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‘リハビリ’ タグのついている投稿

もっと笑顔も増えてくる!岐阜市の訪問マッサージ・リハビリ!

2015 年 1 月 21 日 水曜日

コーディネーターの片田です。

今回は両側の変形性膝関節症の利用者様の施術に同行しました。

施設に入居されている為、施設での施術になります。

訪問マッサージでは、施設へ訪問しての施術もおこなっています。

かなりのご高齢により、歩行がほとんどできず、

車椅子や談話室の椅子に1日座っていらっしゃいます。
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寝たきりになるのは、ご本人もご家族様もスタッフ様も望んではいらっしゃいません。

車椅子に座ってお仲間と話したりする事もケアの一つです。

私達マッサージは、関節拘縮や筋力低下の予防に勤めています。マッサージはベッドにて行います。

もちろん、車いすに座ったままでの希望がある場合はそのとおりでも大丈夫です。

いつも寝たきりの状態が長い方の場合は座位をできるだけとってももらっての施術をおこなうこともあります。こちらの方が、リハビリになるからです。

頸部から臀部までの、四肢のマッサージ屈曲抵抗運動、ROM訓練を行います。

膝のリハビリの場合は 膝の痛みが強い場合には関節を動かさないで行う、大腿四頭筋のトレーニングを行ったりします。

これトレーニングはご自身でも行えるようにお伝えしています。

地味な筋力訓練ですが、毎日行うと筋力もつきますし、それ以外の効果もありますので、ぜひおすすめしています。

変形性膝関節症に対するリハビリの目的は、膝の曲げ伸ばしなどの可動性の回復を図る可動域訓練と膝を支える筋力の回復のための筋力訓練です。

この関節の2大機能である可動性と支持性を回復させるリハビりは変形性膝関節症に対するリハビリだけでなく予防法としてもとても重要な役割を持っているのです。

体調をみながらマッサージを変え、常にベストな状態で行っています。

スタッフ様より「マッサージを始めてから談話室まで来ることが増え、笑顔も増えました。」

とお喜びの声をいただきました。

行動することが減り、笑顔もあまり見なくなったとお悩みの方。
一度訪問マッサージを利用してみませんか?
無料体験も随時受け付けております。
もっと笑顔が増えるようわたし達が全力でサポートいたします!
※写真はイメージです。

転倒も防げる!!岐阜市の訪問マッサージ・リハビリ!

2015 年 1 月 20 日 火曜日

こんにちは。コーディネーターの片田です。

今回は脳梗塞後遺症の利用者様の施術に同行しました。

車椅子中心の生活をしていらっしゃいます。
つかまり立ちはできますが、やや介助が必要な時があります。
デイサービスに出掛けない日の日中はお一人の為、トイレもお一人で行かれますが、トイレで何回か転倒されています。

ご家族様からは転倒しないように下肢の筋力強化を望まれており、マッサージに加え運動療法も取り入れています。

在宅療養の方の転倒の特徴

脳梗塞後遺症の患者さんの場合、運動麻痺感覚障害などが転倒の大きな原因となります。
また、認知症意識障害により判断力や注意力が低下して、ご本人が転倒の危険を自覚できない場合もあります。
更に高齢者では、他の病気の合併症があったり、多種類の薬の服用による副作用で、転倒の可能性が高くなります。

転倒の多い場所

転倒される多くの方は屋内で転倒される方が多くみえます。

なかでも、リビング・トイレ・ベッドの周囲が多く、立ち上がる・座る・方向転換などの動作をした際に転倒される場合が多くあります。

転倒される割合では、介助ありで歩ける方は50%車いすの方は65%を占めています。

トイレで転倒する際にしている動作

トイレで転倒される方の多くが何かをしようと動き始めた時です。
・トイレに腰掛ける
・トイレから立ち上がる
・トイレットペーパーを取ろうとする

施術の様子

端座位から立ち上がりの訓練が一番つらいそうですが、熱心に取り組まれています。

「少しずつですが立ち上がってから静止している時間が長くなってきました。」と利用者様からお喜びの声をいただきました。

もっと楽に立ち上がりができるようになるために一緒にがんばっていきましょう!

わたし達が全力でサポートいたします!

転倒を防ぐには?

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転倒を防ぐには、まず身体機能の維持・向上が目標となります。適度に体を動かすことで、筋力低下や関節拘縮を防ぐこともできます。

このようなマッサージやリハビリは医療保険を使ってうけていただけます。そのため、費用が1割負担の方ですと 1回 300円〜500円でうけていただけます。

福祉医療をお持ちの方や生活保護の方は負担はありません。

医療保険を使ってリハビリマッサージを受けるには、医師からの同意書が必要となります。 ご希望の方はいつでもご連絡くださいね。

058−234−1386
※写真はイメージです。

おむつ交換も楽になる?!岐阜市の訪問マッサージ・リハビリ!

2014 年 10 月 31 日 金曜日

こんにちは。コーディネータの片田です。
今回は脳梗塞後遺症による麻痺の利用者様の施術に同行しました。

岐阜市内の利用者さまです。訪問介護のヘルパーさんからの紹介でひまわりのことを知ったとのこと。
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こちらの患者様は
マッサージを開始した時、すでに下肢の拘縮が始まっていました

そして、ご家族の方も
「下肢でも股関節の拘縮が見られ、このままだとオムツも変えられなくなってしまいます。」

「ひどいときだと、痛みがひどいため、介護のさいどならてしまうんですよ〜」

とご家族様のお声もありました。利用者さんも家族さんもとてもお困りの様子でした。

「拘縮進行をできるだけおくらせたいんです。」と「座って食事をさせたい。誤嚥を防ぎたい」『おむつ交換時の痛みをもう少しやわらげたい。』

というご家族様の気持ちと、ご本人様の気持ちをなんとかしたいという思いからマッサージを行っています。

四肢のマッサージからはじまり、しっかりと筋肉をほぐした後に

下肢を中心にROM訓練や伸展筋力抵抗運動。こちらは本人さんの努力も必要です。声かけをしながら、頑張ってもらっていました。

また、足背の浮腫も見られるため、

リンパマッサージ、ストレッチを行っています。 浮腫は下肢を動かさない事からおきるので、足の筋肉をしっかりと動かしてあげて、たまったリンパをもとにもどしてあげる必要があります。

「少しずつではありますが、座れる時間が長くなってきました。」とお喜びの声をいただきました。

『おむつ交換してもらうときの痛みが楽になった!』

拘縮の予防には、ご家族さまにお伝えしましたが、ポジショニングも大事のようです。 先生が寝ているときの手の位置、下肢の枕の置き方などを丁寧に説明されていました。

リハビリも、介護のほうもご家族とご本人さまと協力しながら、今後も関節の拘縮を予防し、楽しい日常生活がおこなえるよう一緒にがんばっていきましょう!

わたし達が全力でサポートしていきます!

これからもよろしくお願い致します。

ポジショニングのポイント

自分で身体を動かせない方は、ゆがんだ姿勢のままでで過ごしていることが多くなります。身体がゆがんだままポジショニングをしてしまうと、変形を助長してしまうことも少なくありません。ポジショニングを行う前は、必ず骨盤が真っ直ぐな位置にあるか確認しましょう。

骨盤が真っ直ぐになっているかの確認は、腰骨が前に一番出っ張っている場所(上前腸骨棘)に手を当てながら、左右のねじれや傾きがないか確認します。

下肢の硬縮

仰臥位(仰向け)で過ごす時間が長くなると足の拘縮になる可能性が高くなります。。拘縮を防ぐためには、早期にポジショニングやリハビリを開始することが大切ですが、すでに拘縮がみられる場合もそれ以上の拘縮が悪化しないように、ポジショニングを行う必要があります。特に仰臥位(仰向け)が長いと尖足位で拘縮してしまうことが多くあります。尖足は、車椅子座位や歩行の妨げになってしまいます。

拘縮した足は、内側または外側に傾いてしまいます。それにより、骨盤のゆがみや背骨のねじれが起こってしまいます。

1つのクッションを両膝の下だけに入れてしまうと、両膝部分しか支えられず、寝返りなどがとりづらく、踵にかかる圧力も軽減されません。

クッションを使う場合は、太ももは外側から、膝下は内側から体を支えます。足の過度な外転・内転を防ぎ、足の動きも確保できます。

「歩く、立つ、座る」動作が改善するサービスが自宅で受けられる!?岐阜市の訪問リハビリ・マッサージといったら・・・!

2014 年 10 月 29 日 水曜日

●歩行がスムーズにいかない ●ふらついたりと不安定にしか立てない ●長く座っていられない こんな悩みを持ってみえる本人様、ご家族様は少なくないのではないでしょうか? リハビリ・マッサージはこうした方々にこそおすすめのサービスです。 訪問マッサージひまわりでは、マッサージだけに限らず筋力強化訓練や起立・歩行動作訓練を自宅で受けていただくことができます。

マッサージやリハビリが保険で受けられます!

あまり知られてはいませんが、訪問マッサージは保険が適用されるのです。(※医師からの同意書が必要となります。) 後期高齢者の1割負担の方でしたら、自己負担額は交通費も含めて300~500円程度の低料金で受けていただく事ができます。 また、福祉医療受給者証をお持ちの方や生活保護を受けられている方でしたら、公費から施術料がまかなわれるため、自己負担金がかかることなく受けていただく事ができます。 「マッサージやリハビリを受けたいけど料金が高い。」と諦めていた方には、とても安心して受けていただく事ができます。
在宅医療マッサージは厚生労働省により法定料金が決められています。
●「マッサージ治療料」
●「変形徒手矯正術料」
●「往療料」
ご利用者様のご要望・条件により1回あたりの法定利用料が決定されます。

「マッサージ治療料」
<1部位 275円> 通常のマッサージ治療です。
5部位が対象。(右上肢、左上肢、体幹部、右下肢、左下肢)
「変形徒手矯正術料」
<1部位 565円> 関節の可動域訓練です。マッサージ治療も含みます。
4部位が対象。(右上肢、左上肢、右下肢、左下肢)
※部位について 具体的には、「右上肢(右腕)」「右下肢(右足)」「左上肢(左腕)」「左下肢(左足)」「体幹(体)」のことを言います。
「往療料」
厚生労働省保険局の法定計算により、往療計算は直線距離で「治療院」または「直前の患者様」のお宅からの近い方の距離で算定します。
0.1km ~ 2.0km 1.800円
2.1km ~ 4.0km 2.600円
4.1km ~ 6.0km 3.400円
6.1km ~ 16.0km 4.200円
※表記されている金額は、保険割合適応前の金額になります。

施術の様子

suwaru.JPG こちらは、マッサージの様子を撮影したものです。 実は、マッサージを受けれている方は、最初座ってマッサージを受けることができませんでした。 しかし、訪問マッサージをご利用になってから、体幹および四肢の筋肉が徐々につき、今では座ることはもちろん、座っている姿勢を保持する時間が延びました。 さらに、今も立ち上がりのふらつき、歩行時の不安定も改善してきています。 本人様からは「本当に体が全体が楽になってるよ」とお喜びの声もいただいております。 訪問マッサージひまわりは、患者様のお身体の状態が少しでもいい方向へ向かいますよう精一杯施術させていただきます。 「リハビリを受けようか悩んでいる・・」「今の状態をなんとかしたい・・」「マッサージってどんなことするの?」という方は、無料体験も随時行っておりますので、お気軽にご相談くださいませ。 058-234-1386 ●よくあるご質問は→こちら← ●ご利用料金については→こちら←

脳梗塞後遺症・パーキンソン病の利用者様の施術

2014 年 10 月 24 日 金曜日

脳梗塞後遺症やパーキンソン病、変形性関節症などにより歩行困難のため、ベッドや車椅子での生活が中心という方も少なくないのではないでしょうか? しかし、そのような動く機会が少ない生活では、徐々に筋肉のこわばりや緊張、筋力低下、関節の拘縮、全身の血行が悪くなり浮腫(むくみ)や冷えなどの症状がでてきます。 脳梗塞を発症された方の中には、一過性脳虚血発作の症状の一つで手の震えや違和感を感じることがあるので、パーキンソン病に似ているのではと思われる方も多いようです。 実際にはパーキンソン症候群を発症している場合が多いようです。

パーキンソン症候群

・パーキンソン病は発症の原因がはっきりとはわかっていませんが、パーキンソン症候群は脳梗塞などの脳血管障害・薬の副作用・一酸化炭素中毒の後遺症として発症することが多くあります。 ・パーキンソン病の4大徴候(震戦・筋固縮・無動・姿勢反射障害)のうち、2つ以上の症状があるものをいいます。 ・歩幅が小さく歩き出しが出にくいなどの特徴がパーキンソン病と似ていますが、脚が開き気味になる。 ・パーキンソン病患者によくみられる、顔の表情がなくなるような後遺症はほとんど見られません。 なにもしなければ症状が進行して、いい状態から徐々に遠のいてしまいますが、それを予防・改善する方法があります。 その一つが「リハビリ・マッサージ」なのです。 訪問マッサージひまわりでは、施術内容としてマッサージはもちろん、関節可動域訓練、筋力強化訓練、歩行訓練も行っております。

パーキンソン病の歩行の特徴

パーキンソン病を発症された方は、歩行困難となる方が多くみえます。 また多くの場合、歩幅が小さくなり、前に出した片方の足の踵が、反対の足のつま先より後ろにあるといった特徴があります。(小股歩行) 一度歩き出すと止まれなくなる突進歩行もみられます。まれに後方に突進してしまうこともあるようです。 さらに、歩行時には手の振りが消失することもあります。 小股歩行とこの手の振りが消失することが合わさるとさらに歩行困難を悪化させてしまいます。

利用者様の施術の様子

写真は脳梗塞後遺症の利用者様のマッサージ風景です。 くまざうで.JPG マッサージは利用者様の楽な体位にて、全身、また患部中心と状態に合わせて行います。 くまざあし.JPG この利用者様には「ひまわりのマッサージを受けるようになってから体が楽になったよ、ありがとう」とお喜びの声をいただきました。 訪問マッサージひまわりは、利用者様一人一人のお体の状態が少しでもいい方向へ向かうよう、笑顔になっていただけるよう、喜んでいただけるよう施術させていただいております。 マッサージの無料体験、お試しは随時受け付けております。一度、お気軽にご相談ください(^^)

自分でできるリハビリの方法

2014 年 10 月 8 日 水曜日

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リハビリは、体の機能維持や回復のためにも大切です。
自力でリハビリができる方に関しては、少しでも取り組むようにするといいでしょう。

今回は、自力で行える「指」のリハビリ方法を紹介したいと思います。

指が自由に使えないことで、ボタンがかえない・物が握れないなど様々な障害が出てきてしまいます。

このような障害により、何をするにもやる気が出ず、リハビリだけでなく日常生活にも意欲が低下してしまう方も多くみえます。

楽しい毎日を過ごすために、まずは根気強くリハビリを頑張ってしましょう!

指の間開くリハビリ方法

① 麻痺側の手(指全体を包むように)と指の間に、健側の手の親指を差し込みます。
② 差し込んだ親指とその他4指で、麻痺側の親指以外の指を握り、ゆっくりと開いていきます。
無理をしても筋肉や関節を痛めてしまいますので、できるところまでで十分です。

指の間を広げるリハビリ方法

① 麻痺側の手(指全体を包むように)と指の間に、健側の手の4指を差し込みます。
② 差し込んだ4指で麻痺側の指と手の平の間を開いていきます。
③ 麻痺側の手と指が開いてきたら、健側の4指を麻痺側の4指の間にそれぞれ入れ、指を組みます。
※ 麻痺側の親指が一番上にくるように組みましょう。

ポイント

短い時間で毎日続けていくことが有効です。
長い時間リハビリをしても、いきなり可動域が広がったり、動きがよくなったりはしません。
リハビリは、本人さんが痛がらない範囲で、ゆっくりと、そして毎日行っていきましょう。
特にお風呂の後などは、筋肉が緩んでいますので、スムーズにリハビリができますのでおすすめですよ。

自力で行える「椅子やベッドを利用した指を開く」リハビリ方法

軽度の障害、拘縮の方では、自力だけでなく周囲のものをリハビリに利用するとよいでしょう。

椅子を利用する
① 麻痺側の手の平を椅子に押しつけ、反対の手を上から重ねます。
② 腰を上げ、体重を前(手の平)にかけます。

ベッドを利用する
① 麻痺側の肘を反対の手で押さえ、麻痺側の手の平をベッドに逆向きに押しつける
② 麻痺側の手の平に体重をかけます。

ポイント

勢いをつけて体重をかけたりしないでください。筋肉や関節を痛める可能性があります。
ゆっくりと行いましょう。手首やひじの関節を伸ばす効果もありますので、毎日少しずつ取り組んでいきましょう。

変形性膝関節症のリハビリ方法とは!?

2014 年 10 月 6 日 月曜日

高齢者の方が悩む膝の痛みの多くは、「変形性膝関節症」と言われています。

この変形性膝関節症に対しては、膝にかかる負担を減らすことが重要になります。
そして、リハビリをしていくことも必要です。

リハビリとして、膝や腰、股関節の周りの筋肉を鍛えることが大切です。
なぜなら、歩行の際などにふらつきがあると、膝への負担が増してしまうからです。
このふらつきを防ぐためにも筋トレをしていきましょう。

ここで、リハビリの方法を紹介します。
(リハビリを行う前に一度、専門のリハビリスタッフや主治医の先生と相談しましょう。)

リハビリの方法

①床に上向きで寝ます。
②両膝を曲げ、膝を立てます。
③片一方の脚の膝から先を伸ばし3~5秒止めます。
できたら反対側も行います。
左右それぞれ10回を目安に行ってください。
※ 重りを足首につけることでより強度の高いリハビリになります。症状・状態に合わせて使いましょう。重りの目安は500g~2㎏です。

このリハビリによって、太もも(大腿部)を鍛えることができます。
※痛みがでるようであれば、ただちに中止してください。

変形性膝関節症は、膝の関節の酷使(使い過ぎ)や老化によって関節の組織が壊れてしまうことによって起こります。
この変形性膝関節症に対しては、膝にかかる負担を軽くすることが大切です。

負担を減らす方法

① 正座をしない
② 和式トイレから洋式トイレにする
③ 体重を減らす
④ 膝や腰周りの筋肉を鍛える
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また、膝に痛みがでるような動作は控えましょう。

膝の負担を軽くする方法にはいくつかあります。

例えば、「立ち上がりの動作の工夫」です。

椅子に座っている状態から立ち上がるときに、その場で立ち上がろうとすると膝にはかなりの負担がかかっています。

膝の負担を減らすには、お辞儀をしながら立ち上がるようにしましょう。

前に体重を移動させることで、お尻を浮かしてから立ち上がる方法になります。

この立ち上がりの方法に変えただけでも、痛みが楽になった方もみえるようです。

日常生活の中での動作を工夫して行くことが大切なんですよ!

脳梗塞後遺症のリハビリ方法!

2014 年 9 月 27 日 土曜日

脳梗塞や脳出血などの後遺症として片麻痺(片側の手足の麻痺)があります。
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麻痺側の筋肉や関節を動かせない・動かしにくいからとそのままにしてはいませんか?
動かさない筋肉や関節は、どんどん衰え機能を失っていきます。

今は動かせる状態にあっても、なにもしなければいつかは本当に動かせなくなってしまうのです。

写真は、片麻痺の利用者様の手に対し筋肉の緊張を和らげるマッサージと拘縮予防の関節可動域訓練を行なっているところです。

リハビリ・マッサージを定期的にお受けいただいており、始めたころよりも筋緊張の緩和、関節拘縮の改善がみられます。

そのほかの利用者様の声

★つかまり立ちはできるが転倒が多かった利用者様。
「少しずつですが立ち上がってから静止している時間が長くなってきました。」

★股関節の硬縮がみられ、端座位が長時間できず、おむつ交換も疼痛を伴い困難な利用者様。
ご家族様の声:「少しずつではありますが、座れる時間が長くなってきました。」
ご本人様の声:「おむつ交換してもらうときの痛みが楽になった!」

★自分の思うように動けない為、寝たきりの時間が多かった利用者様
「立ち上がることが楽になったからか、起き上がることが多くなりました。」

など、利用者様ご自身やご家族からも多数のお喜びの声もいただいております。

今は何もしていなくても、ほんの少しのリハビリ、運動、マッサージを始めることで、この写真の方のように今よりももっと良い状態へ変化させることができるかもしれません。

脳梗塞とは

脳梗塞とは、脳を栄養する動脈に血栓(血の塊)、凝固塊、脂肪塊、石灰片、腫瘍塊などが詰まって動脈の閉塞、または狭窄が起こり、脳組織に酸素、栄養が不足することで脳が壊死する病気のことをいいます。脳梗塞には脳血栓と脳塞栓の2通りがあります。脳血栓は脳に動脈硬化などの変化が起こり、その基盤の上に血栓が形成されるものをいい、脳塞栓は脳に至る前の他の場所から血管を閉塞する物質が血液の流れに乗って運ばれ、脳の血管をつめてしまうものをいいます。

脳梗塞はラクナ梗塞、アテローム血栓性脳梗塞、心原生塞栓症の3タイプに分類されます。
ラクナ梗塞は、高血圧の人に多く、脳の細い血管に詰まるタイプです。

アテローム血栓性脳梗塞は、生活習慣病(糖尿病、高血圧、高脂血症)による動脈硬化で脳の太い動脈・頚動脈が詰まるタイプです。

心原生塞栓症は、心房細動、急性心筋梗塞、心臓弁膜症により心臓内にできた血栓が脳血管を塞いだ時に突然の発作として起こるタイプです。

症状

症状としては、意識障害、片麻痺、片側の手足や顔面の感覚障害、失語、言語障害などがあります。他にも健忘症、同名性半盲、複視、ふらつき、嚥下障害、しびれ、めまいなどがあります。また、緩徐に進行して認知症などの症状をきたすこともあります。

リハビリ

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脳梗塞後、訪問マッサージなどのリハビリテーション治療でよい成果をあげることができます。関節拘縮の予防、床ずれ予防、沈下性肺炎の予防のための体位変換、他動的関節可動域訓練(施術者が利用者様の関節を動かす訓練)、寝返り動作訓練、床上移動訓練、移動・移乗動作訓練、立ち上がりと歩行訓練、応用歩行訓練などADL(※ADLとは、日常生活動作の略で、起居、移動、食事、更衣、整容、トイレの各動作およびコミュニケーションから成る日常生活に最小限必要と考えられる動作のこと)の向上を目的にリハビリテーションを行います。

早期からのリハビリテーションの介入が回復を促進することが科学的に証明されています。

リハビリは一人の力でおこなうものではありません。

リハビリとは、利用者様ご自身の思いや自分自身に対する尊厳があってから成り立つものです。単に体の機能の回復を目的とした運動ではないのです。そして、リハビリによる体の機能の回復には時間がかかります。

自分が脳梗塞になってしまった現実や再発の恐怖、後遺症からの回復を目指している中で、自分の意志に反するようなリハビリなどをおこなうと「強要されている」と感じてしまい、リハビリに対する意欲が減退してしまい、その効果も十分に引き出せません。また今後の生活に対する気力も削いでしまうことも少なくありません。

リハビリの効果が思うように感じられず、周囲の方ともうまくコミュニケーションがとれず、落ち込んでしまい引きこもりになってしまうこともあります。

これらが原因となり、リハビリに消極的になってしまい、後遺症からの回復が遅れてしまう事が多くあります。

そんなとき、住み慣れた自宅でのリハビリは心にも余裕ができ、その効果を発揮します。しかし、長期間の在宅でのリハビリにはご家族様をはじめとする周囲の関係者の方々のサポートがあって成り立ちます。

脳梗塞のリハビリや後遺症が原因で起こる様々な問題をご本人やご家族様だけで抱え込まず、私たち訪問マッサージなど外部との交流で、後遺症からの回復ストレスの軽減を図ることも大切なのです。

訪問マッサージひまわりでは、通院が困難な方のためにリハビリやマッサージを自宅や施設でお受けいただけるサービスを行なっております。

「どんなものか興味はあるけど不安だなぁ・・・」という方のために、無料体験を随時行っております。

脳梗塞後遺症のリハビリ、マッサージのサービスについてお考えでしたらお気軽にご相談ください。

パーキンソン病の自宅ケアと治療のポイント

2014 年 9 月 20 日 土曜日

パーキンソン病に対する治療は、薬物療法が中心になります。

また、筋肉のこわばりや関節の拘縮予防のためにはリハビリを行っていくことが必要です。

しかし、薬を途中で飲むのをやめてしまったり、体を動かしにくくなることから外出など体を動かしたがらない患者様も多いようです。

それらは、病気の状態を悪化させる原因にもなります。

病気を進行させないためのケアや治療がとても大切なんです。

ここで、自宅でのケアや治療についてのポイントをいくつか紹介したいと思います。

自宅ケア・治療のポイント

①薬は欠かさないこと。
病院などから処方された薬はきちんと飲むようにしてください。
途中で服用をやめると体の状態を悪化させることもあります。
その他の科から処方された薬がある場合は、飲み合わせなどもありますので、医師と相談しましょう。

②体操をすること。
体の筋肉や関節のこわばりを防ぐためにもリハビリ体操をしましょう。
無理はしないように、疲れが残らない・出来る範囲で行いましょう。

③嚥下障害対策をすること。
食事の際、むせやすくなったり、体重が減るようなことがあったら、呑み込みのしやすい食事に移行しましょう。
また、食事の前の口腔外・口腔内マッサージを行うようにしましょう。

④外出をすること。
外出が少なくなると、病気の状態を悪化させることもあります。
散歩やデイサービスを利用し、積極的に外出をしていきましょう。
医療 福祉 イラスト
⑤リハビリをすること。
症状の緩和や筋肉・関節のこわばりを和らげるためにも、リハビリをしていきましょう。
通所リハビリを利用したり、訪問マッサージや訪問リハビリなどのサービスをおすすめします。

パーキンソン病を進行させないためにも、これらのケア・治療が大切ですよ。また自宅で日常生活を送るための環境づくりも大切となってきます。

パーキンソン病の特徴として、体の動きがこわばることやバランスがとりづらいことなどがあります。そのため、転倒などの事故が起こることも少なくありません。

ですから、安全な環境づくりをしていくことが大切なんです。

安全な生活環境を整えるためのポイント

① 段差をつくらない!
パーキンソン病の方は、小刻み歩行やすり足歩行になります。
小さな段差もつまづく原因になりますので、敷居の段差やじゅうたん、カーペットなどのめくれは失くしましょう。

② 段差が分かりやすいように!
段差でもどうしようもないところなどもあると思います。そういったところは、チェックをつけたり、色を変えて分かりやすいようにすることが大切です。

③ 手すりをつける!
バランスの不安定なパーキンソン病の方には、手すりがあることはとても助かります。廊下の壁や浴室、トイレなどに手すりを設置しましょう。

④ 部屋の整理
バランスが不安定のためまわりのものにつかまって歩く方もみえると思います。このときはつかまり歩きがしやすいように周りに置いてある机や台などの配置を変えていきましょう。

より住みよい生活環境に改善していきましょう!

リハビリがなぜよ良いのか?

パーキンソン病の患者さんは、意欲の低下や無動症状、姿勢反射障害のため健常者に比べて運動不足になりやすく、身体機能の低下が起こりやすいのです。

そのためパーキンソン病の治療に、身体機能を維持回復させるためのリハビリを日常生活に取り入れることが重要になります。

リハビリは、お薬の効果がある時に、無理をせず、自分の体の状態に合った運動から行い、徐々に回数や運動の種類を増やしていくとよいとされています。

椅子に座ってできる運動

パーキンソン病の方は、ふらつき症状が出やすいために転倒などの可能性が高くなります。まずは椅子に座った状態で運動をしてみましょう!

※椅子に座るときは、椅子に十分近づき、お尻を突き出すように体をできるだけ前にかがませてから、ゆっくりと腰をおろします。

①立ち上がり運動
・アゴをひき、体を前にかがめてゆっくり起き上がり、完全に立ち上がったら体を前にかがめてゆっくり座ります。
※はじめのうちは、机などに捕まりながら行うと安定します。

②体の前後屈運動
・椅子やベッドの端に背筋をできるだけ伸ばして座り、頭の後ろで両手を組み、体をゆっくり前後に曲げ伸ばしします。

③体の回旋運動
・椅子やベッドの端に背筋をできるだけ伸ばして座り、頭の後ろで両手を組み、体をゆっくり左右にひねります。

※②と③は無理に動かすのではなく、痛くない範囲で行ってください。

拘縮予防のリハビリ 「手首」「肘関節」

2014 年 6 月 6 日 金曜日

関節は使わないとどんどん固くなっていきます。 固くなった関節を元に戻すことは大変です。 そうなる前の予防、また固くなった関節を柔らかくしていくことが大切です。 AT131_L.jpg 今回は、自力・介護者ができる手首と肘関節のリハビリ方法を紹介したいと思います。

★手首のリハビリ方法

<自力> このリハビリは、ベッドで寝ているときや座った姿勢でも行うことができます。 ① 胸の上で両手の指を組みます。 ※1、麻痺側の手の親指が一番上にくるように指を組んでください。 ※2、座っている場合は、体(胸)の前で組みます。 ② 手首を左右に動かします。 麻痺が軽度またはない方でも、関節の柔軟性を保っておくために効果的なリハビリです。 <介護> 本人様には仰向けに寝ていただきましょう。 ① 麻痺側の手首を片方の手でしっかりと握ります。 ※ 本人様の手の甲が介護者に向くようにします。 ② 介護者はもう一方の手の指を、本人様の手のひらの間に差し入れます。 ③ 差し入れた指を手前に反し、手のひらを広げるようにします。 <拘縮が強い場合> 拘縮が強い場合は、前腕(肘より手首側)の筋肉をマッサージしてから行うと、動きがよくなりリハビリがしやすくなります。 無理は禁物ですので、注意しながらリハビリを行ってください。 本人さんが痛がらない範囲で、ゆっくりと行うことがポイントです。 リハビリは、毎日の積み重ねが大切ですので、積極的に取り組んでみてくださいね。

★肘のリハビリ方法

本人様には仰向けに寝ていただきましょう。 介護者は麻痺側に立ち、本人様と向かい合うようにします。 リハビリ1 ① 本人様側の方の手で肘を支え、もう一方の手で手首を包むように持ちます。 ② 手首を持っている手を内側へ回し、元に戻します。 リハビリ2 ① 本人様側の方の手で肘を支え、もう一方の手で手首を持ちます。 ② 肘を支えながら、手首を持っている手を押し、本人様の腕を曲げます。 ③ 肘を支えながら、手首を持っている手を引き、本人様の腕を伸ばします。 十分に伸びたところで、元の位置に戻します。

★ポイント

ゆっくりと時間をかけて行っていくことです。 固くなった関節を動かしますので、ある程度の痛みは伴うこともありますが、 痛みが出たら無理な曲げ、引っ張りはしないようにしましょう。 本人さんが痛がらない範囲で、ゆっくりと行うことがポイントですよ。

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