HOME » ‘言語障害’ タグのついている投稿

‘言語障害’ タグのついている投稿

失語症とは?

2011 年 5 月 12 日 木曜日

脳卒中などの後遺症の一つに、言語障害があります。
言語障害には、2つの種類があります。
一つは「構音障害」、もう一つは「失語症」です。
この構音障害と失語症は、会話が不自由という点では、同じですが、状態はまったくことなります。
今回は、失語症について紹介しますね。
失語症には、4つの種類があります。
① ブローカー失語
聞いたり、読むことの障害は少ないが、話したり、書くといったことの障害が大きい。
② ウェルニッケ失語
聞いて理解する能力が低下しているが、流暢に会話をするため、失語症とわからないことも少なくない。
③ 全失語
聞く・話す・読む・書くの動作がどれも困難な状態。
④ 健忘失語
ものの名前が思い出せないといった程度の症状。失語症の中で一番障害の少ないタイプ。

手足の麻痺などの回復は、回復期間が短いですが、
失語症の場合、リハビリを続けていくことで、たとえ何年かかったとしても少しずつ回復していきます。
「少しでも早く元の状態に回復して欲しい」と願う家族の方のお気持ちはわかりますが、
そこで、せかしたり、慌てさせたりしては、かえってよくありません。
ゆっくりでも、毎日のリハビリの積み重ねがとても大切になります。

構音障害の方との接し方・注意点とは

2011 年 5 月 10 日 火曜日

言語障害は、脳梗塞の後遺症などで起こる症状の一つです。
言語障害には、「構音障害」「失語症」の2つに分けられます。
その中でも、構音障害の方への接し方は特に注意が必要になります。
なぜなら、構音障害は、言葉を上手く発声したり、発音することはできないだけで、言葉自体の意味などは十分に理解しているからです。
接し方の注意点としては、以下のものがあります。
① 話をせかせたりしない。
② いい間違いなどを指摘しない
③ 伝わったふりをしない
④ 子ども扱いをしない
⑤ 言い直しをさせない

これらは、どれも話そうとする意志を尊重しない接し方です。
ただでさえ、自分の言いたいことが伝わらないことに、ストレスを感じているにも関わらず、こういった接し方をしては、不安と緊張がさらに高まり、人との関わりを避けるようになってしまいます。
構音障害の方との接し方では、話そうとする気持ち、その人の人格を尊重した接し方がとても大切になりますよ。

構音障害者との接し方について

2011 年 5 月 5 日 木曜日

言語障害は、脳卒中などの後遺症の一つとして起こるものです。
手足が不自由になるのと同じように、会話が不自由になるのがこの障害です。
言語障害には、2つの種類があります。
① 構音障害
正しく言葉を選んで話をすることができますが、発声・発音をすることが上手くできないため、自分が伝えたいことを言葉で上手く伝えられない状態をいいます。
② 失語症
正しく言葉を選ぶことができないものをいいます。ですから、「聞く・読む・書く」といったことで理解することも難しい状態をいいます。
構音障害者の方の場合、発生や発音が上手くできないくても、発している言葉や聞こえる言葉の意味はよく理解できています。
言いたいこと・伝えたいことは、はっきりと決まっているのに、上手く伝えられないことで苛立ちや不安を感じ、ストレスから人と関わることを避けるようになったりする場合もあります。
ここで大切なのは、聞く側の接し方です。
言い間違いを指摘したり、話をせかす・焦らせるなどはしないようにしましょう。
話そうとする相手の気持ちを尊重した接し方をすることがとても重要ですよ。

求人情報
メニュー案内
お役立ち情報blog
会社概要
無料相談・お問い合わせ

ページの上部へ