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‘方法’ タグのついている投稿

膝の悩み、マッサージの悩みどうしたらよい?

2016 年 10 月 4 日 火曜日

こんにちは。マッサージ師の太田です。
今年は台風1号の発生は遅かったですが勢力の強い台風が多く上陸し大変な年になりましたね。
でも、台風シーズンも終わりこれからは紅葉やおいしい食べ物もたくさん出てくる秋です。朝晩の気温変化も多くなる季節になってきますので体調に気を付け食べ過ぎない程度に空きをまん

今回は膝の痛みについてお話します。

高齢者の方の中には、膝の痛みでお悩みだという方もお見えになるかもしれません。
痛みが起こる部位やタイミングは、人それぞれ違います。
例えば、階段を登るときに膝が痛む、立ち上がり時に痛む、歩行時などに痛む、などの膝の痛みを訴えられる方が多く見えます。
このままなにもしなければ、この状態を良くすることはできません。
では、何をすればいいのでしょうか?
それは、「運動」をすることです。
痛みが起こっている部位は膝ですが、太ももの筋肉を動かしてあげてください。
ここで一つ運動の方法を紹介しましょう。
①ベッドの上(畳や床の上も可)で仰向けになり、膝を軽く伸ばして座ります。
②膝の下に枕やクッションなどを入れます。
③あとはその枕を膝の下で押さえつけるだけです。

初めのうちは5回~10回くらいから始めてみましょう。
慣れてきたら少しずつ増やすていくのがポイントです。
テレビなどを見ながらでもできる運動になりますので、気軽にやってみてくださいね。

膝の痛みを生じさせる原因として「膝関節の変形」が指摘されています。この膝関節の変形の原因で多いのは、O脚とX脚だそうです。特に日本人の場合は、足の筋肉や靭帯の走行に特徴があり、O脚になりやすいと言われています。
O脚というのは、左右の踵をつけて立った時に、膝と膝との間が左右に離れてしまう状態のことを指すようです。O脚で歩いたり走ったるすると、膝の内側の関節軟骨(骨と骨との間にあり、クッションの働きをする)に負担がかかることで軟骨がすり減り、それが原因で骨と骨とがこすれ合うことで痛みが生じるため、注意が必要かも知れません。
このように関節の変形によって骨に痛みが生じる場合、朝の膝関節のこわばり感⇒膝を動かし始める時の痛み⇒歩いている時のギシギシとした痛み⇒膝を曲げる動作での痛み、というように徐々に痛みの程度が強くなっていくと言われています。
このような症状があると運動することも少なくなって行き、筋力も落ち、筋肉も固くなっていきます。
それよ予防するにはマッサージやリハビリが有効です。

訪問マッサージひまわりでは無料体験を随時行っています。膝の悩みや、マッサージ、リハビリについて悩みをお持ちの方はぜひこの無料体験を利用してみてください。

拘縮予防のリハビリ 「肩」

2016 年 7 月 11 日 月曜日

こんにちは。マッサージ師の太田です。
先週は台風1号もやっと発生をし夏に突入した感じですね。地方大会はすでにはじまっていますが夏の高校野球を楽しみにしている方も多いのではないでしょうか?私も楽しみにしている一人です。
また、連日35℃を超える真夏日も多くなってきているので屋外だけでなく、室内でも熱中症にならないように気を付けてください。

今回は拘縮予防についてお伝えしたいと思います。拘縮と言っても人により起きる場所が違います。今回は「肩」に絞ってお伝え致します。
脳梗塞などの後遺症で麻痺してしまったり、寝たきりの生活が多くなる拘縮が進み、可動域が狭くなっていきます。

拘縮してしまったり、可動域が狭くなってしまった関節をリハビリで元のように戻すことはとても大変です。
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そうなる前の予防、また拘縮してしまった関節を柔らかくしていくことが大切です。

介護者ができる肩のリハビリ方法を紹介したいと思います。

肩の関節は、様々な方向に動く不安定で痛めやすい関節の一つです。

リハビリでは、注意しながら慎重に行っていくことが必要です。

★肩のリハビリ方法

本人様には仰向けに寝ていただきましょう。
介護者は麻痺側に立ち、本人様と向かい合うようにします。

リハビリ1 「上へ上げる」
① 本人様側の方の手で手首を持ち、もう一方の手で肩に近い上腕を持ちます。
② 腕をゆっくりと上げていきます。
※途中で痛みがでた場合は、それ以上は上げないようにしてください。
※介助者は手の力で上げるのではなく、自分の体重を利用して行う。

リハビリ2 「横に開く」
① 本人様側の方の手で手首を支え、もう一方の手で肩に近い上腕を持ちます。
② 肩付近を支えながら、手首を持っている手を手前に引くようにして外側に開きます。

★ポイントは、ゆっくりと時間をかけて行っていくことです。

固くなった関節を動かしますので、ある程度の痛みは伴うこともありますが、痛みが出たら無理をしないようにしましょう。
また、1度にたくさん行うと疲れがでたりしてよくありません。

それよりも短い時間で毎日続けていくことの方が有効です。

リハビリは、本人さんが痛がらない範囲で、ゆっくりと、そして毎日行うことがポイントになります。

★注意点
手のひらが床や介助者の方を向いていると、肩を動かした際、痛めてしまいますので、必ず手のひらは天井を向くようにしてください。

拘縮の強い方の場合、動かす際は徐々に力を加えて動かしていきましょう。急に力を入れてしまうと肩を痛めてしまいます。
拘縮の弱い方の場合、関節をゆっくり大きく動かしていきましょう。ただし、痛みがでればそれ以上は無理に動かさないようにしてください。

訪問マッサージで便秘も解消!岐阜市の訪問マッサージ・リハビリ

2015 年 12 月 22 日 火曜日

こんにちは。マッサージ師の太田です。

先週はだいぶ寒く近くの山も雪で白くなっていました。
今年もあと一週間弱で終わってしまいます。終わりよければすべて良しとなるよう、体調には気をつけてよい大晦日を向かえらるように気をつけたいですね。

高齢者の便秘の原因

今回は便秘について詳しく見て行きたいと思います。

高齢者の便秘の多くは「弛緩性便秘」と言われています。

加齢に伴い、腹筋や大腸の運動が低下していきます。
そうなると腸が緩んだ状態となってしまい、腸の内容物(後の便になるもの)の移動が遅くなってしまいます。
遅くなることで、内容物の水分が腸に吸収されすぎてしまい便が硬くなって排便までの時間が長くなってしまいます。

それと併せて、加齢による筋力の低下が腸のぜんどう運動を低下させ便秘となってしまうのです。
腸のぜんどう運動は体全体の筋力が必要となるんですね。

さらに排便までの時間がかかってしまうことで直腸は太くなります。ですが、筋力の低下により排便の際のいきむ力が弱くなってしまっているので、便が硬く太くなって腸に溜まってしまい便秘の原因ともなります。

特に脳梗塞後遺症や骨折によって寝たきりの方の場合、筋力の低下による「弛緩性便秘」が起こりやすくなります。直腸や肛門の感覚が鈍くなり、排便の為の反射機能も低下してしまうので、さらに便秘を悪化させてしまいます。

「便秘なんですぐ良くなる」と軽く考えそのままにしてしまうと、腸閉塞や食欲減退など様々な弊害が出てきてしまいます。
ですから、そうならないためにも家族様・介護者の方も「排便ケア」を行っていきましょう。

自宅でできる排便ケアの方法

①お腹を温める。

温めることで、腸の動きがよくなり便が出やすくなります。
温める方法としては、蒸しタオルを用意しお腹や腰にあて温めましょう。

②お腹のマッサージをする。
おへそのあたりに手を重ねて置きます。
時計回りを意識して、左下に向かって圧迫しながらマッサージをしましょう!
出そうでもなかなか出てこないときは、お腹の左下を肛門方向に向かって強めに押してみましょう。

これらの方法はご自分でもご家族様・介護者の方でも行うことができます。
強く行えばよいということではないので、その時の体調により強さを調節してください。

訪問マッサージでも便秘解消できます

訪問マッサージひまわりを利用されている利用者様の中にも寝たきりや筋力の低下による便秘で悩んでみえる方が多くみえます。

便秘
そんなときはお体の状態に合わせて腹部マッサージなどを合わせて行うことがあります。
慢性の便秘などの体調不良からリハビリなどの意欲低下が起こることも少なくない為、補助的に腹部のマッサージなどを行うことにより、意欲の向上にも効果が期待できます。

さらに、拘縮予防や筋力の維持・強化のための運動療法を行うことで、低下してしまった体の機能が活性化され、腸の蠕動運動が起こりやすくなります。

実際に利用者様からも「マッサージの後は体がポカポカして楽になり、おなかの調子も良くなる。」とお喜びの声などもいただいています。

便秘などの体調がすぐれない場合も、お気軽にご相談ください。体調に合わせた施術を行います。

便秘を予防・解消するためには、家族様・介護者の方の排便ケアも大切です。
少しでも利用者様の体調が改善されるように一緒にがんばりましょう!

予防策をしても便秘がひどく、改善みられない場合は、一度医師に相談しましょう。

訪問マッサージひまわりでは無料体験を行っています。
もしこのように便秘などのお悩みがある方は、一度無料体験を受けていただくことをお勧めします。
これが体を変えるきっかけになるかも知れません。

※写真はイメージです。

床ずれ(褥瘡)ができてしまったら!その対処方法とは!

2014 年 11 月 14 日 金曜日

褥瘡とは、一般的に「床ずれ」といわれているものです。

褥瘡の原因

AT171_L.jpg・体が痩せてしまい、骨が出っ張っているところがある
・麻痺や拘縮があり、手足の動きが悪く自分で体が動かせない
・しびれや麻痺などがあり感覚が鈍い
・皮膚や筋肉が衰えてしまい、皮膚の弾力がない
・オムツを使用している
・尿失禁・便失禁がある
・栄養が偏っている

上記のようなものなどが褥瘡の原因になるとされています。
これらの原因がいくつも重なり褥瘡となってしまうのです。

特に高齢者の場合、皮膚の弾力が低下しているため、長時間の圧迫やズレに弱く褥瘡になりやすいのです。

褥瘡の好発部位

褥瘡にはできやすい部位があります。長時間とっている姿勢により好発部位は変わってきます。
・仰向きでは、お尻(仙骨部)・踵・後頭部
・横向きでは、肩・腰骨
・座位では、お尻・背中

主な症状

●圧迫されないようにしても赤みがとれない
●水疱ができている
●化膿している

褥瘡は、「つくらない」ことが一番大切です。

体重がかかりやすい場所などに、クッションを使ったりして予防をしていきましょう。

それでも、褥瘡ができてしまったらどう対処すればいいのでしょうか?
まず、クッションなどを使って徐圧をしてもとれない赤みがでてきた場合は、皮膚が破れないように注意し、クッションなどを使用して体重がかからないようにします。

この時点で、一度医師に相談するようにしましょう。

水疱ができている場合は、皮膚が破れないように注意しながら圧迫を避けます。

皮膚が破れなければ、水は自然と体に吸収されます。

注意としては、患部に尿や便などがつかないようにしましょう。

なぜなら、細菌がつくと、繁殖し化膿することがあるからです。

また、血行不良が原因ということから、血行改善を目的として、マッサージをする人もいるようですが、かえって逆効果になる場合がありますので絶対に行わないようにしてください。

「もう少し様子をみよう」とそのままにしたり、自己判断で市販の塗り薬、貼り薬などを使用するのは危険です。
まずは、このような症状がある場合、皮膚の状態が気になるようなら、一度医師や看護師に相談をしてくださいね。

褥瘡ケア、早期発見・治療を心がけましょう。

自分でできるリハビリの方法

2014 年 10 月 8 日 水曜日

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リハビリは、体の機能維持や回復のためにも大切です。
自力でリハビリができる方に関しては、少しでも取り組むようにするといいでしょう。

今回は、自力で行える「指」のリハビリ方法を紹介したいと思います。

指が自由に使えないことで、ボタンがかえない・物が握れないなど様々な障害が出てきてしまいます。

このような障害により、何をするにもやる気が出ず、リハビリだけでなく日常生活にも意欲が低下してしまう方も多くみえます。

楽しい毎日を過ごすために、まずは根気強くリハビリを頑張ってしましょう!

指の間開くリハビリ方法

① 麻痺側の手(指全体を包むように)と指の間に、健側の手の親指を差し込みます。
② 差し込んだ親指とその他4指で、麻痺側の親指以外の指を握り、ゆっくりと開いていきます。
無理をしても筋肉や関節を痛めてしまいますので、できるところまでで十分です。

指の間を広げるリハビリ方法

① 麻痺側の手(指全体を包むように)と指の間に、健側の手の4指を差し込みます。
② 差し込んだ4指で麻痺側の指と手の平の間を開いていきます。
③ 麻痺側の手と指が開いてきたら、健側の4指を麻痺側の4指の間にそれぞれ入れ、指を組みます。
※ 麻痺側の親指が一番上にくるように組みましょう。

ポイント

短い時間で毎日続けていくことが有効です。
長い時間リハビリをしても、いきなり可動域が広がったり、動きがよくなったりはしません。
リハビリは、本人さんが痛がらない範囲で、ゆっくりと、そして毎日行っていきましょう。
特にお風呂の後などは、筋肉が緩んでいますので、スムーズにリハビリができますのでおすすめですよ。

自力で行える「椅子やベッドを利用した指を開く」リハビリ方法

軽度の障害、拘縮の方では、自力だけでなく周囲のものをリハビリに利用するとよいでしょう。

椅子を利用する
① 麻痺側の手の平を椅子に押しつけ、反対の手を上から重ねます。
② 腰を上げ、体重を前(手の平)にかけます。

ベッドを利用する
① 麻痺側の肘を反対の手で押さえ、麻痺側の手の平をベッドに逆向きに押しつける
② 麻痺側の手の平に体重をかけます。

ポイント

勢いをつけて体重をかけたりしないでください。筋肉や関節を痛める可能性があります。
ゆっくりと行いましょう。手首やひじの関節を伸ばす効果もありますので、毎日少しずつ取り組んでいきましょう。

変形性膝関節症のリハビリ方法とは!?

2014 年 10 月 6 日 月曜日

高齢者の方が悩む膝の痛みの多くは、「変形性膝関節症」と言われています。

この変形性膝関節症に対しては、膝にかかる負担を減らすことが重要になります。
そして、リハビリをしていくことも必要です。

リハビリとして、膝や腰、股関節の周りの筋肉を鍛えることが大切です。
なぜなら、歩行の際などにふらつきがあると、膝への負担が増してしまうからです。
このふらつきを防ぐためにも筋トレをしていきましょう。

ここで、リハビリの方法を紹介します。
(リハビリを行う前に一度、専門のリハビリスタッフや主治医の先生と相談しましょう。)

リハビリの方法

①床に上向きで寝ます。
②両膝を曲げ、膝を立てます。
③片一方の脚の膝から先を伸ばし3~5秒止めます。
できたら反対側も行います。
左右それぞれ10回を目安に行ってください。
※ 重りを足首につけることでより強度の高いリハビリになります。症状・状態に合わせて使いましょう。重りの目安は500g~2㎏です。

このリハビリによって、太もも(大腿部)を鍛えることができます。
※痛みがでるようであれば、ただちに中止してください。

変形性膝関節症は、膝の関節の酷使(使い過ぎ)や老化によって関節の組織が壊れてしまうことによって起こります。
この変形性膝関節症に対しては、膝にかかる負担を軽くすることが大切です。

負担を減らす方法

① 正座をしない
② 和式トイレから洋式トイレにする
③ 体重を減らす
④ 膝や腰周りの筋肉を鍛える
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また、膝に痛みがでるような動作は控えましょう。

膝の負担を軽くする方法にはいくつかあります。

例えば、「立ち上がりの動作の工夫」です。

椅子に座っている状態から立ち上がるときに、その場で立ち上がろうとすると膝にはかなりの負担がかかっています。

膝の負担を減らすには、お辞儀をしながら立ち上がるようにしましょう。

前に体重を移動させることで、お尻を浮かしてから立ち上がる方法になります。

この立ち上がりの方法に変えただけでも、痛みが楽になった方もみえるようです。

日常生活の中での動作を工夫して行くことが大切なんですよ!

拘縮予防のリハビリ 「手首」「肘関節」

2014 年 6 月 6 日 金曜日

関節は使わないとどんどん固くなっていきます。 固くなった関節を元に戻すことは大変です。 そうなる前の予防、また固くなった関節を柔らかくしていくことが大切です。 AT131_L.jpg 今回は、自力・介護者ができる手首と肘関節のリハビリ方法を紹介したいと思います。

★手首のリハビリ方法

<自力> このリハビリは、ベッドで寝ているときや座った姿勢でも行うことができます。 ① 胸の上で両手の指を組みます。 ※1、麻痺側の手の親指が一番上にくるように指を組んでください。 ※2、座っている場合は、体(胸)の前で組みます。 ② 手首を左右に動かします。 麻痺が軽度またはない方でも、関節の柔軟性を保っておくために効果的なリハビリです。 <介護> 本人様には仰向けに寝ていただきましょう。 ① 麻痺側の手首を片方の手でしっかりと握ります。 ※ 本人様の手の甲が介護者に向くようにします。 ② 介護者はもう一方の手の指を、本人様の手のひらの間に差し入れます。 ③ 差し入れた指を手前に反し、手のひらを広げるようにします。 <拘縮が強い場合> 拘縮が強い場合は、前腕(肘より手首側)の筋肉をマッサージしてから行うと、動きがよくなりリハビリがしやすくなります。 無理は禁物ですので、注意しながらリハビリを行ってください。 本人さんが痛がらない範囲で、ゆっくりと行うことがポイントです。 リハビリは、毎日の積み重ねが大切ですので、積極的に取り組んでみてくださいね。

★肘のリハビリ方法

本人様には仰向けに寝ていただきましょう。 介護者は麻痺側に立ち、本人様と向かい合うようにします。 リハビリ1 ① 本人様側の方の手で肘を支え、もう一方の手で手首を包むように持ちます。 ② 手首を持っている手を内側へ回し、元に戻します。 リハビリ2 ① 本人様側の方の手で肘を支え、もう一方の手で手首を持ちます。 ② 肘を支えながら、手首を持っている手を押し、本人様の腕を曲げます。 ③ 肘を支えながら、手首を持っている手を引き、本人様の腕を伸ばします。 十分に伸びたところで、元の位置に戻します。

★ポイント

ゆっくりと時間をかけて行っていくことです。 固くなった関節を動かしますので、ある程度の痛みは伴うこともありますが、 痛みが出たら無理な曲げ、引っ張りはしないようにしましょう。 本人さんが痛がらない範囲で、ゆっくりと行うことがポイントですよ。

自力で行う椅子やベッドを利用したリハビリの方法「指を開くリハビリ」

2012 年 5 月 14 日 月曜日

リハビリは、体の機能維持や回復のためにも大切です。
軽度の障害、拘縮の方では、周囲のものをリハビリに利用するとよいでしょう。
今回は、自力で行える「椅子やベッドを利用した指を開く」リハビリ方法を紹介したいと思います。
★リハビリ方法 ※座って行います。
椅子を利用する
① 麻痺側の手の平を椅子に押しつけ、反対の手を上から重ねます。
② 腰を上げ、体重を前(手の平)にかけます。
ベッドを利用する
① 麻痺側の肘を反対の手で押さえ、麻痺側の手の平をベッドに逆向きに押しつける
② 麻痺側の手の平に体重をかけます。
★ポイント
勢いをつけて体重をかけたりしないでください。筋肉や関節を痛める可能性があります。
ゆっくりと行いましょう。手首やひじの関節を伸ばす効果もありますので、毎日少しずつ取り組んでいきましょう。

自力で行うリハビリの方法「指の間を広げる」

2012 年 5 月 7 日 月曜日

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リハビリは、体の機能維持や回復のためにも大切です。
自力でリハビリができる方に関しては、少しでも取り組むようにするといいでしょう。
今回は、自力で行える「指の間を広げる」リハビリ方法を紹介したいと思います。
★指の間を広げるリハビリ方法
① 麻痺側の手(指全体を包むように)と指の間に、健側の手の4指を差し込みます。
② 差し込んだ4指で麻痺側の指と手の平の間を開いていきます。
③ 麻痺側の手と指が開いてきたら、健側の4指を麻痺側の4指の間にそれぞれ入れ、指を組みます。
※ 麻痺側の親指が一番上にくるように組みましょう。
★ポイント
短い時間で毎日続けていくことが有効です。
長い時間リハビリをしても、いきなり可動域が広がったり、動きがよくなったりはしません。
リハビリは、本人さんが痛がらない範囲で、ゆっくりと、そして毎日行っていきましょう。
特にお風呂の後などは、筋肉が緩んでいますので、スムーズにリハビリができますのでおすすめですよ。

拘縮に対するリハビリ「指の間を広げる」

2012 年 4 月 9 日 月曜日

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リハビリは、体の機能維持や回復のためにも大切です。
しかし、適切な方法をしないとかえって筋肉や関節を痛めてしまうかもしれません。
適切なリハビリの方法を知り、主治医と相談してから行いましょう。
今回は、指の間を開くリハビリ方法を紹介したいと思います。
★指の間開くリハビリ方法
本人様には仰向けに寝ていただきましょう。
介助者は本人様の麻痺側に座ります。
① 介助者は、麻痺側の手(指全体を包むように)を両手で握ります。
※広げたい指だけ、また指先だけ持って広げようとすると関節を痛める可能性があるので注意してください。
② それぞれの指のあるのでをゆっくりと広げて行きましょう。
無理に広げようとしなくても、できるところまでで十分リハビリの効果を出すことができます
★ポイント
短い時間で毎日続けていくことが有効です。
リハビリは、本人さんが痛がらない範囲で、ゆっくりと、そして毎日行っていきましょう。
特にお風呂の後などは、筋肉が緩んでいますので、スムーズにリハビリができますのでおすすめですよ。

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