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‘症状’ タグのついている投稿

構音障害者との接し方について

2011 年 5 月 5 日 木曜日

言語障害は、脳卒中などの後遺症の一つとして起こるものです。
手足が不自由になるのと同じように、会話が不自由になるのがこの障害です。
言語障害には、2つの種類があります。
① 構音障害
正しく言葉を選んで話をすることができますが、発声・発音をすることが上手くできないため、自分が伝えたいことを言葉で上手く伝えられない状態をいいます。
② 失語症
正しく言葉を選ぶことができないものをいいます。ですから、「聞く・読む・書く」といったことで理解することも難しい状態をいいます。
構音障害者の方の場合、発生や発音が上手くできないくても、発している言葉や聞こえる言葉の意味はよく理解できています。
言いたいこと・伝えたいことは、はっきりと決まっているのに、上手く伝えられないことで苛立ちや不安を感じ、ストレスから人と関わることを避けるようになったりする場合もあります。
ここで大切なのは、聞く側の接し方です。
言い間違いを指摘したり、話をせかす・焦らせるなどはしないようにしましょう。
話そうとする相手の気持ちを尊重した接し方をすることがとても重要ですよ。

認知症の症状と対処方法【失禁】

2011 年 3 月 18 日 金曜日

認知症の症状の一つに「失禁」があります。
失禁とは、簡単にいうとおもらしのことです。
おもらしをしてしまったときに大切なのは、周りの人の対応です。
叱ったり、追い打ちをかけるような言葉や態度はしないでください。
「おしっこをすると叱られる・・」と排便に対して恐怖心を抱いてしまいます。
対処の方法としては、
本人の様子をよく観察したり、時間を見計らってトイレに誘ってみるといいでしょう。
また、トイレに間に合わないようであれば、ポータブルのトイレや尿器を使うなどして、失禁をしてしまわないよう対処してください。
おもらしをしてしまったとき、本人もショックを受けていることが多いです。
「平気だからね!」「気にしないでね!」など声をかけてあげることも大切ですよ。

認知症の症状と対処方法【介護の拒否】

2011 年 3 月 7 日 月曜日

認知症の方の中には、介護を嫌がられる方がいます。
介護者のペースで介護を行うために、介護を拒否されるのです。
例えば、トイレを無理に行かせたり、食事のタイミングを介護者ペースでするといったことがあります。
介護を受けられる方は、自分の思っていることを説明することができないので、こういった行動や態度をとることがあります。
確かに、誰でも、相手のペースで行動させられるのは嫌ですよね。
お年寄りの気持ちを考えての介護が大切になりますよ。
介護を拒否させる方の対処方法としては、
よく話しかけたり、話を聞いたりして安心させましょう。
また、介護者側も相手の立場になった対応、相手にも合わせた対応をするようにしましょう。

認知症の症状と対処方法【被害妄想】

2011 年 3 月 4 日 金曜日

認知症の症状の一つに「被害妄想」があります。
この被害妄想とは、事実ではないことをまるで本当に起こっていることのように訴える症状です。
例えば、
「何日もご飯を食べさせてもらっていない」
「命を狙われている」
「誰かに財産を奪われた」
といったことを訴えたりします。
本人は、嘘をついている自覚はありません。
ですから、対処としては
相手の話をよく聞いてあげることが大切になります。
「そんなわけないだろ!」と否定的な対応をすると、相手は、否定した人への不信感が高まってしまいます。
話を聞いて、「うんうん、そうですね」とあいずちを打ったり、肯定的な姿勢を見せることが大切になります。

認知症の症状と対処方法【徘徊】

2011 年 2 月 21 日 月曜日

AT075_L.jpg認知症の症状の一つに「徘徊」があります。
徘徊とは、どこというあてもないまま周囲を歩きまわることをいいます。
ちょっと目を離したすきにいなくなってしまうため、
家族の方は「交通事故にあっていないか」「誰かに迷惑をかけていないか」など心配になることと思います。
この「徘徊」は家に閉じ込めようとしてもおさまることはありません。
「徘徊」の対処方法としては、本人が外に出たらわかるようにしておくことや現在地がわかるようにしておくことです。
例えば、
・外に出たらわかるように玄関などに工夫をしておく。
・位置がわかるような携帯電話を持たせる。
・衣類などに住所や名前、電話番号などを仕込んでおく。
・近所の人にあらかじめ本人を見かけたら、連絡してもらうようにする。
などがあります。
また、本人は何か目的をもって家を出るわけですが、外に出ているうちにその目的を忘れてしまいます。
ですから、見つけたら無理やり引っ張っていくのではなく
「散歩に出かけてたんだね。」など声をかけて外を少し歩いてから帰りましょう。
それだけで本人は満足する場合が多いようです。
事前に安全対策をすること、見つけたときの対処が大切になりますよ。

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