ALSの利用者様を支えるご家族様の愛情
2013 年 3 月 12 日 火曜日こんにちは。コーディネーターの片田です。
今回はALSの利用者様の施術に同行しました。
仰がい位のまま、四肢・頭・目のまわり ・肩部 ・頸部とマッサージをおこなおました。
利用者様は関節が縮んではなく、むしろ柔らかい方なのでびっくりしましたが、ご家族様がいつもマッサージをしてあげてるとの事でした。
今回は、肩がかなり固かったようで、先生もしっかりほぐしていました。
呼吸器をつけていらっしゃるので、細心の注意を払って施術してみえました。
頭のマッサージは気持ちがいいそうです。
頭と額をツボ押しされている時は、目を細めて気持ち良さそうな顔をされていました。
ほかの利用者様からは、こんなお喜びの声もとどいています!
こちらの利用者様は、声を出すことができません。なので、会話はまばたきや眼球の動きで返事されます。
お部屋の壁には、ご家族様が書かれた「もしまばたきができなくなったら」という題で注意点やしてほしい事が何箇条も書いてありました。
会話もアルファベットでグループ分けしてあり、番号で返事が分かるようにしてあります。
ご家族様の愛情の深さをとても感じることができました。
ヘルパーさんなどにすべて任せきりではなく、ご家族様が常に利用者様を支えてみえました。
支えてくれる家族がみえるということは素晴らしいですね。