麻痺の強い方でも安心して利用していただけます!岐阜市の訪問マッサージ・リハビリ!
2015 年 2 月 12 日 木曜日こんにちは。コーディネーターの片田です。
今回は脳出血による片麻痺の利用者様の施術に同行しました。
片麻痺のため、右肩関節の脱臼もされています。
最も多い脳梗塞の後遺症
「片麻痺」・「半身麻痺」は脳梗塞後遺症で最も多い後遺症と言われています。
体の左右どちらか片側の手足が麻痺してしまいます。
脳出血でも多く起こりますが、脳梗塞の方がより起こりやすいと言われています。
筋肉には関節を補強する役割があります。そのため、麻痺が起こると筋肉は動かなくなってしまうため、関節を補強することができず脱臼してしまうことがあるのです。
特に肩関節で多く起こります。
早い段階でのリハビリの重要性
片麻痺に対するリハビリはできるだけ早い段階でおこなう必要があります。
マッサージや関節可動域訓練など外部から体を動かすことで症状の改善や関節拘縮を防ぐことができるのです。
特に手足の関節の場合、拘縮が起こってしまうと、関節は常に曲がったままの状態になってしまい、後の体の機能の回復に大きく影響してしまいます。
そのため、早い段階でのリハビリが重要になるのです。
普段は車椅子で生活されているので、施術の際は車椅子からベッドに移す時には 細心の注意を払います。
腕にはお手製の吊りバンドをされており 脱臼した上腕を支えています。
こちらが話しかけると答えてはいただけますが、反応は薄い利用者様です。
施術の様子
脱臼の部分は避け、上腕は愛護的に軽擦法でマッサージをおこないます。
麻痺した方の下肢は、ROM訓練と屈伸運動で拘縮予防をおこないます。
麻痺側の下肢は特に浮腫が強いため、リンパも軽くほぐしながらのマッサージもおこないます。
「気持ちええ~」と時々おっしゃられ、「マッサージをしてもらうと身体が楽になります。」とお喜びの声をいただきました。
利用者様の状況や性格を踏まえながら 臨機応変に施術をすすめていくのも大切にしています。
毎日がもっと楽に過ごせるように一緒にがんばっていきましょう!
わたし達が全力でサポートいたします!
※写真はイメージです。