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‘リハビリ介護の方法’ カテゴリーのアーカイブ

体調の変化をチェック!血圧の測り方とポイント

2011 年 8 月 29 日 月曜日

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体調は人それぞれ、毎日多少違ってくるものですよね。
少しの変化にも気がつけるよう日常の観察チェックが大切になります。
自宅で行えるチェックとしては、顔色や動作の他に、「体温・血圧・脈拍・呼吸」などがあります。
これらを毎日同じ時間帯に測ることで体調の変化を早く察知することができます。
今回は、血圧の測り方とポイントを紹介しますね。
★血圧測定のポイント
自動血圧計があれば、自宅でも簡単に血圧測定ができます。
市販されていますので、一つ用意しておくとよいでしょう。
①ベルトのしめつけ具合に注意。
基本的に上腕に直接ベルトを巻きますが、腕が締め付けられる場合、
薄手の衣服ならば上から巻いてもかまいません。
②心臓の高さで測る。
腕が低すぎたり、高すぎないよう注意しましょう。
③リラックスした状態で測る。
測る前に深呼吸をするなど、気持ちを落ち着かせます。
④測定時は安定した状態のときにする。
測定は食事、入浴、運動などの後は避けるようにし、状態が安定しているときに行いましょう。
毎日測定し、健康なときの数値を把握しておくことが大切です。
その数値をもとに、変化が大きい場合、上昇・下降しているときは注意が必要ですよ。

体調の変化をチェック!体温の測り方・ポイント

2011 年 8 月 22 日 月曜日

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高齢者の方の体調の変化をみる上で、日常の観察チェックが大切になります。
自宅で行えるチェックとしては、顔色や動作の他に、「体温・血圧・脈拍・呼吸」などがあります。
これらを毎日同じ時間帯に測ることで体調の変化を早く察知することができます。
今回は、体温を測りるときのポイントを紹介しますね。
★体温測定のポイント
①体温は定期的に測る。
毎日同じ時間に、定期的に体温を測るようにしましょう。
ただし、ちょっとでも体に変化がみられるようでしたら、すぐに測るようにしてください。
②高齢者の平熱の基準と変化。
若い人と比べて、高齢者の方の平熱は低くくなります。
また、朝よりも夕方の方が少し体温が高くなりますので覚えておきましょう。
朝いつもより1℃以上も高い場合は、発熱と考えてください。
③しっかりと肌に密着させる。
体温計を挟む部分の汗を拭きとり、しっかりと肌に密着させるように挟みましょう。
痩せている人の場合は、体温計の下にタオルを挟みこんで固定するといいです。
④お腹で測る。
体温をお腹で測る方法もあります。脇の下で測りにくい場合は試してみましょう。
⑤いつも同じ部位で測る。
毎日同じ部位で測ることで、日常の変化がわかります。同じ位置で測るようにしてください。
⑥測定は安定した状態のときに。
測定は食事、入浴、運動などの後は避けるようにし、状態が安定しているときに行いましょう。
毎日測定し、健康な時の数値を把握しておくことが大切です。
その数値をもとに、変化が大きい場合、上昇・下降しているときは注意が必要ですよ。

ここに注目!?便秘のサインに気が付くポイント!

2011 年 7 月 25 日 月曜日

年をとるにつれて、食事の量が減ったり、あまり運動をしなくなる人は多くみえると思います。
また、腸などの消化器系やお腹の筋肉など体の機能低下も加齢によって起こってきますね。
これらのことから、便秘になるお年寄りの方は増えているようです。
「ただの便秘だから、放っておいても大丈夫だろう」と考えてはいませんか?
放っておくと、腸閉塞になったり、食欲減退など様々な弊害が出てきてしまいます。
家族・介護者の方は、良くお年寄りの方を観察し、便秘かどうかをチェックすることが大切です。
便秘のチェック項目
□お腹が張っている。
□食欲がない。食事の量が減る。
□普段より歩き方、姿勢が前かがみになっている。
□イライラとしている。
□吐き気がみられる。

お年寄りの方がトイレに行くことで安心してしまいがちですが、
家族の方・介護者はこういった様子をいつもよく観察するようにし、便秘のサインが無いかをみていくことが重要です。

高齢者の方が過ごしやすい住まいとは?

2011 年 7 月 4 日 月曜日

私たちにとってもは過ごしやすくても、それがお年寄りの方にとって過ごしやすいかはわかりません。
高齢者の方にとって過ごしやすい環境にしていくことが大切です。
例えば、部屋の場所を見直してみましょう。
良い部屋の位置としては、こんな場所が理想的です。
①トイレが近くにある
高齢者になるとトイレが近くなりがちです。
私たちもトイレが遠いといやですよね。
トイレが遠いと高齢者の方も不安です。
なるべく近くにトイレがある部屋がいいでしょう。
②暑さ・寒さ対策ができる
温度や湿度によって体調を崩しやすくなります。
夏はクーラーに頼りがちになりますが、できるだけ自然な風が入るようにしたり、
冬は、暖房で部屋を暖かく保ち、換気や乾燥を防ぐようにしましょう。
③家族の方と会話がしやすい
人との関わりが少なくなると、病気や症状が悪化する場合があります。
家族が集まる居間の近くにベッドを置いたりして、いつでもみんなの顔がみえるようにすることがポイントです。
自然と家族の方とのコミュニケーションをとれる場所がいいでしょう。
こういったことに注意し、高齢者の方にとって過ごしやすい環境・住まいにしていくことが大切ですよ!

知っておきたい!薬の飲ませるときの注意点

2011 年 6 月 13 日 月曜日

高齢者になると病気が重なって飲む薬も増えがちになります。
症状を抑えたりするためにも、薬を正しく飲んでもらうことが大切です。
今回は、薬を飲んでもらうときの注意点を紹介しますね!
薬の正しい飲ませ方
<介護を受ける人>
①体はできるだけ起こしてもらう
②口を湿らせてから薬を飲んでもらう
③起きた姿勢でしばらく様子を見る
④口の中に薬が残っていないかを確認する。
<介護者自身の注意点>
①薬を飲む時間を確認する
②薬の種類・一回の服用量を確認する
③飲み込みの事故を防ぐために、薬は袋(シート)からとり出して与える。
薬を服用することは必要なことですが、正しく飲まないとかえって体に害になってしまうこともあります。そうならないためにも薬を飲むときには正しい飲ませ方をしましょう!
薬を正しく飲んでもらうためのポイントはこちら☆

薬を正しく飲んでもらうには

2011 年 6 月 6 日 月曜日

お年寄りの方は、病気などが重なったりすることで、複数の薬を服用する場合が多くなることと思います。
お年寄りの方が薬を服用する際、薬の種類や飲む時間、量などを間違えてしまうことが少なくないようです。
正しい飲み方をしなければ、薬の効果も半減したり、かえって体の悪影響になる可能性もあります。
こういったことを防ぐためにも、薬を正しく飲んでもらうことが大切になります。
<薬を正しく飲むための注意点>
①家族・介護者が服用を見守る
本人が薬を管理し、飲んでもらうことが一番ですが、それが出来ない場合は、家族や介護者が代わりに行ってください。
②薬を服用する時間を守る
薬には、服用する時間が決められているものがあります。その時間を守らないと薬の効果が半減したり、胃を傷めることがありますので気をつけましょう。
③服用する量を守る
薬といっても、飲み過ぎれば体に良くありません。一回の服用量を守りましょう。飲み忘れた場合も、まとめて飲んだりしないように!
④飲みやすいように工夫をする
飲み込みが上手くできない嚥下障害などの方は、医師に相談をして薬の剤型を変えてもらったりしましょう。また、市販されている増粘剤などでとろみをつけることで薬を飲みやすくするといいですよ。
病気の治療や症状を抑えたりと体の状態を保つ上で、薬を飲むことはとても重要なことです。
正しく薬を飲むようにしましょうね。

失語症の方との接し方

2011 年 5 月 17 日 火曜日

脳卒中などの後遺症の一つに、言語障害があります。
言語障害には「構音障害」と「失語症」の2つの種類があります。
どちらも会話が不自由という点では同じですが、別のものだということを理解し、接することが大切です。
ここで、失語症の方への接し方についてのポイントや注意点を紹介しますね。
☆失語症患者様との接し方【ポイント】
① 話は短く区切り、ゆっくりとする。
② 相手には自由に話をしてもらう。
 
③ 話の途中で確認を入れる。
④ 相手が理解できていないようなら、言い回しを変える。
⑤ わかったふりをしないで、話がわからないときはそのことを伝える。
⑥ 道具を利用して説明をする。写真・コミュニケーションボードなど
⑦ 質問は、相手が「はい」か「いいえ」で答えられるように。

失語症の場合、リハビリを続けていくことで、たとえ何年かかったとしても少しずつ回復していきます。
そのためには、会話や言葉遊びなど生活の中に取り入れて接することが大切です。
失語症患者様に対する介護者や家族の方の接し方を考えていきましょう。

失語症とは?

2011 年 5 月 12 日 木曜日

脳卒中などの後遺症の一つに、言語障害があります。
言語障害には、2つの種類があります。
一つは「構音障害」、もう一つは「失語症」です。
この構音障害と失語症は、会話が不自由という点では、同じですが、状態はまったくことなります。
今回は、失語症について紹介しますね。
失語症には、4つの種類があります。
① ブローカー失語
聞いたり、読むことの障害は少ないが、話したり、書くといったことの障害が大きい。
② ウェルニッケ失語
聞いて理解する能力が低下しているが、流暢に会話をするため、失語症とわからないことも少なくない。
③ 全失語
聞く・話す・読む・書くの動作がどれも困難な状態。
④ 健忘失語
ものの名前が思い出せないといった程度の症状。失語症の中で一番障害の少ないタイプ。

手足の麻痺などの回復は、回復期間が短いですが、
失語症の場合、リハビリを続けていくことで、たとえ何年かかったとしても少しずつ回復していきます。
「少しでも早く元の状態に回復して欲しい」と願う家族の方のお気持ちはわかりますが、
そこで、せかしたり、慌てさせたりしては、かえってよくありません。
ゆっくりでも、毎日のリハビリの積み重ねがとても大切になります。

構音障害の方との接し方・注意点とは

2011 年 5 月 10 日 火曜日

言語障害は、脳梗塞の後遺症などで起こる症状の一つです。
言語障害には、「構音障害」「失語症」の2つに分けられます。
その中でも、構音障害の方への接し方は特に注意が必要になります。
なぜなら、構音障害は、言葉を上手く発声したり、発音することはできないだけで、言葉自体の意味などは十分に理解しているからです。
接し方の注意点としては、以下のものがあります。
① 話をせかせたりしない。
② いい間違いなどを指摘しない
③ 伝わったふりをしない
④ 子ども扱いをしない
⑤ 言い直しをさせない

これらは、どれも話そうとする意志を尊重しない接し方です。
ただでさえ、自分の言いたいことが伝わらないことに、ストレスを感じているにも関わらず、こういった接し方をしては、不安と緊張がさらに高まり、人との関わりを避けるようになってしまいます。
構音障害の方との接し方では、話そうとする気持ち、その人の人格を尊重した接し方がとても大切になりますよ。

構音障害者との接し方について

2011 年 5 月 5 日 木曜日

言語障害は、脳卒中などの後遺症の一つとして起こるものです。
手足が不自由になるのと同じように、会話が不自由になるのがこの障害です。
言語障害には、2つの種類があります。
① 構音障害
正しく言葉を選んで話をすることができますが、発声・発音をすることが上手くできないため、自分が伝えたいことを言葉で上手く伝えられない状態をいいます。
② 失語症
正しく言葉を選ぶことができないものをいいます。ですから、「聞く・読む・書く」といったことで理解することも難しい状態をいいます。
構音障害者の方の場合、発生や発音が上手くできないくても、発している言葉や聞こえる言葉の意味はよく理解できています。
言いたいこと・伝えたいことは、はっきりと決まっているのに、上手く伝えられないことで苛立ちや不安を感じ、ストレスから人と関わることを避けるようになったりする場合もあります。
ここで大切なのは、聞く側の接し方です。
言い間違いを指摘したり、話をせかす・焦らせるなどはしないようにしましょう。
話そうとする相手の気持ちを尊重した接し方をすることがとても重要ですよ。

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