歩行の介助 前からの介助方法①
2010 年 4 月 14 日 水曜日歩行の訓練では、介助者の肩や肘をしっかりつかんで、身体を支えながらおこないます。
今回は前方から手をつないでの歩行介助の方法を紹介します。
☆前方からの歩行の介助方法①
まず、介助者は介助を受ける人と向かい合います。
介助を受ける人に介助者の腕をつかんでもらい、介助者は介助を受ける人の肘を下から支えるようします。
※しっかり支えるために介助者は脇をしめるようにします。
介助者は、介助を受ける人の肘を支えながらイスなどから立ち上がらせます。
介助を受ける人のバランスが安定したら、患側(不自由な側・麻痺側)の足からゆっくりと前に出してもらいます。
このとき、介助者は介助を受ける人が出した足と同じ側の足を後ろに引きます。
今度は反対の足を出してもらい、同じように同側の足を後ろに引きます。
この動作を繰り返します。
歩行の時に「1・2・1・2…」と声をかけながら行うとスムーズになります。
慌てずゆっくりと行うことが大切です。