こんにちは。マッサージ師の太田です。
最近、より一層、朝晩の冷えこみが強くなってきましたね。体調のはいかかがでしょうか?
今回はオリーブ橋小脳萎縮症の利用者様の施術内容を紹介します。
最近、肘から手指にかけての関節の拘縮が進んできています。 下肢も動かす事ができません。
お話しする事も困難なため、意思の疎通は目のまばたきのみで 合図をされます。
いつも元気よく利用者さまに挨拶するとまばたきで合図をしていただけます。
施術は仰臥位にて四肢マッサージとROM訓練をおこないます。
また、頚部に凝りや張りを訴えられることもあるので、その時は、入念におこないます。
質問の仕方や話し方を工夫して、利用者さまはまばたき でコミュニケーションを取れるように心がけています。
訪問マッサージを利用されるようになってから、
下肢屈伸運動の際に伸展させる力が出てきました。
特に右下肢が反応強いです。先生が話しかけながらゆっくりとサポートしながら施術をしてくれます。
いつも手足が冷たいらしいのですが、マッサージ後はポカポカと温かくなっていきます。と伝えてくれました。
なかなかご自分では動かすことができないのですが、少し施術をするだけで体がしっかりと反応してくれます。
「足がぽかぽかになったね」と問いかけると ウインクで答えを返してくれます。
血行不良になると、痛みがでたり、むくみがでたりするので他動的にマッサージや関節運動 が必要となります。
リハビリの重要性
脊髄小脳変性症多や系統萎縮症には、リハビリテーションが特に重要になります。
これは筋ジストロフィーのような筋肉自体を破壊する病気とは異なり、手足を動かそうとする神経に障害を及ぼす病気のため、体の機能そのものは病気になる前と変わらないからです。
なので、リハビリなどの運動で体を動かすことで、運動機能を維持することができ、寝たきりや合併症などを予防することが出来ると言われています。
また、何度もリハビリで同じ運動を繰り返していくと、障害が起こっている神経回路が活性化して、今まで動かせなかった体が動かせるようになってきたり、様々な症状が改善されることが期待できるのです。
意思疎通の難しい利用者様も安心して施術が受けられる理由とは?
利用者様が表情や声で伝えられない分、私たち施術者はマッサージ中の体の反応や顔など様子を見ながらマッサージをおこなっていきます。
些細な表情の変化も見逃さないよう細心の注意を払っています。ご家族様ともなるべくコミュニケーションをとり、マッサージ当日など利用者様のお身体の状態も把握するようにしています。
利用者様はもちろん、ご家族様も安心して利用していただけるように心がけています。
利用者様のご家族様からも 「ひまわりさんにお願いしてるから安心だわ!」とうれしい一言をいただきました。
今後も体の調子が少しでも改善されるように頑張っていきましょう。
訪問マッサージひまわりでは無料体験を行っています。
マッサージに興味はあるがよくわからない方
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