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‘方法’ タグのついている投稿

体調の変化をチェック!体温の測り方・ポイント

2011 年 8 月 22 日 月曜日

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高齢者の方の体調の変化をみる上で、日常の観察チェックが大切になります。
自宅で行えるチェックとしては、顔色や動作の他に、「体温・血圧・脈拍・呼吸」などがあります。
これらを毎日同じ時間帯に測ることで体調の変化を早く察知することができます。
今回は、体温を測りるときのポイントを紹介しますね。
★体温測定のポイント
①体温は定期的に測る。
毎日同じ時間に、定期的に体温を測るようにしましょう。
ただし、ちょっとでも体に変化がみられるようでしたら、すぐに測るようにしてください。
②高齢者の平熱の基準と変化。
若い人と比べて、高齢者の方の平熱は低くくなります。
また、朝よりも夕方の方が少し体温が高くなりますので覚えておきましょう。
朝いつもより1℃以上も高い場合は、発熱と考えてください。
③しっかりと肌に密着させる。
体温計を挟む部分の汗を拭きとり、しっかりと肌に密着させるように挟みましょう。
痩せている人の場合は、体温計の下にタオルを挟みこんで固定するといいです。
④お腹で測る。
体温をお腹で測る方法もあります。脇の下で測りにくい場合は試してみましょう。
⑤いつも同じ部位で測る。
毎日同じ部位で測ることで、日常の変化がわかります。同じ位置で測るようにしてください。
⑥測定は安定した状態のときに。
測定は食事、入浴、運動などの後は避けるようにし、状態が安定しているときに行いましょう。
毎日測定し、健康な時の数値を把握しておくことが大切です。
その数値をもとに、変化が大きい場合、上昇・下降しているときは注意が必要ですよ。

転倒予防のための照明をつけよう!

2011 年 6 月 20 日 月曜日

高齢者の方は、若いころと比べて視力が低下しています。
暗い場所から明るい場所に移動する、または明るい場所から暗い場所に移動すると目が慣れるのに時間がかかりますよね。
私たちにも経験があると思います。
目が慣れてきたといっても、お年寄りの方は、若い人よりも暗いところのものは見えにくく、段差や足元の物などがわかりにくいことがあります。
そういったものにつまずいたり、すべったりして、転倒してしまうことも少なくありません。
良く見えないというのは不安で恐いものです。
そういったことを防ぐためにも足元を照らす「照明」を設置するようにしましょう。
照明を設置する場所として、
①玄関
靴の履き・脱ぎをしやすくする、段差を見えやすくするため。
②廊下
夜間のトイレなどで移動することがある場合は特に。
③階段
つまづく危険性の高い階段では、特に照明に気を配ってください。
などは特に必要でしょう。
転倒の危険性がある場所には、高齢者の方にとって見やすい明るさの照明をつけ、安全な住まいに変えていきましょう。

知っておきたい!薬の飲ませるときの注意点

2011 年 6 月 13 日 月曜日

高齢者になると病気が重なって飲む薬も増えがちになります。
症状を抑えたりするためにも、薬を正しく飲んでもらうことが大切です。
今回は、薬を飲んでもらうときの注意点を紹介しますね!
薬の正しい飲ませ方
<介護を受ける人>
①体はできるだけ起こしてもらう
②口を湿らせてから薬を飲んでもらう
③起きた姿勢でしばらく様子を見る
④口の中に薬が残っていないかを確認する。
<介護者自身の注意点>
①薬を飲む時間を確認する
②薬の種類・一回の服用量を確認する
③飲み込みの事故を防ぐために、薬は袋(シート)からとり出して与える。
薬を服用することは必要なことですが、正しく飲まないとかえって体に害になってしまうこともあります。そうならないためにも薬を飲むときには正しい飲ませ方をしましょう!
薬を正しく飲んでもらうためのポイントはこちら☆

変形性膝関節症のリハビリ④

2011 年 4 月 25 日 月曜日

歩行動作、階段の上り下りなどに膝の痛みを感じるときはありませんか?
また、膝の曲げ伸ばしがしにくい、腫れているという症状はないでしょうか?
当てはまる方は、「変形性膝関節症」の可能性があります。
この変形性膝関節症に対しては、膝にかかる負担を減らすことが大切です。
リハビリや生活の改善をして、今ある痛みを改善していきましょう。
さて、膝の負担を軽くする方法にはいくつかあります。
例えば、「立ち上がりの動作の工夫」です。
椅子に座っている状態から立ち上がるときに、その場で立ち上がろうとすると膝にはかなりの負担がかかっています。
膝の負担を減らすには、お辞儀をしながら立ち上がるようにしましょう。
前に体重を移動させることで、お尻を浮かし立ち上がる方法になります。
この立ち上がりの方法に変えただけでも、痛みが楽になった方もみえるようです。
日常生活の中での動作を工夫して行くことが大切なんですよ!
その他の膝のリハビリ方法はこちら!
ゴムバンドを使ったリハビリ方法
寝たままできるリハビリ方法
座ってできるリハビリ方法

変形性膝関節症のリハビリ方法③

2011 年 4 月 21 日 木曜日

膝の痛みで悩んで高齢者の方は多いのではないでしょうか?
実は、その原因の多くは「変形性膝関節症」と言われているんですよ!
この変形性膝関節症に対しては、膝にかかる負担を減らすことが大切です。
リハビリや生活の改善をして、今ある痛みを改善していきましょう。
ここで、一つリハビリの方法を紹介したいと思います。
(リハビリを行う前に一度、専門のリハビリスタッフや主治医の先生と相談しましょう。)
☆リハビリの方法
①椅子やベッドに座ります。
椅子を使う場合は、後ろに転倒するのを防ぐため、背もたれのあるものを使ってください。
②片一方の脚の膝から先を伸ばし10秒止めます。
無理をしないでできる範囲で行なってください。
できたら反対側も行います。
※ 重りを足首につけることでより強度の高いリハビリになります。症状・状態に合わせて使いましょう。重りの目安は500g~2㎏です。
このリハビリによって、太もも(大腿部)を鍛えることができます。
ただし、痛みがでるようであれば、ただちに中止してくださいね。
その他の膝のリハビリ方法はこちら!
ゴムバンドを使ったリハビリ方法
寝たままできるリハビリ方法

認知症を防ぐためには?

2011 年 3 月 24 日 木曜日

認知症の大きな原因としては、お年寄りの方が孤立してしまうことです。
周囲とのコミュニケーションが取れない・行動のペースが違うなどから孤立しがちになり、外部との接触がが少なくなっていきます。
こういった認知症になりやすい生活を続けていってしまうことで認知症になりやすくなってしまうのです。。
認知症を防ぐためには、お年寄りを孤立させないことが大切になります。
例えば、
① 接する際、お年寄り扱いしず、みんなと同じ対応をする。
② なにか出来る仕事を与える
③ 家族や近所の方などとの交流を図る
などを家族の方や介護者は意識していきましょう。
また、身につけている補聴器やメガネなどが本人に合っていないものだと、周囲との会話が上手くいかないこともあるようです。
そういったことにも注意し、認知症を防いだり最低限進行を抑えていきましょう。
↓認知症の症状の対処方法はこちら↓
・もの忘れ
・徘徊
・夜間せん妄
・被害妄想
・介護拒否
・ろう便
・失禁

お年寄りの方の転倒予防

2010 年 12 月 20 日 月曜日

「お年寄り転倒予防」は、リハビリや日々の生活を営んでいく上で必ず考えなければいけないものです。
現在では、お年寄りの転倒によるダメージの大きさは広く知られるようになり、それに伴って手すりをつけたり段差をなくすなどのバリアフリーの考えや転倒予防の大切さも認識されてきています。
私たちリハビリスタッフや家族の方も、患者様が転倒しないように声をかけたりすることがあると思います。
しかし、この転倒予防の声かけや指導の仕方には注意が必要です。
あなたは、患者様に「転ばないように気をつけてね」と言葉だけで指導していませんか?
この言葉だけの指導は、返って患者様が転びやすくなってしまいます。
「?」と思われるかもしれませんが、それには理由は3つあります。
一つ目は、転ばないように注意しようと足元に目線が下がる
二つ目は、足元を見ようと上体が丸まる、前かがみになる
三つ目は、気をつけて進もうと小刻みな歩き方になる
これは、転びやすい危険な歩き方です。実際にやってみるとわかりますがとても歩きづらいです。
不思議なことに「転ばないでね」と声をかけると転びやすくなってしまうのです。
では、家族の方やリハビリスタッフはどのように声かけ・指導をすればいいのでしょうか?
それは、具体的に説明し、実演してみせることです。
「膝をしっかり上げて、大股でのっしのっし歩きましょうね」といいながら実際に実演した方が、患者様も「そうゆうふうに歩けばいいんだ」と理解しやすく、結果、転倒の危険性を大幅に下げることができます。
これは簡単なことなので、是非実践してみてください。

布団へ移動する際の介助方法

2010 年 11 月 15 日 月曜日

布団から立ち上がり移動した場合、その後、今度は布団に戻る必要があります。
麻痺が強く、筋力が低下している人は介助が必要です。
今回は、片麻痺の方を椅子から布団へ戻す介助方法を紹介します。
☆片麻痺の方を椅子から布団に戻す介助
① 椅子から立ち上がらせる
介助者は、介助を受ける人の体を支え、声をかけながら立ち上がらせます。
立ち上がった後は、本人の腰に手をあてて腰を支えることで立位を安定させます。
② 体の向きを変える
椅子の正面に立つように体の向きを変えます。
しっかりと腰を支えて行いましょう。
介助を受ける人には、座っていた椅子に手をついてもらい、体のバランスが安定するようにしてもらいます。
③ 膝をつく
介助者は、自分の体勢を低くしていきながら、介助を受ける人に健側の膝を曲げてもらいます。
その後、患側の膝を曲げますが、膝が曲がりにくい場合は、介助者が曲げる手伝いをします。
④ 腰を下ろしてもらう
両膝が布団の上についたら、介助者は座位が安定するまで腰を支えます。
この介助でのポイントは、介助を受ける人を急がせないこと。
急いで行うと危険ですので、ゆっくりと行うようにしましょう。

ベッドに寝かせる介助方法

2010 年 11 月 9 日 火曜日

麻痺が強く、筋力が低下している人は介助でベッドに寝かせます。
寝かせる介助は、上手に介助を受ける人の体を支えないと、体のバランスが崩れ、ベッドの柵などに頭を打ってしまうこともあります。
立ち上がりの時よりも、寝かせる時の方が事故が多いので慎重に行うようにしましょう。
今回は、片麻痺の方をベッドに寝かせる介助方法を紹介します。
☆片麻痺の方をベッドに寝かせる介助
① 座ってもらう位置に気をつける
まず、介助を受ける人にはベッドに座ってもらいますが、足元に近い位置に座っていると寝かせたときに頭が枕に届きません。
寝かせたとき、ちょうど枕の位置に頭がくるところに座ってもらいます。
② 肘をつかせる。
介助を受ける人の体を支えながら、本人にはベッドに肘をつかせます。
③ 体を倒していく
介助者は介助を受ける人の肩を抱いて体を支えながら、健側の肩からゆっくりと下ろしていきます。
④ 足をベッドにのせる
上半身をベッドに寝かせたら、介助を受ける人の膝の少し上あたりを持って両膝をベッドに上げます。
⑤ 体を仰向けにする
患側の肩を支えながら、ゆっくりと体を仰向けにします。
あわてず、ゆっくりと体の向きを変えながら寝かせるのがポイントです。

椅子を使った立ち上がり介助方法

2010 年 11 月 1 日 月曜日

麻痺が強く、筋力が低下している人は介助による立ち上がりになります。
今回は、片麻痺の方が布団から椅子を使って立ち上がる介助方法を紹介します。
☆片麻痺の方が布団から立ち上がる介助
布団に座った状態でいるところからの説明です。
① 腰を支える 
まず、介助を受ける人には椅子に健側の手をついてもらい、介助者は本人の腰を両手で支えます。
② 膝を立ててもらう。
介助を受ける人に膝を立ててもらい、介助者は後ろから腰を支えながら腰を浮かせます。
③ お尻を押す
腰を浮かせる際、腰が浮きやすいように介助者は後ろから膝で軽くお尻を押します。
周りに物などがあると危険ですので、普段からなにも置かないようにしましょう。

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