介護の負担も軽減される?!岐阜市の訪問マッサージ・リハビリ!
2014 年 12 月 18 日 木曜日こんにちは。コーディネーターの片田です。
今回は、脳梗塞後遺症とアルツハイマー型認知症による寝たきり状態の利用者様の施術に同行しました。
脳梗塞と脳出血の違い
脳梗塞、脳出血を総称して脳卒中と呼ばれることが多いです。しかし、発症の仕方や症状の出方には大きな違いがあります。
「脳梗塞」は脳の血管の一部が血栓や何らかの原因で詰まり、血流が滞り、その周辺の脳細胞や神経細胞が壊死を起こす病気です。
一方、「脳出血」は脳内の血管が破れて出血を起こし、出血が血腫(血の塊)となって脳の神経を圧迫して機能障害を引き起こしたりして脳細胞へダメージを与える病気です。
脳梗塞のリハビリの目的
脳梗塞など脳卒中全般の治療でもっとも重要なのはリハビリです。
脳梗塞などが原因で一度破壊されてしまった脳細胞や失われてしまった体の機能を復活することは難しいのです。
しかし、人間の脳は失われた体の機能を、他の部位が代行して働くことで、失われた機能をある程度補うことができるのです。
このように、失われた体の機能を再構築するのにリハビリは大きな役割を持っているのです。
マッサージにも大きな役割が!!
訪問マッサージなどで行うマッサージは単に筋肉の緊張を和らげるだけではありません。
麻痺のある部位にマッサージや関節可動域訓練などで体を動かしながら繰り返し体に刺激を送ることで、脳内に感覚を処理をするための回路を新たに作ったり、体を動かすための回路を作らせたりをすることができるのです。
施術の様子
関節の拘縮があり、特に下肢の関節拘縮が強くあります。また寝たきりの為、下肢の浮腫もあります。
仰臥位で四肢のマッサージ、関節可動域訓練をおこないます。
マッサージでは、下肢の浮腫の改善にも効果的なのです。
下肢関節可動域訓練では、利用者様のお身体に負担がかからないよう慎重にじっくりとおこなっています。
ご本人様とはお話はできませんが、ご家族様より「以前と比べて関節が動くようになって、オムツ交換がしやすくなりました。」とお喜びの声をいただきました。
ご家族様の負担も軽減できるよう、一緒に頑張っていきましょう!
私たちが全力でサポート致します!