの声がとどいています!
利用者様に麻痺がある中、前向きにリハビリを頑張っていただけると、わたし達もたくさんの元気がいただけます。
少しでも痛みが減り、楽しい維持間が過ごせるようにするために、一緒に頑張って行きましょう。
訪問マッサージひまわりでは、随時無料体験を行っています。もしこのような症状がある方が身近におられ、マッサージなどを受けられていない場合は是非訪問マッサージをお勧め致します。
どんな些細な事でもかまいませんのでお気軽に問い合わせください。
訪問マッサージひまわり 058-234-1386
電話での問い合わせはちょっと気が引けるという方も問い合わせフォームからメールにてお気軽に問い合わせください。
わたし達が全力でサポートいたします!
こんにちは。マッサージ師の太田です。
最近は初夏ですが真夏に近い暑さになってきてしまいましたね。熱中症などにはお気を付け下さい。
今回はギラン・バレー症候群の利用者さんの様子を紹介いたします。
ギラン・バレー症候群とは?
ギラン・バレー症候群とは、急性あるいは亜急性に進行する運動優位の末梢神経障害のことです。
細菌、ウイルス感染でできた自己抗体が自らの末梢神経を攻撃することで起こる自己免疫疾患だと考えられていますが、先行感染が証明されない症例の方が多いようです。
ギラン・バレー症候群は、髄鞘が障害される脱髄型と、軸索そのものが障害される軸索傷害型、両方が障害される混合型に分類されます。
運動麻痺症状が主体で、呼吸器系、消化器系を障害します。従来、脱髄型が多く予後はよいとされていましたが、軸索傷害型や混合型の割合も高いことがわかり、長期的にも機能が完全には回復しない例も多いことが明らかになってきました。
わかりやすく言えば、筋肉を動かす運動神経の障害で、突然手足に力が入らなくなってしまう病気です。
手足のしびれ感も伴う場合もあります。
多くの場合、風邪などの感染の後1~2週経ってから症状を発症することが多いようです。
症状
初発症状として下肢の筋力低下から起こることが多く、対称性の四肢脱力と歩行困難、しばしば両側の顔面神経麻痺、外眼筋麻痺、四肢のしびれ感や感覚鈍麻を伴います。
重症になると、呼吸筋麻痺、球麻痺をきたし、頻脈、徐脈、不整脈、著明な血圧変動、薬物に対する心循環系の異常反応などの自律神経症状を呈します。呼吸麻痺をきたす場合では生命に係わります。
リハビリ
予後改善のために、リハビリテーションが重要となります。筋力低下に対しての筋力強化、筋萎縮、関節拘縮の予防を目的としたマッサージ、鍼灸治療、寝たきりによる褥瘡の予防のための体位変換、自律神経障害がある場合はその管理も行います。
早期にリハビリを開始することで手足の機能回復が早くなります。
今回の利用者様はこの病気を発症された際、医師からは「寝たきりになる」と宣告をされたそうです。
しかし、利用者様はそれに反発し、「逆に動けるようになってやる」とものすごい意志でリハビリに取り組まれてきたそうです。
早期にリハビリを行ったことで現在では日常動作はほとんど自力で行えるようになっています。
麻痺した手足の機能の回復は、早期からリハビリを行えばどんどん回復していきます。
しかし、寝たきりになってしまうなど体を動かさない状態である程度時間が過ぎてからリハビリを開始すると、身体機能の改善が思うようにいかない場合があります。
利用者様はハードなリハビリを行うため、筋疲労が強くリハビリ後に体を動かすことがかなりつらいようです。
その為、それを少しでも改善したいと訪問マッサージを利用していただいております。
今ではマッサージがあることでリハビリに専念することが出来ると言っていただいております。
体の機能の早期回復のために訪問マッサージを利用してみてはいかがでしょうか?
訪問マッサージひまわりでは随時無料体験を実施しております。
もし興味があるかたはぜひ体験してみていただく事をお勧めします。
こんにちは。マッサージ師の太田です。
今回は脳性麻痺の利用者様の施術を紹介いたします。

車椅子中心の生活をされています。
訪問マッサージを始めて2年半。
はじめは関節の拘縮が強くほとんど関節を動かす事が出来ませんでした。
しかし、最近では随分腕などは伸ばせるようになり、パソコンを使ったお仕事を精力的にされています。
作業がずいぶん楽になったとのこと。
もっと頑張って動かせる範囲を広げて行きたいとのことです。
施術の様子
いつもマッサージする時は、車椅子に座った状態で行います。
四肢マッサージ、ROM訓練を中心に運動法も入れていきます。
本日は、頸肩から腰までが非常に硬く辛いとの事で、筋肉をほぐしたり頸部の牽引を行います。
そのあと、四肢の可動域訓練を行っていました。これが拘縮に対して効果があったようです。
また、利用者様はマッサージだけでなく会話も楽しみにされているようです。
いつも大きな声で笑い、たくさんお話をしてくださいます。
会話が楽しみというのも今回の効果の秘密も有ると思います。楽しくリハビリを続けるのか?いやいやつづけるのかでは雲泥の差です。
ご本人様もマッサージを非常に楽しみにしてみていました。
「腕が伸ばせるようになった事がとても嬉しい!」
とお喜びの声をいただきました。
「僕は訪問マッサージと出会えてラッキーでした。」
と笑顔でお話してくださるのを見て、より一層利用者様のために頑張っていきます。
頭の重さはボーリングの玉と同じ?!
あまり知られてはいませんが、頭の重さは結構重いんです。
体重の約10分の1。あの細い首にボーリングの玉が乗っているようなもの。
首にはたくさんの筋肉があるのでそれぞれが凝ってしまうととてもつらいんです。そんなときは徒手的な牽引が効果的!
いつまでもわたし達が全力でサポートいたします!