自分で歩くことを諦めてしまう前に!岐阜市の訪問マッサージ・リハビリ!
2015 年 3 月 7 日 土曜日こんにちは。コーディネーターの片田です。
今回は脳出血後遺症で左半身マヒが残る利用者様の施術に同行しました。
四肢のマッサージと関節可動域訓練で筋肉と関節を柔らかくほぐします。
さらに下肢の筋力抵抗運動で足の力を付けるための筋力強化訓練をおこなました。
「歩けるようになりたいから、毎日足に声をかけてるのよ」と利用者様が話して下さいました。
“頑張れ” “歩ける”など、声掛けしているそうです。
「今では10歩くらい歩けるようになったわ」とお喜びの声をいただきました。
以前はほとんど歩くことができず、ベッドの上で過ごす日が多かったようです。
「もっと歩けるように体力をつけてなきゃね」と意気込みいっぱいの利用者様。
お出かけが出来るようになるために、一緒にがんばっていきましょう!
わたし達が全力でサポートしていきます!
なぜ訓練が重要となるのか?
1、起立着席の繰り返しの訓練や歩行訓練などの下肢訓練の量を多くすることはで、歩行能力の改善が望める
2、訓練で同じ動作を繰り返しおこなうことで運動を再度学習しやすくなるから
3、単純に下肢の筋トレをおこなうのではなく、歩行訓練をおこなうことで歩行の筋収縮に近い状況でトレーニングができるため、より効果が望める
どれだけ歩くといいのか?
筋力の維持や筋肉の萎縮防止のために、ある程度の歩行量が重要であるという報告は多いです。
ある報告では、一般の中高年の方では、日常生活で1日4000歩未満しか歩いていない場合、麻痺などの運動障害がなくても筋力が低下すると言われています。
歩行をおこなうためには、筋力も重要となるため、麻痺などがある患者さんの場合でも、筋力低下を防ぐためには一日最低でも4000歩は歩いたほうが良いということになりますね。
麻痺がある場合の注意点
麻痺のある側の足は不安定で、骨折などを引き起こしやすいという特徴があります。これに加えて、麻痺のない側の足に体重をかけ過ぎて、不自然な姿勢をとりやすいのです。
立てるようになったら、まずはバランスを保つ練習を積極的にするようにしましょう。
また、歩く練習を行う前に、まっすぐに立てるか、足がではないか、手を離して立てるか、身体を回転させてバランスがとれるか、などといったことを確認しましょう。