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言語障害は、脳卒中などの後遺症の一つとして起こるものです。
手足が不自由になるのと同じように、会話が不自由になるのがこの障害です。
言語障害には、2つの種類があります。
① 構音障害
正しく言葉を選んで話をすることができますが、発声・発音をすることが上手くできないため、自分が伝えたいことを言葉で上手く伝えられない状態をいいます。
② 失語症
正しく言葉を選ぶことができないものをいいます。ですから、「聞く・読む・書く」といったことで理解することも難しい状態をいいます。
構音障害者の方の場合、発生や発音が上手くできないくても、発している言葉や聞こえる言葉の意味はよく理解できています。
言いたいこと・伝えたいことは、はっきりと決まっているのに、上手く伝えられないことで苛立ちや不安を感じ、ストレスから人と関わることを避けるようになったりする場合もあります。
ここで大切なのは、聞く側の接し方です。
言い間違いを指摘したり、話をせかす・焦らせるなどはしないようにしましょう。
話そうとする相手の気持ちを尊重した接し方をすることがとても重要ですよ。
パーキンソン病の特徴として、体の動きがこわばることやバランスがとりづらいことなどがあります。
そのため、転倒などの事故が起こることも少なくありません。
ですから、安全な環境づくりをしていくことが大切なんです。
ここで、安全な生活環境を整えるためのポイントいくつか紹介します。
① 段差をつくらない!
パーキンソン病の方は、小刻み歩行やすり足歩行になります。
小さな段差もつまづく原因になりますので、敷居の段差やじゅうたん、カーペットなどのめくれは失くしましょう。
② 段差が分かりやすいように!
段差でもどうしようもないところなどもあると思います。そういったところは、チェックをつけたり、色を変えて分かりやすいようにすることが大切です。
③ 手すりをつける!
バランスの不安定なパーキンソン病の方には、手すりがあることはとても助かります。廊下の壁や浴室、トイレなどに手すりを設置しましょう。
④ 部屋の整理
バランスが不安定のためまわりのものにつかまって歩く方もみえると思います。このときはつかまり歩きがしやすいように周りに置いてある机や台などの配置を変えていきましょう。
より住みよい生活環境に改善していきましょう!
歩行動作、階段の上り下りなどに膝の痛みを感じるときはありませんか?
また、膝の曲げ伸ばしがしにくい、腫れているという症状はないでしょうか?
当てはまる方は、「変形性膝関節症」の可能性があります。
この変形性膝関節症に対しては、膝にかかる負担を減らすことが大切です。
リハビリや生活の改善をして、今ある痛みを改善していきましょう。
さて、膝の負担を軽くする方法にはいくつかあります。
例えば、「立ち上がりの動作の工夫」です。
椅子に座っている状態から立ち上がるときに、その場で立ち上がろうとすると膝にはかなりの負担がかかっています。
膝の負担を減らすには、お辞儀をしながら立ち上がるようにしましょう。
前に体重を移動させることで、お尻を浮かし立ち上がる方法になります。
この立ち上がりの方法に変えただけでも、痛みが楽になった方もみえるようです。
日常生活の中での動作を工夫して行くことが大切なんですよ!
その他の膝のリハビリ方法はこちら!
ゴムバンドを使ったリハビリ方法
寝たままできるリハビリ方法
座ってできるリハビリ方法
膝の痛みで悩んで高齢者の方は多いのではないでしょうか?
実は、その原因の多くは「変形性膝関節症」と言われているんですよ!
この変形性膝関節症に対しては、膝にかかる負担を減らすことが大切です。
リハビリや生活の改善をして、今ある痛みを改善していきましょう。
ここで、一つリハビリの方法を紹介したいと思います。
(リハビリを行う前に一度、専門のリハビリスタッフや主治医の先生と相談しましょう。)
☆リハビリの方法
①椅子やベッドに座ります。
椅子を使う場合は、後ろに転倒するのを防ぐため、背もたれのあるものを使ってください。
②片一方の脚の膝から先を伸ばし10秒止めます。
無理をしないでできる範囲で行なってください。
できたら反対側も行います。
※ 重りを足首につけることでより強度の高いリハビリになります。症状・状態に合わせて使いましょう。重りの目安は500g~2㎏です。
このリハビリによって、太もも(大腿部)を鍛えることができます。
ただし、痛みがでるようであれば、ただちに中止してくださいね。
その他の膝のリハビリ方法はこちら!
ゴムバンドを使ったリハビリ方法
寝たままできるリハビリ方法
あなたは、立ち上がったときや、歩きはじめ際に膝に痛みがありませんか?
また、はれている、動かしづらいといったようなことはないでしょうか?
もしかすると、それは「変形性膝関節症」の症状かもしれませんよ。
高齢者の方が悩む膝の痛みの多くは、「変形性膝関節症」と言われています。
この変形性膝関節症に対しては、リハビリや生活の改善によって膝にかかる負担を減らすことが大切になります。
ここで、一つリハビリの方法を紹介したいと思います。
(リハビリを行う前に一度、専門のリハビリスタッフや主治医の先生と相談しましょう。)
☆リハビリの方法
①床に上向きで寝ます。
②両膝を曲げ、膝を立てます。
③片一方の脚の膝から先を伸ばし3~5秒止めます。
できたら反対側も行います。
左右それぞれ10回を目安に行ってください。
※ 重りを足首につけることでより強度の高いリハビリになります。症状・状態に合わせて使いましょう。重りの目安は500g~2㎏です。
このリハビリによって、太もも(大腿部)を鍛えることができます。
ただし、痛みがでるようであれば、ただちに中止してくださいね。
その他のリハビリ方法はこちら!
膝がはれぼったくなったり痛みが出たりすることはありませんか?
もしかすると「変形性膝関節症」かもしれませんよ。
これは、膝の関節の酷使(使い過ぎ)や老化によって関節の組織が壊れてしまうことによって起こります。
この変形性膝関節症に対しては、膝にかかる負担を軽くすることが大切です。
負担を減らす方法としては
① 正座をしない
② 和式トイレから洋式トイレにする
③ 体重を減らす
④ 膝や腰周りの筋肉を鍛える
などがあります。
また、膝に痛みがでるような動作は控えましょう。
少しでも、膝にかかる負担を減らすことが変形性膝関節症の痛みの改善につながりますよ!
お年寄りの方の多くは骨粗鬆症になっていると考えられています。
骨粗鬆症とは、骨の量が減り、骨がもろくなることで骨折しやすく
なってしまう病気のことをいいます。
骨粗鬆症は、骨がスカスカな状態のため、ちょっとした衝撃でも骨
折してしまいます。
骨粗鬆症になると、背骨や腰の骨がつぶれて背が低くなったり、背
中が丸まってしまうといったことが起こります。
病気が進んでくると、転倒したり、手をついたり、軽く物にあたったりといったこ
とでも骨折してしまうこともあるんですよ!
お年寄りの方が骨折する原因の約8割が転倒によるものといわれています。
転倒し骨折してしまうと骨折の治療のため安静にしていなければならず、その間に、筋力が衰えて寝たきりになってしまいます。
骨粗鬆症の大きな原因としては、老化と閉経による女性ホルモンの
減少ですが、栄養不足、運動不足、生活習慣(喫煙)なども骨の状態
に深く関係しています。
そのため、骨粗鬆症にならない丈夫な骨を造るためには、
① 骨を造るのに必要なカルシウムを食事でしっかりと摂る
② 体を動かすことで骨は丈夫になるので、適度な運動をする
③ 喫煙は、カルシウムの吸収を妨げるので避ける
この3つがとても大切になります。
寝たきりを予防するためにも、骨を強くする生活を心がけましょう!
骨は常に、破壊と再生が繰り返し行われていますが、年をとってくる骨の破壊に再生が追いつかなくなってくることがあります。
これが「骨粗鬆症」です。
骨粗鬆症は、特にこれといった症状がないため、気がつかないことが多く、骨折によって初めてその病気を知るということが少なくありません。
また、骨粗鬆症による骨折によって、寝たきりになってしまうケースが多くあります。
ですから、日頃から骨を丈夫に保つ生活をし、骨粗鬆症を予防していくことが大切になります。
では、日常生活で骨粗鬆症を予防していく方法をいくつか紹介しますね。
① 食事でカルシウムをしっかりと摂取する!
② 適度に運動をする!
骨をつくるのに必要な栄養素の吸収を高めます。
③ 日光を浴びる!
日光を浴びることで、カルシウムの吸収を助けるビタミンDが作られます。
これらのことは、骨を強くすることや寝たきりにならないためにも大切なことです。
日常生活ですぐにでもできることですので、今日からやってみましょう!
みなさん、骨粗鬆症はご存知でしょうか?
これは、骨がスカスカになりもろくなってしまう病気です。
実は、この骨粗鬆症が原因で寝たきりになってしまう人はとても多いんですよ。
そうならないためにも、骨を強くすることが大切です。
今回は、骨を強くする食べ物・食事のポイントを紹介していきたいと思います!
まず、骨の強度を保つ上で欠かせない成分とはなんでしょう。
そう!「カルシウム」ですね。
体内に存在するカルシウムの99%は骨に含まれています。
我々の体を流れる血液の中にもカルシウムが含まれており、その濃度はいつも一定に保たれています。
しかし、カルシウムを摂取しなかったり、摂取量が少ないと、血中のカルシウム濃度を保つため骨のカルシウムが使われ、骨がもろくなってしまいます。
そのため日ごろからカルシウムをある一定以上摂取する必要があります。
さて、みなさん!骨粗鬆症を予防するためには一日どれくらいのカルシウムをとらなければいけないか知っていますか?
なんとその量「600mg!!」←※30歳以上の男女の場合
1リットルの牛乳パック半分以上です。
結構摂取するのが大変そうですが、骨粗鬆症を防ぐためにはこの量以上のカルシウムを摂取しなければなりません。
ただし、カルシウムをただ取ればいいというわけでもないのです。
せっかくカルシウムをとっても吸収されなければ意味がありません。
骨粗鬆症を予防するためには、摂取したカルシウムが効率よく吸収されるかが大きなポイントとなるのです。
カルシウムの吸収を助けてくれる栄養素「ビタミンD、ビタミンK、マグネシウム、タンパク質」もバランスよくとることがとっても大切です。
では、カルシウムの上手な摂取方法・ポイントをご紹介しましょう。
★その一 乳製品を摂る!
カルシウム不足の原因として、乳製品の不足があげられます。牛乳を摂りましょう。「乳糖不耐症」の人は、乳糖が分解されているチーズやヨーグルトを摂ってください。
★その二 大豆製品を摂る!
豆腐屋、納豆などの大豆製品にはカルシウムが豊富に含まれています。乳製品が苦手な人は、大豆製品でカルシウムを摂取しましょう。
★その三 日光をあびる!
なんで??と思われるかもしれませんが、日光を浴びることで体内ではビタミンDが合成されます。このビタミンDは、カルシウムの吸収を高めてくれる働きがあります。食品では、魚介類、きくらげ、シイタケ、肉の肝臓、バター卵黄などからも摂取できます。カルシウムとビタミンDは一緒に摂るのがベストです。
★その四 マグネシウムを摂る!
マグネシウムが不足すると骨に影響を及ぼし、骨によくありません。また、取りすぎもよくないので、カルシウム2に対してマグネシウム1の割合で摂取するようにしましょう。
※魚介類、大豆、アーモンドなど
★その五 味付けは薄めで!
味付けが濃いと塩分の摂りすぎになりがち、せっかくカルシウムを摂取しても尿と一緒に出てしまうので注意が必要です。
★その六 お酒の飲みすぎに気をつける!
アルコールの飲みすぎは、カルシウムの吸収を悪くし、ビタミンDの働きも抑えてしまします。ビールは一日中ビン一本で!
★その七 たんぱく質を摂る!
タンパク質はカルシウムの吸収を助ける働きがありますが、摂りすぎるとカルシウムの利用を悪くします。一日3食の食事を摂り、毎食、魚・肉・卵・大豆製品を使ったおかずを一品、摂るようにしましょう。
★その八 リンには要注意!
炭酸飲料やインスタント食品、スナック菓子などに多く含まれるリンは、摂り過ぎるとカルシウムの吸収を妨げます。ほどほどにしましょう。
これらのことを意識していくことで、骨粗鬆症・寝たきりの予防をすることができます。
まずは、食事から改善していきましょう!
認知症には、病気によって起こるものがあります。
それは、脳の血管が詰まったりする脳血管障害(脳卒中)です。
この病気は動脈硬化が原因となるため、血管が硬くならないための生活が大切です。
まずは、食事。タンパク価の高い食品を取り、塩分の多い食品は控えるようにしましょう。
次に、運動。外の刺激はいい刺激となりますので、歩けるようなら一日2、3回10分程度の散歩をするようにしましょう。車椅子の方にも外出はおすすめです。
また、脳トレを行うのもいいでしょう。簡単な書き取りや数字の計算、また手や指の体操などを行うと脳にもいい刺激になります。
最後は、定期的に検診を受けることが大切です。
こういった生活の中の健康管理が認知症の予防になります。